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キャッシュレス決済のデメリットとは?課題への対策も解説

こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。

現金を使わないスムーズな決済方法として、急速に普及しているキャッシュレス決済。

便利でお得なイメージが強い一方で、「本当にキャッシュレス決済はメリットばかりなの?」と疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、キャッシュレス決済のデメリットを「店舗側」と「顧客側」の両方の視点から解説します。

キャッシュレス決済導入に伴う課題への対策も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

関連記事>>キャッシュレス決済とは?種類やメリット・デメリット〜導入方法まで解説!

【店舗側】キャッシュレス決済のデメリット

最初に、店舗側のデメリットを紹介します。

初期費用・運用コストがかかる

キャッシュレス決済の導入には、初期費用や運用コストがかかるというデメリットがあります。

初期費用には、以下の項目が含まれます。

  • 決済端末の購入
  • 設置費用
  • 必要なシステム

特に、複数の決済手段に対応する場合、それぞれに対応した端末やソフトウェアを準備する必要があり、コストがかさみやすくなります。

また、運用コストとして、決済手数料が発生する点も注意が必要です。

クレジットカードやスマートフォン決済の利用に対して、売上の一定割合が手数料として差し引かれます。

導入前に準備が必要

キャッシュレス決済をスムーズに導入するには、事前の準備が大切です。

最初に、店舗に合った決済方法や決済端末の選定が必要です。決済手段にはクレジットカード、スマートフォン決済、電子マネーなどがあり、それぞれに対応する端末やシステムを選ぶ必要があります。

また、店舗スタッフへのトレーニングも欠かせません。スタッフがスムーズに操作できるように、キャッシュレス決済の操作方法や、トラブル対応についてしっかり教育しておくことが求められます。

