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こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
せっかくクーポンを出しても、「クーポン目当ての一見客しか来ない」と感じている店舗オーナーの方は多いのではないでしょうか。
クーポンは正しく設計すれば、新規集客からリピーター育成、客単価アップまで幅広く活用できる販促ツールです。しかし、ただ割引を提供するだけでは、利益を削るだけで終わってしまうリスクもあります。
この記事では、クーポンの種類や選び方、配布方法、注意点について詳しく解説します。
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監修者プロフィール

2019年に株式会社TOUCH TO GOを設立。無人決済店舗システムを提供し、次世代型小売の拡大に取り組んでいる。
目次
クーポンが集客に効果的な理由
クーポンは顧客にとってお得なだけでなく、店舗側にとってもさまざまな集客課題に対応できる販促手法です。最初に、なぜクーポンが集客に効果的なのか、具体的な理由をみていきましょう。
新規顧客の獲得ハードルを下げられる
はじめて訪れる店舗に対して、「価格が高そう」「雰囲気がわからない」「自分に合うかどうかわからない」などの不安から、来店をためらう人は少なくありません。
このような心理的なハードルを下げる方法の一つがクーポンです。初回割引や特典があると「まずは試してみよう」と感じやすくなります。特に競合店舗が多いエリアでは、クーポンの有無が来店先を選ぶ決め手になることも多く、新規客にとっての最初の一歩を後押しできます。
閑散期や特定時間帯の来店を促せる
店舗運営では、曜日や時間帯によって来店数に大きな差が出ることがあります。特に平日昼間や雨の日などは来店客が少なくなりやすく、売上が伸びにくい時間帯です。
こうしたタイミングに合わせてクーポンを配布することで、来店を促すきっかけをつくれます。来店のタイミングをある程度コントロールできるため、客数のばらつきを抑えながら、売上の安定につなげやすくなる点もメリットです。
休眠顧客へ再アプローチするきっかけになる
一度来店した顧客でも、その後しばらく利用がないケースは少なくありません。こうした休眠顧客は、きっかけがないだけで再来店する可能性を持つ重要な顧客層です。
クーポンは、休眠顧客に店舗の存在を思い出してもらう有効な手段です。新規顧客を獲得するよりも、既存顧客の再来店を促すほうがコストを抑えられる場合も多いため、クーポンの発行により接点をつくることで、顧客との関係を継続しやすくなります。

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クーポンの種類と活用例
クーポンにはさまざまな種類があり、目的に応じて使い分けることで効果を高められます。ここでは、店舗運営でよく活用されている代表的なクーポンの種類と、その活用例を紹介します。
店舗運営でよく活用されるクーポンの種類と活用例を、以下の表にまとめました。
| 目的 | クーポンの種類 | 活用例 |
| 新規顧客の獲得 | 初回限定割引 |
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| リピーターの獲得 | リピーター割引クーポン |
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| 客単価アップ | セット割引クーポン |
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| 稼働率向上 | 雨の日・時間帯限定クーポン |
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| 特別感の演出 | 誕生日クーポン |
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| 紹介促進 | お友達紹介特典クーポン | 「紹介した方・された方どちらも500円オフ」など |
初回限定割引クーポン
初回限定割引は、新規顧客の来店ハードルを下げるためのクーポンです。はじめて利用する人に向けて、「初回限定〇%オフ」や「初回500円割引」などの特典を用意することで、気軽に試してもらいやすくなります。
