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券売機で進化する飲食店ビジネス

2024.07.25

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はじめに

 

物価が上がり続ける今の日本で、飲食業界は経営努力を重ねて日々進化しています。経営者は常日頃から、効率化と顧客満足度のさらなる向上が求められています。特に、注文や会計業務の効率化は直接的に労力削減につながるため、業績向上に向けた大きな要因となり得ます。その解決策の1つとして、券売機の設置が今スポットライトを浴びています。本記事では、進化を続ける券売機のメリットや、選ぶ際のポイントについてご紹介いたします。

 

券売機の設置が向いているのはどんな業態?

 

券売機が最も効果を発揮するのは、ラーメン屋や牛丼屋などのファストフード型の飲食店です。こういう業態では、客の滞在時間が短く、多くの人に迅速に対応して回転数を上げることが求められるため、券売機は非常に大きな効果を発揮します。券売機を設置することにより、注文から会計までのプロセスをスピーディにでき、テーブル回転率を上げることが可能となります。特に小規模な飲食店は、少ない人数で経営しています。券売機を導入すると客自身が注文と会計を行うため、人員を配置する必要がなくなり、人件費の節約だけでなくスタッフの労働負担を軽減し、サービスの品質向上に集中することが可能となります。こうしたプロセスの簡素化や人員配置の課題に、券売機は大きなメリットをもたらしてくれます。

 

券売機の設置に向いてない業態

 

券売機はメリットが非常に多いですが、逆に券売機の設置に適していない業種もあります。例えば、回転率が低くて、レジ対応に割かれる時間が多くない飲食店では、券売機は店舗の雰囲気を損ねてしまいます。券売機を設置するということは、回転率アップが目的となるので、食事をするだけの場所という印象を与えてしまうからです。お客さんとの接客を重要視している業種に適さないのは、直接スタッフがお客さんに対応することで、よりパーソナライズされた満足度の高いサービスを提供することが求められている業態だからです。券売機を導入する際は、各店舗の特性やニーズを十分に考慮したうえで、業務効率化を図るツールとして導入しましょう。

 

飲食店が券売機を導入するメリット

 

近年、スーパーやコンビニが無人レジやセルフレジを導入していますが、券売機も、無人レジ、セルフレジの一種だと言えます。飲食業界など人手不足が深刻な業態を中心に、券売機方式を採用している店舗が増加しています。具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

・接客業務を減らせる

券売機の利用に伴い、接客業務に必要なスタッフ数の大幅な削減ができる点が大きなメリットです。人件費の削減につながるだけでなく、スタッフが厨房の仕事に集中できるため、効率性の向上が期待できます。飲食店は、人員不足に悩んでいる経営者も多いです。券売機の導入を行えば、お客さんが自分で注文と会計を行うため、スタッフの負担が減り、これらの課題の解決が期待できます。

 

・注文ミスを防げる

券売機の導入で、注文ミスの発生を大幅に抑えられる点もメリットの1つです。券売機では、お客さんが直接自分の注文を行うため、スタッフが注文を間違えてしまうことを避けることができます。スタッフがオーダーを取る場合、端末の操作に不慣れであったり、伝票を書き間違えたり、オーダーを聞き間違えたりと注文を取る際のミスは100%防げるものではありません。特にランチタイムや忙しい日などは、混雑からミスも発生しやすくなるでしょう。こうした注文ミスが起こると、お客さんに迷惑がかかり、お店のイメージを悪くしてしまい、食品のロスも発生します。券売機であれば、注文スタッフが注文を取り間違えるといったことは起こりませんし、会計時に釣銭や預り金を間違えるということもありません。また、注文によるトラブルという観点では、注文と支払いを同時に行うことで、食い逃げの防止にもつながります。さらに悪意を持った従業員による現金の着服防止効果も見逃せません。内部の犯行で現金が紛失してしまったり、盗難に遭ってしまったりという事件は意外と多いものです。セキュリティの観点でも、現金を扱わない券売機は効果があるのです。

 

・衛生面のリスクを軽減できる

券売機の導入は、衛生面のリスクを軽減する効果もあります。スタッフとお客さんとの直接的なコミュニケーションを減らすことができ、感染症のリスクを低減する効果もあるでしょう。お客さんが自分で注文と支払いを行うことで、スタッフが現金を直接扱わなくて済むようになります。これまで、スタッフが現金に触れる場合は、毎回消毒をする必要がありましたが、券売機の導入によってこれらの手間を省くことができ、スタッフはほかの業務に集中することが出来るようになります。このように、券売機は衛生面を改善させて飲食店の業務プロセスをスムーズにし、顧客満足度の向上にもつながるのです。

 