場合によっては、店舗のオペレーションの見直しが必要になります。変更点を事前に洗い出し、スムーズに移行できるよう計画を立てておくことも重要なポイントです。

キャッシュレスのみに絞るのは難しい

キャッシュレス決済の普及が進んでも、現金決済の需要は完全にはなくなりません。

顧客によっては現金払いを希望するケースもありますし、小額の買い物や特定のシーンでは現金が選ばれることもあります。

そのため、店舗側としてはキャッシュレス決済を導入しても、現金管理を完全に廃止することは難しいのが現状です。

ある程度は軽減されますが、キャッシュレス決済の導入後も以下のような現金を扱う業務は発生します。

  • 売上金の回収
  • 釣銭の準備
  • 現金出納帳の管理

キャッシュレスと現金の両方を扱うことになれば、二重での管理が必要になり、いかに効率化できるかが重要なポイントとなります。

会計業務がシステムに依存する

キャッシュレス決済の導入により、会計業務はシステムに大きく依存することになります。

決済端末やシステムに障害が発生した場合、決済処理ができなくなり、店舗運営に支障をきたす可能性があります。

特に、売上のピークタイムにシステム障害が発生すると、顧客への影響は大きくなります。

また、システムの不具合や誤操作によって、売上データの不整合や損失が発生するリスクも想定しておかなければなりません。

現金を受け取るまでに時間がかかる

キャッシュレス決済で得た売上は、即座に店舗の口座に入金されるわけではありません。

決済サービスを提供する事業者や、決済代行会社をつうじて入金処理されるため、現金を受け取るまでに一定の時間を要します。

入金サイクルは利用する決済サービスや代行業者によって異なりますが、「月末時めの翌月末払い」などの方法が採用されています。

入金までの期間が長い場合、店舗の資金繰りに影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。

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【顧客側】キャッシュレス決済のデメリット

ここからは、顧客側のキャッシュレス決済のデメリットを紹介します。

対応していない店舗もある

近年キャッシュレス決済の普及は着実に進んでいますが、全ての店舗で利用できるわけではありません。

特に、個人経営の小規模店舗や地方の商店などでは、キャッシュレス決済に対応していない店舗もめずらしくありません。

そのため、事前に店舗の対応状況を確認したり、現金を持ち歩いたりなどの対策が必要です。

不正利用のリスクがある

キャッシュレス決済には、不正利用のリスクも考えられます。例えば、カード情報や決済情報が漏洩すると、第三者によって不正に利用される可能性があります。

不正利用の被害に遭った場合、金銭的な損失だけでなく個人情報の漏洩にもつながりかねません。

キャッシュレス決済の不正利用のリスクを軽減するには、利用者自身がセキュリティ意識を高めることが大切です。

例えば、パスワードの適切な管理や不審なメールやWebサイトへの注意、利用明細の定期的な確認などが有効な対策となります。

端末の故障など利用できない可能性がある

キャッシュレス決済は、端末の故障やバッテリー切れ、通信障害などの理由で利用できなくなることがあります。

特に、スマートフォンを決済手段として利用する場合、端末への依存度は高くなりがちです。

万が一、決済時に端末が使用できない状況に陥ると支払いができず、お店で困ることになります。

このようなトラブルを避けるためにも、複数の決済手段を用意しておくとよいでしょう。

例えば、クレジットカードや電子マネーなど、複数の決済方法を組み合わせて利用することで、リスク分散が図れます。

キャッシュレス決済導入に伴う課題への対策

キャッシュレス決済の導入と運用には、様々な課題が伴います。しかし、適切な対策を講じることで、これらの課題を克服し、キャッシュレス決済のメリットを最大限に活用できるのです。

ここでは、キャッシュレス決済導入に伴う課題への4つの対策について解説します。」

費用対効果を検証する

キャッシュレス決済の導入を検討する際には、費用対効果を慎重に検証する必要があります。

導入初期費用や運用コストだけでなく、決済手数料や現金管理コストの削減効果なども、総合的に考慮しなければなりません。

店舗の規模・業種・顧客層・取り扱う決済方法の種類などによって、費用対効果は大きく異なります。

そのため、自店舗の状況に合わせた最適なシステム選定が重要です。

導入前にシミュレーションを行い、費用対効果を検証しておきましょう。また、導入後も定期的に効果を測定し、必要に応じて運用方法を見直すことが大切です。

セキュリティ対策を強化する

キャッシュレス決済の普及に伴い、セキュリティ対策の重要性が高まっています。

不正利用や情報漏洩のリスクを軽減するために、店舗と顧客双方が適切な対策を講じなければなりません。

店舗側には、決済端末やシステムのセキュリティ強化が求められます。

例えば、POSシステムの定期的なアップデートや、不正アクセスを検知するシステムの導入などが有効です。

また、従業員に対するセキュリティ教育を徹底し、個人情報の取り扱いに関する意識を高めることも大切です。

不正利用や情報漏洩は店舗の信頼性に大きく影響するため、万全なセキュリティ対策を実施しましょう。

災害時に備える

地震や台風などの自然災害により停電や通信障害が発生すると、決済端末やシステムが使用不能となるリスクがあります。

キャッシュレス決済に絞ることで管理が容易になり、コスト削減も可能ですが、万が一の場合に対応できなくなるかもしれません。

そのため、非常時に備えて、現金決済との併用体制を維持することも検討しましょう。

また、災害発生時の対応マニュアルを作成し、従業員に周知徹底することも欠かせません。

非常用電源の確保や、オフライン決済の導入なども検討しておくことをおすすめします。

スタッフ教育を実施する

キャッシュレス決済の導入において、スタッフ教育も課題の一つとなります。

新しい決済方法に対応できるよう、スタッフが正確に操作できるようトレーニングの実施が欠かせません。

特に、決済端末の使用方法やトラブル対応方法については、スタッフ全員が正しく理解する必要があります。

また、顧客対応の際にスムーズなサービスを提供できるよう、定期的な教育やフォローアップを行うことも効果的です。

また、顧客がスムーズに決済できるように、操作ガイドの設置や遠隔サポートの実施なども取り入れるとよいでしょう。

まとめ

キャッシュレス決済は、店舗側と顧客側の双方とってメリットの多い決済方法ですが、同時にいくつかのデメリットも存在します。

従来の現金払いとは異なり、キャッシュレス決済は新しいシステムを採用しているため、予期しないトラブルやリスクが発生する可能性もあります。

そのため、キャッシュレス決済を導入する際は、メリット・デメリットの両方を理解したうえで、導入を検討する必要があります。

キャッシュレス決済についてさらに知識を深めたい方は、概要から種類、導入方法まで詳しく解説している、以下の記事も参考にしてください。

関連記事>>キャッシュレス決済とは?種類やメリット・デメリット〜導入方法まで解説!


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