初回限定クーポンは、まず店舗を知ってもらうための入口として有効です。実際のサービスや商品を体験してもらうことで、継続利用につながるきっかけをつくれます。
リピーター割引クーポン
リピーター割引クーポンは、再来店を促すための施策です。初回来店後にクーポンを配布することで、店舗を再利用する動機づけにつながります。
たとえば「次回使える10%オフクーポン」や「2回目来店でドリンク無料」などの特典が挙げられます。
とくに、来店直後に配布すると、再来店のタイミングを意識してもらいやすくなるでしょう。継続的な利用につなげることで、安定した売上の確保にも役立ちます。
セット割引クーポン
セット割引クーポンは、客単価を高めたいときに有効な方法です。単品商品ではなく、複数の商品やサービスをまとめて利用してもらうことで、1回の利用額を増やしやすくなります。
たとえば「メインメニュー+ドリンクで100円引き」や「2点以上購入で10%オフ」などの内容が一般的です。顧客にとってもお得感があるため、追加注文を後押しする効果が期待できます。
雨の日・時間帯限定クーポン
来店客が少ないタイミングに合わせて配布するのが、雨の日や時間帯限定のクーポンです。特定の条件を設けることで、来店のタイミングを分散させることができます。
たとえば「雨の日限定10%オフ」や「平日15時〜17時限定クーポン」などが代表的です。閑散時間帯の利用を促すことで、店舗の稼働率を高めやすくなります。
誕生日クーポン
誕生日クーポンは、顧客に特別感を提供できる施策です。誕生日という個人的なイベントに合わせた特典は、顧客満足度を高めるきっかけになります。
「誕生日月は20%オフ」や「バースデーデザートプレゼント」などの特典を用意することで、来店の動機づけにもなります。顧客との関係性を深めたいときに有効なクーポンといえるでしょう。
お友達紹介特典クーポン
お友達紹介クーポンは、既存顧客から新規顧客を紹介してもらうための施策です。紹介した人と紹介された人の両方に特典を用意することで、利用されやすくなります。
たとえば「紹介した方・された方どちらも500円オフ」といった仕組みが一般的です。顧客の口コミをきっかけに新規顧客を増やせるため、効率的な集客施策として活用されています。
【最新】ターゲットに届くクーポンの配布方法7つ
クーポンの配布方法には、SNSや検索サービスなどのデジタル施策と、チラシやフリーペーパーなどのアナログ施策があります。それぞれの特徴を理解し、ターゲットに合った方法を選ぶことが大切です。
以下の表に、店舗集客で活用されている主な配布方法と特徴、活用例をまとめました。
| 配布方法 | 特徴 | 活用例 |
| LINE公式アカウント | 友だち登録したユーザーに直接クーポンを配布できる |
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| Instagram・X(旧Twitter) | 拡散力が高く、新規顧客への認知拡大に向いている |
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| Googleビジネスプロフィール | 検索結果やGoogleマップから店舗情報と一緒に訴求できる |
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| 自社サイト・ブログ | 検索流入ユーザーに直接訴求できる |
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| フリーペーパー・タウン情報誌 | 地域住民に向けて情報を届けられる |
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| チラシ配布 | 店舗周辺の住民へ直接アプローチできる |
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| 店内配布・ショップカード | 利用客の再来店を促せる |
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LINE公式アカウントによるクーポン配布
LINE公式アカウントは、店舗と顧客が直接つながれる代表的なツールです。友だち登録したユーザーに対してクーポンを配布できるため、リピーター獲得にも活用されています。
