こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
24時間営業のコンビニは、今や私たちの生活に欠かせない存在となっています。
深夜や早朝でも買い物ができる便利さや、急なトラブル時に頼れる点は、現代社会において重要な役割を担っているといっても過言ではありません。
しかしその一方で、運営コストの増加や従業員の負担、防犯対策の必要性など、解決すべき課題もあります。
この記事では、24時間営業コンビニのメリットと課題に加え、効率的な店舗運営を実現するためのDX化の取り組みについて解説します。
課題解決に役立つシステムも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
24時間営業コンビニのメリット
まずは、24時間営業コンビニのメリットをみていきましょう。
利便性が高まる
24時間営業のコンビニは、時間帯を気にせずいつでも買い物ができるため、消費者にとっては非常に便利です。
とくに、深夜や早朝といった通常の小売店の営業時間外でも買い物ができる点は、24時間営業コンビニの最大のメリットといえるでしょう。
忙しいビジネスマンや夜勤の方、急な用事ができた方にとって「いつでも利用できる」ことは大きな安心感につながります。
閉店時の機会損失を防げる
閉店時の機会損失が防げる点も、24時間営業コンビニのメリットです。
営業時間を設定している店舗では、深夜や早朝に訪れる利用者のニーズを取りこぼしてしまうことがあります。
しかし、「帰宅が遅く手軽に食べられるものを買いたい」「夜勤明けに日用品を購入したい」「急なトラブルで必要なものを買いたい」など、日中以外にも一定の需要は存在します。
24時間営業のコンビニはすべての時間帯で営業しているため、機会損失を最小限に抑えられます。
雇用の幅を広げられる
24時間営業のコンビニには、雇用の幅を広げられるというメリットもあります。
通常の営業時間に加え深夜や早朝にも営業することで、さまざまな時間帯に働ける人材を募集しやすくなります。
とくに、働く時間が限られている人や、特定のライフスタイルに合わせて働きたい人に対して、柔軟な雇用の機会を提供できます。
たとえば、学生や主婦(主夫)は日中の都合に合わせて早朝や深夜に働けるシフトを選べます。
また、ダブルワークを希望する人や夜間に働くことを希望する人にとっても、24時間営業は魅力的な選択肢となるでしょう。
緊急時や非常時に対応できる
災害や緊急時、24時間営業のコンビニは地域のライフラインとして非常に重要な役割を担います。
近年では、自治体と協定を結び「災害時帰宅支援ステーション」として、災害時に自宅に帰れない帰宅困難者に対し、水道水やトイレ、道路情報の提供を実施するコンビニも増えています。
このような取り組みをおこなうコンビニは、地域の信頼を築くと同時に、緊急時の頼れる存在としての役割も担っています。
いつでもATMや料金の支払い、宅配サービスを利用できる
24時間営業のコンビニでは、ATMの利用や公共料金の支払い、宅配便の受付・受け取りなど、生活に欠かせないサービスを時間帯問わず利用できます。
忙しい日常を送る現代人にとって、必要なサービスをいつでも利用できることは非常に便利で、リピーターを増やす要素の一つとなります。
TOUCH TO GO の 無人決済店舗システムは、カメラで人物をトラッキングし、どの棚のどの商品が何個お客様の手に取られたかをセンサーで感知します。
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24時間営業コンビニの課題
メリットの多い24時間営業コンビニですが、課題となる部分も存在します。
ここでは、24時間営業コンビニの課題について解説します。
運営コストが増加する
コンビニを24時間営業にすることで営業時間が長くなり、光熱費や人件費などの固定費が増加します。
とくに深夜帯は来店客が少ないため、売上が伸び悩む店舗では、利益を圧迫する要因になりかねません。
また、夜間の安全管理を強化する防犯対策や、設備投資が必要になることも、運営コスト増加の原因となります。
このような費用をどのように抑え、効率よく店舗を運営していくかは24時間営業コンビニの重要な課題の一つです。
深夜帯に働く従業員の健康面のリスク
深夜帯に働く従業員は生活リズムが不規則になりやすく、睡眠不足や体調不良のリスクが高まります。
とくに長時間労働や連続した勤務シフトが続くと、健康状態が悪化する可能性があります。
従業員の健康面を守るためには、適切な休憩時間の確保やシフト管理の徹底、健康診断の実施など、労働環境の改善が不可欠です。
近隣住民とのトラブル発生のリスク
コンビニを24時間営業にすると、深夜の来店客による話し声や騒音、駐車場での迷惑行為が近隣住民の生活環境に影響を与えることがあります。
このような問題が繰り返されると住民との関係が悪化し、苦情やクレームにつながるケースも考えられます。
近隣住民とのトラブルを防ぐには、店舗周辺の巡回や来店客への注意を徹底し、地域住民とのコミュニケーションを通じた信頼関係の構築が大切です。
防犯対策が不十分な場合のリスク
深夜帯は人通りが少なくなることから、不審者の侵入や盗難、強盗などの犯罪発生リスクが高まります。
とくに少人数の従業員でシフトを組んでいる場合、防犯対策が不十分になりやすい傾向があります。
深夜帯の防犯上の課題に対応するには、「防犯カメラの設置台数を増やす」「緊急時の通報システムの導入」などの工夫が必要です。
