ここでは部屋を貸し出すビジネスに関する情報を、以下の目次にそって紹介します。
- 部屋を貸し出す手順
- 部屋を貸し出す際の注意点
- 部屋を貸し出す際におすすめの活用方法
自分が保有している部屋や物件を貸し出し、レンタルスペースとして活用したい人に向けた有益な情報を多くまとめました。
この記事を読めば、レンタルスペースの手順や注意点に関して理解することができますので、レンタルスペースのビジネスを始めようか悩んでいる人は是非最後までご覧ください。
目次
部屋を貸し出す手順とは?
部屋をレンタルスペースとして貸し出すには、以下の手順が必要になります。
- 税務署に書類を提出する
- 貸し出す物件を決める
- 備品や設備を備える
- レンタルスペースのポータルサイトを利用する
- 運用の詳細、告知をする
はじめてレンタルスペースを運営する人に向けて、わかりやすく解説しますので大まかな手順を把握して、レンタルスペースの運営の計画を練ってみて下さいね。
部屋を貸し出す手順①税務署に書類を提出する
まず部屋や物件を貸し出して、レンタルスペースなどでビジネスを開始するには、税務署に以下の書類を提出する必要があります。
- 個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)
- 所得税の青色申告承認申請書
なお特別な資格を取得する必要はありませんので、上記に2種類の書類を記入しインターネット上、もしくは税務署の窓口に提出するようにしましょう。
部屋を貸し出す手順②貸し出す物件を決める
賃貸物件で部屋の貸し出しを行う場合は、その賃貸契約時に転貸借が可能であるか確認する必要があります。
ただ多くの貸し物件は転貸借が禁じられているケースがほとんどです。
自己保有物件である場合は、特に制限はありませんが、周知の住宅などに迷惑をかけるようなトラブルを起こさないように工夫が必要です。
部屋を貸し出す手順③備品や設備を備える
運用するビジネス体系に合わせて備品や設備を備えます。
カフェ型で必要なものと会議室型で必要なものは大きく変わりますので、事前にどんな形でレンタルスペースを運用するか決めておくと良いでしょう。
部屋を貸し出す手順④レンタルスペースのポータルサイトを利用する
レンタルスペースの準備が整ったら、レンタルスペースのポータルサイトを利用することをおすすめします。
レンタルスペースのポータルサイトに登録すると、レンタルスペースを必要としている人とのマッチングがしやすくなったり、広告を出す費用を安く抑えることができるので、貸し出している部屋の特性や運用方法に合わせて、レンタルスペースのポータルサイトを選ぶと良いでしょう。
部屋を貸し出す手順⑤運用の詳細、告知をする
スタッフを常駐させるか否か、使用する上でのルールはどうするかなど、運用の詳細を詰めていきましょう。
またレンタルスペースでお客さんが利用する前には、きちんと清潔な状態になっているか確認を怠らないようにしましょう。
部屋を貸し出す際の注意点とは?
ここではレンタルスペースとして部屋を貸し出す際の注意点を、以下の項目にそって紹介します。
- 予約管理方法をどうするか
- 鍵の受け渡し方法
- スタッフやバイトを雇うか
- 清掃はどのようにするか
レンタルスペースを運営する上で重要なポイントにもなりますので、部屋や物件を貸し出す前に上記の注意点に対する備えができているか、事前に確認しておくことをおすすめします。
部屋を貸し出す際の注意点①予約管理方法をどうするか
予約管理方法は大きく分けて以下の2つのような形になります。
- 自社(サイト)で運用する
- レンタルスペースのポータルサイトに登録する
自社サイトで運用する場合は、事前にある程度の運営のノウハウやサイトを構築するコストがかかってしまうので注意しましょう。
はじめてレンタルスペースを運用する人にはレンタルスペースのポータルサイトに登録することをおすすめしますが、手数料が発生する場合があるなど利用するポータルサイトによって、コストの発生が異なってくるので注意しましょう。
部屋を貸し出す際の注意点②鍵の受け渡し方法
レンタルスペースをお客様に利用してもらう際の、鍵の受け渡し方を事前に決めておくことも重要なポイントになります。
一般的な受け渡し方は以下のような方法がありますので、貸し出している部屋や物件の特性に合わせて選択することをおすすめします。
- 郵便ポスト
- キーボックス
- スマートロック
部屋を貸し出す際の注意点③スタッフやバイトを雇うか
レンタルスペースにスタッフを常駐させるか否かも事前に決めておきましょう。
人件費などの固定費が大きく関わってくる要素でもありますので、費用対効果や運用の手間を加味して判断するように心がけましょう。
部屋を貸し出す際の注意点④清掃はどのようにするか
レンタルスペースとして部屋を貸し出すと、定期的に清掃が必要になります。
自身で清掃するか業者に依頼するか事前に決めておくとよいでしょう。
ただパーティースペースなど飲食も可能にするような運用方法で、レンタルスペースを貸し出す場合は、業者に依頼して清掃を行うことをおすすめします。
部屋を貸し出す際におすすめの活用方法とは?
ここでは貸し出した部屋を有効活用できる、おすすめのレンタルスペース運営の方法を以下の項目にそって紹介します。
- レンタルオフィス
- レンタルスペース(パーティー向け)
- トランクルーム
どの活用方法も令和に入ってから需要が上がってきているものですので、貸し出した部屋や物件の運用方法に悩んでいる人は是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
おすすめの活用方法①レンタルオフィス
この活用方法はビジネスデスク、椅子、電話、インターネット接続などを完備したレンタルスペースで、オフィスとして利用することを目的としています。
個人事業主で自宅以外にオフィススペースを求めている方にとって、非常に便利な場所であり、近年需要が増加してきています。
また資金が限られている新規事業者の場合、このレンタルスペースを事業の登記所として使用し、ビジネスの拠点とすることも可能です。
おすすめの活用方法②レンタルスペース(パーティー向け)
パーティー向けのレンタルスペースも、空き部屋の活用方法として定番です。
ただ運用するにあたって、テーブルや照明、モニター、オーディオ機器など様々な設備が整った場所である必要があります。
また内容の雰囲気も運用にあたって大きく影響しますので、ある程度事前に資金力が必要となる活用方法です。
おすすめの活用方法③トランクルーム
「トランクルーム」は、会社や自宅でスペースが不足している人の荷物を代わりに置けるようなレンタルスペースの活用方法になります。
お客様の荷物を長期間預かる性質上、セキュリティ対策をしっかりする必要があります。
空き部屋を上手く貸し出して、新たなビジネスに活用しよう
この記事ではレンタルスペースとして、部屋を貸し出す手順や注意点を紹介しました。
物件や部屋を保有していても有効的に活用できないと、維持費や管理費などでただただコストがかかってしまうだけのものになってしまいます。
この記事をきっかけに、持て余している部屋や物件を上手く貸し出して、有効活用してみてはいかがでしょうか。
無人決済システムってどのようなものか知りたい方へおすすめ
・無人決済のシステムに興味はあるけど工事は必要なのか?
・実際に無人決済にすることでどのようなメリットがあるのか?
・盗難とか事件にならないか心配
そのようなポイントが気になる方におすすめの無人決済システム導入改善の導入事例をまとめた資料をプレゼント中!
ぜひご覧ください