たとえば、友だち追加時の「あいさつメッセージ」で初回限定クーポンを自動配布すれば、来店のきっかけをつくりやすくなります。また、トーク画面下部の「リッチメニュー」にクーポンを常設しておくことで、来店を検討しているタイミングで利用してもらいやすくなるでしょう。
InstagramやX(旧Twitter)での広告・キャンペーンの実施
SNSは拡散力が高く、新規顧客への認知拡大に適したチャネルです。キャンペーン形式でクーポンを配布することで、多くのユーザーに店舗を知ってもらうきっかけになります。
たとえば、指定のハッシュタグ投稿やリポストを条件に、DMでデジタルクーポンやギフトを送付する方法があります。また、Instagramのストーリーズで限定クーポンを配布すれば、フォロワーとの接点を増やしながらエンゲージメントを高めることも可能です。
※XではAPIポリシー変更により自動DM送信の利用に制限があり、有料APIプランや外部ツールが必要になる場合があります。自動でクーポンを配布する場合、運用方法を事前に確認しておきましょう。
関連記事>>店舗集客にSNSを活かす方法|SNS選びから運用の基本まで徹底解説
Googleビジネスプロフィールの掲載
Googleビジネスプロフィールは、検索結果やGoogleマップに店舗情報を表示できる無料の集客ツールです。店舗を探しているユーザーに対して、クーポンやキャンペーン情報を掲載できます。
検索ユーザーは来店意欲が高いため、「期間限定クーポン」や「来店特典」などを掲載しておくと、来店の後押しにつながります。
自社サイトやブログへの設置
自社サイトやブログにクーポンを設置する方法も有効です。検索結果から訪れたユーザーは情報収集の段階にあるため、クーポンを提示することで来店のきっかけをつくれます。
特に、検索キーワードに合わせた限定クーポンを用意すると効果的です。記事を読んだユーザーに対して「Web限定クーポン」などを提示すれば、成約率(CVR)の向上も期待できます。
フリーペーパー・タウン情報誌
地域密着型の店舗では、フリーペーパーやタウン情報誌にクーポンを掲載する方法も活用されています。特定エリアの住民に向けて情報を届けられるため、地元客の集客につながりやすいのが大きな特徴です。
誌面に店舗情報とあわせて掲載することで、読者がそのままクーポンを切り取って利用できる手軽さもメリットの一つです。また、地域イベントや季節のキャンペーンと組み合わせて活用されることも多くあります。
チラシの配布
チラシは、店舗周辺の住民に直接アプローチできる方法です。ポスティングや街頭配布などを通じて、近隣エリアの潜在顧客にクーポンを届けられます。
たとえば「チラシ持参で10%オフ」などの特典を付けることで、来店のきっかけをつくれます。新規オープンやキャンペーンの告知と組み合わせて活用されることも多い手法です。
関連記事>>チラシ集客を成功させる完全ガイド|作り方から配布方法・効果測定まで解説
店内配布・ショップカードへのQRコード掲載
会計時にクーポンの手渡しや、レジ横に設置したショップカードに次回利用できるクーポンを掲載し、配布する方法もあります。
最近では、ショップカードにQRコードを掲載し、LINE公式アカウントやクーポンページへ誘導する店舗も増えています。紙とデジタルを組み合わせることで、継続的な来店につなげやすくなります。
クーポンで集客する際の注意点
クーポンでの施策は、活用方法を誤ると利益の減少やブランドイメージの低下につながる可能性もあります。ここでは、クーポン施策を行う際に押さえておきたい注意点を3つ解説します。
安売りイメージを避ける
クーポンを頻繁に配布すると、「いつも割引している店」という印象を持たれてしまうことがあります。結果として、通常価格での利用を避けられるようになる可能性もあるため注意が必要です。
このような状況を防ぐためには、限定感を演出することが大切です。いつでも使えるクーポンを発行するのではなく、以下のように利用条件を設けることで特別感を保ちながら集客につなげられます。
- 期間限定
- 平日限定
- 初回限定
クーポンはあくまで来店のきっかけとして活用し、通常価格でのリピートにつなげる設計を意識することが大切です。
利益を圧迫しない割引率を設定する
クーポンの割引率を高く設定しすぎると、来店数が増えても利益が残らない可能性があります。そのため、割引率は店舗の利益構造を踏まえて決めることが重要です。
具体的には、商品の原価や限界利益を確認したうえで、無理のない割引率を設定します。たとえば、客単価が上がるセットメニューと組み合わせるなど、売上全体で利益を確保できる設計にすると効果的です。