さらに、従業員への防犯教育を徹底し、不審な行動を早期に察知する意識を高めることも重要です。
店舗内の情報共有が均一化されていない
24時間営業のコンビニでは、シフトごとに従業員が入れ替わるため、店舗内の情報共有が行き届かないことがあります。
とくに深夜帯の従業員は日中の従業員と直接顔を合わせる機会が少なく、引き継ぎが不十分になりやすい傾向があります。
情報共有が不十分な場合、品出しの遅れやサービス対応の質の低下を招く恐れがあるため、注意が必要です。
店舗内の情報共有の課題解決には、連絡ツールの導入やマニュアルの徹底、定期的なミーティングを実施するなど、仕組みの整備が有効です。
24時間営業コンビニの防犯対策
ここからは、24時間営業コンビニに欠かせない防犯対策について紹介します。
夜間営業で重要な防犯システムの導入
夜間も営業する24時間営業コンビニエンスストアでは、防犯対策が欠かせません。
防犯カメラは店内だけでなく、店舗周辺の状況も監視できるよう複数台設置しましょう。また、侵入者を感知するセンサーや、緊急時に警察へ通報できる非常ボタンの導入も効果的です。
さらに、近年ではAI技術を活用した「顔認証システム」搭載の防犯カメラも登場しており、より高度な防犯対策が可能です。
店舗スタッフへの防犯教育の必要性
防犯システムを導入するだけでなく、従業員への防犯教育も重要です。
防犯意識が低い状態では、万引きや強盗、不審行動などの緊急時に適切な判断ができず、被害が拡大する恐れがあります。
そのため、定期的な防犯訓練の実施や、防犯マニュアルを作成するなど、従業員の防犯意識の向上に努めましょう。
全従業員が防犯知識と対応スキルを身につけることで、被害のリスクを最小限に抑えると同時に、利用者に安心感を与える店舗となります。
24時間営業コンビニの課題を解決するDX化とは
防犯面以外にもいくつか課題を抱える24時間営業のコンビニですが、DX化で解決できる部分もあります。
ここからは、24時間営業コンビニの課題を解決するDX化について詳しく紹介します。
セルフレジを導入する
セルフレジの導入は「人件費の削減」や「レジ待ち時間の短縮」につながるため、24時間営業のコンビニエンスストアにとって有効なDX化の一つです。
セルフレジには、利用者自身が商品のバーコードを読み取って精算する「フルセルフレジ」と、従業員が商品登録をおこなう「セミセルフレジ」の2種類あります。
このうちコンビニに導入されているのが「セミセルフレジ」ですが、どちらのタイプも従業員の負担軽減につながります。
たとえば、一台で券売機・セルフ後会計レジ・セミセルフ/セルフレジの3役を担う『TTG-MONSTAR』は、人件費最大50%カットを実現します。
また、リモートでの店舗管理が可能で、レジ締めが不要になることや、レシートの交換タイミングを教えてくれるなど、店舗運営を効率化する機能が豊富に備わっています。
以下のリンクから、TTG-MONSTARの詳細をご確認いただけます。
製品詳細>>TTG-MONSTAR
無人決済システムを導入して無人店舗にする
無人決済システムを導入して店舗を完全無人化すれば、人件費を大幅に削減でき、24時間営業のコスト問題を解決する手段となります。
一般的な無人決済システムでは、利用者はスマホアプリやICカードなどを使って入店し、購入したい商品を持って決済エリアに立つと、自動的に決済が完了します。
また、AIカメラやセンサーなどを使って利用者の行動を監視し、万引きなどの不正行為を防止できることから、防犯面も安心です。
なお、無人決済システム『TOUCH TO GO』であれば、スマホアプリのインストールや会員登録などは不要で「誰でも・いつでも」利用可能です。
利用者が商品を手に取りレジゲートを通過すると、タッチパネルに商品と合計金額が表示され、内容を確認して支払うだけで精算が完了します。
忙しい日中から深夜まで、どの時間帯でも無人で運営できるのが『TOUCH TO GO』の大きなメリットです。
TOUCH TO GOについて詳しく知りたい方は、ぜひ以下のリンクからご確認ください。
製品詳細>>TOUCH TO GO
データを活用して店舗運営を最適化する
POSデータや利用者データを活用・分析すれば、商品の品揃えや在庫管理だけでなく、「24時間営業が本当に必要かどうか」の判断も可能です。
たとえば、深夜帯の売上が少ない店舗では、営業時間を短縮したり無人営業に切り替えたりすることで、無駄なコストを効率的に削減できます。
単に「24時間営業にすれば売上が上がる」と考えるのではなく、リアルなデータをもとに状況に応じた最適な運営方法を選ぶことが大切です。
まとめ
24時間営業のコンビニは利便性が高い一方で、運営コストや防犯対策などの課題も抱えています。
しかし、DX化を進めることで課題解決につながり、より効率的に店舗を運営できます。
今回紹介したセルフレジ『TTG-MONSTAR』や、無人決済システム『TOUCH TO GO』などのシステム導入により、人件費の削減や業務効率の向上が期待できます。
24時間営業コンビニの売上を最大化したい方は、ぜひDX化への取り組みを検討してみてください。
TOUCH TO GO の 無人決済店舗システムは、カメラで人物をトラッキングし、どの棚のどの商品が何個お客様の手に取られたかをセンサーで感知します。
店舗の省人化・人件費削減をご検討中の方は、以下のリンクよりプロダクト概要資料をご確認ください。
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