オルビス株式会社

弊社は47都道府県に直営店舗を持つブランドではありません。ただし、『店舗』というアイコニックな場所があることで、その県におけるメーカーシェアや売上につながることもデータで確認できておりました。商圏人口や設備投資額、人員採用を考えた際に、未進出県や撤退してしまったエリアに有人店舗で進出していくよりも、損益分岐点が低い店舗を出してブランド認知につながることが導入のきっかけの一つになっています。撤退してしまった県などでは、『オルビスの商品を購入することができる場所はないのか』というお声もいただくこともありますので、お客様の声にお応えしたく出店したいと考えていました。 先ほどお話しした、販売員の減少も理由の一つになります。販売員がいないことがボトルネックとなり新たな商業施設への出店ができないなども発生しているため、その解消が目的の一つにもなっています。

セルフの弱みでもあるプロモーションについては、TTG様と一緒に検討していければと考えております。コンビニなどに陳列されている食品などと異なり、棚の前に立たれたお客様が『この化粧品は私に何をしてくれるものかしら』をＭＤ・ＶＭＤで表現することが重要になってくるかと思います。また、弊社にとっての新規のお客様にどう興味を持っていただくかも検討していくポイントと思っています。 TTG様とも連動しながら買い回りなどのデータを活用して、商品展開などに活かしていきたいと考えています。