割引率を決める際は、クーポン利用時でも利益が出るかどうかを事前にシミュレーションしておくと安心です。
チェリーピッカーを防ぐ
クーポンを集客施策として活用すると、割引があるときだけ利用する「チェリーピッカー」と呼ばれる顧客が増える可能性があります。対策として有効なのが、継続利用を促す仕組みを取り入れることです。
たとえば「次回使えるクーポン」や「来店回数に応じた特典」などを用意することで、再来店につなげやすくなります。クーポンを単発の割引で終わらせるのではなく、長期的な顧客関係を築くための施策として設計することが重要です。
成功しやすいクーポンの特徴
成功しているクーポンには、以下の4つの共通点があります。
- 目的が明確になっている
- 利益を確保できる設計になっている
- 適切なタイミングで配布されている
- 効果検証を実施している
まず、「何のために配布するのか」という目的を明確にすることで、クーポンの内容や配布先がブレにくくなります。目的が定まれば、利益を維持できる割引率や特典内容も設定しやすくなります。
配布のタイミングも成果を左右する重要な要素です。閑散期や新規獲得を強化したい時期など、店舗の状況に合わせて配布することで効果が高まります。
そして配布後は利用状況や売上の変化を確認し、施策を見直していくことで継続的な改善につなげられます。
クーポン集客を利益につなげる3ステップ
ここからは、クーポンで集客するための具体的な手順を紹介します。店舗の利益につなげるためにも、適切にクーポンを活用しましょう。
①ターゲットと目的に合った種類・配布方法を選ぶ
クーポンを効果的に活用するためには、まず「誰に向けた施策なのか」と「何を目的としているのか」を整理することが大切です。具体的には、以下のようなターゲットに応じて適したクーポンの内容や配布方法は異なります。
- 新規顧客の獲得なのか?
- 既存顧客の再来店を促したいのか?
- 閑散期の来店数を増やしたいのか?
例えば、新規顧客を増やしたい場合は、SNSやチラシなど幅広い層に届く媒体を活用する方法が有効です。一方、既存顧客に向けて再来店を促す場合は、メールやLINEなど個別に届けられる方法が適しています。
このようにターゲットと目的を明確にしたうえで施策を検討すると、方向性が定まりやすくなります。
②有効期限と利用条件を適切に設定する
クーポンを利用してもらうためには、有効期限や利用条件の設定も重要なポイントです。期限が長すぎると利用が後回しになりやすく、短すぎると使うタイミングが合わずに終わってしまうことがあります。
そこで、来店を促したい時期や曜日に合わせて期限を設定することで、利用されやすいクーポンになります。例えば、平日の来店を増やしたい場合には「平日限定」、特定の期間に来店を促したい場合には「期間限定」といった形で条件を設ける方法があります。
また、「〇円以上の利用で適用」といった条件を設定すれば客単価の向上につながりやすく、「次回利用可能」のクーポンであれば再来店のきっかけづくりにも役立ちます。
③効果測定で費用対効果を算出し改善を繰り返す
クーポン施策を継続的に活用していくためには、配布後の効果を確認することが欠かせません。利用率や売上の変化、来店数などを確認することで、施策がどの程度成果につながっているのかを把握できます。
例えば、クーポンごとにコードや条件を分けておくと、どの媒体や内容が利用されやすいのかの比較が可能になります。その結果をもとに調整していくことで効果を把握しやすくなり、継続的な集客施策として活用できるようになります。
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まとめ
クーポンは、多くの店舗で取り入れられている販促手法ですが、効果は設計次第で大きく変わります。割引を提供すること自体が目的になってしまうと、来店は増えても利益につながりにくくなるため注意が必要です。
また、クーポンは単発の施策として終わらせるのではなく、継続的な集客の仕組みとして活用することも大切です。再来店につながる特典を用意したり、利用状況を確認しながら改善したりすることで、顧客との関係性を長く築いていくことができます。
店舗の目的や顧客層に合わせてクーポンの活用方法を工夫し、継続的な集客につなげていきましょう。
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