・訪日外国人にも対応出来る

コロナパンデミックの終了と共に、訪日外国人観光客がどんどん増えています。券売機と言うとボタン式で食券を発行するだけの機械というイメージがありますが、最近の券売機は多言語対応で外国人客にも対応できて、外国語の音声ガイダンス機能を搭載しているものもあります。これまで飲食店側では英語が出来るスタッフを採用したりして、外国人客に対応してきましたが、こうした苦労も必要なくなります。インバウンドが年々伸びていく中、こうした新機能は店舗にとっては大変強力な武器となっています。

 

券売機を選ぶときのチェックポイント

 

具体的に券売機を選ぶ際には、どのような点に気をつければよいのでしょうか。ここでは、特に着目しておきたいポイントをご紹介いたします。

 

・対応可能なお札の種類

券売機を選ぶ際に、まず確認したいのが対応可能なお札の種類です。全札対応の券売機では、5,000円札や1万円札といった大きなお金でも利用ができます。これは、高いメニューや商品を提供する店舗や、グループでの飲食を想定する場合に欲しい機能です。一方で、紙幣は1,000円札のみに限定した券売機もあります。これは、主に販売価格が低めで少額紙幣を主に使うお客さんが多い店舗に適した券売機です。

 

・ボタン式かタッチパネル式か

券売機の操作面では、ボタン式とタッチパネル式が選択できます。ボタン式は導入コストが安く、物理ボタンでわかりやすいという特徴があります。タッチパネル式は表示メニューの切り替えが簡単で、多言語対応などの機能が豊富で、外国人観光客の多い地域に向いています。最近では、ボタン式券売機であってもキャッシュレス決済に対応した機種も販売されています。また、券売機にキャッシュレス決済を読み取る機器が埋め込まれているタイプやオプションで後付けできるタイプもあります。導入コストはボタン式に比べて高くなるため、どちらがより導入店舗に適しているのか考えましょう。

 

・キャッシュレス対応しているか

最近は、キャッシュレス決済を利用する消費者が増えてきました。クレジットカード決済やQRコード決済が可能な券売機が人気です。現金を持ち歩かない人も多いので、キャッシュレス決済が使用できるかどうかでお店を選ぶ消費者もいるほど、店舗経営に影響を与える要素です。そのため、個人経営の飲食店であっても、キャッシュレス決済に対応することが急務といえるでしょう。特に外国人観光客は、現金よりもクレジットカードなどを利用するケースが多いです。また、キャッシュレス決済は現金を扱わないので、支払いもスピーディで衛生面でもメリットがあります。

 

・集計機能があるか

売上を自動で記録し集計する機能を持つ券売機は、飲食店の経営効率化に貢献します。リアルタイムで時間帯ごとの売上を確認できるので、その店舗の経営分析を行うことが出来るのです。売り上げの集計も簡単ですし、複数店舗を運営している場合は多店舗の情報を一括で管理できるので、運営効率化を図ることができるでしょう。1日の終わりの締めの精算も券売機であればあっという間に終わります。スタッフの負担も軽減出来て、労働時間の短縮も図ることが出来ます。

 

・多言語対応しているか

特に、タッチパネル式の券売機に多い多言語対応は、増加する訪日観光客のニーズに応える重要な機能です。英語や中国語、韓国語などに対応していれば、誰でもスムーズに注文を行うことができるので、店舗の利便性や顧客満足度の向上につながります。特に、訪日観光客が多い地域や国際的なイベントが開催される地域ではお客さんの獲得に直結するので、重要なチェックポイントといえるでしょう。多言語対応券売機の中には、画面表示だけでなく音声でも説明してくれるものがあります。音声案内であれば、券売機に慣れていない高齢者や初心者でも安心して利用することが出来ます。

 

・保守サービスはどうなっているか

 

券売機はメリットが多いものの、注文や会計業務を依存することになりますので、いざ券売機に不具合が生じた時には業務が停滞してしまいます。修理してまた券売機を使えるようになるまで業務の負担が大きくなってしまいます。券売機は機械なので、壊れないという保証はありません。万一のトラブルが起きた際に速やかな対応をしてくれるのか、また修理やメンテナンスにかかるコストはどの程度なのか、導入前に保守サービスの内容などを詳しく確認すべきでしょう。

 

まとめ

 

いかがでしょうか。この記事では券売機を中心に、そのメリットや選び方などをご説明してきました。特に飲食店において券売機の利用は進んでいます。回転率の向上や人件費の削減といった店舗側のメリットが大きいです。導入することに向いている業態と向いていない業態がありますし、店舗の雰囲気作りによっても要否が異なるものです。メリットとデメリットをしっかり把握して導入を検討しましょう。

 

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