オススメのレジはどれ?POSレジ・タブレットレジ おすすめご紹介!
2024.07.25
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自動精算機は、施設や店舗の利用料金を人の手を介することなく精算することができる会計システムです。自動精算機を導入することで、業務の効率化や省人化、会計待ち時間の短縮などのメリットが得られます。
この記事では、事業オーナーや施設責任者を対象に、自動精算機に関する解説を行います。使い方や選ぶポイント、価格を抑えて導入する方法などを解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
レジの種類による違いとおすすめ
レジの種類と違いについて、以下の4点を挙げて解説します。
- レジスター
- POSレジ
- タブレットレジ
- タブレットPOSレジ
それぞれの特徴について説明します。
レジスター
レジの種類の1点目はレジスターです。レジスターは別名メカレジやガチャレジとも呼ばれ、商品の購入金額やおつりの計算を行う機器です。シンプルな機能が搭載されており、操作も簡単です。ただし、手動で金額を入力するため打ち間違いが発生しやすく、後から原因を特定するのが難しいというデメリットがあります。
レジスターは主に小規模な商店などで使用されます。他のレジと比べて価格が安いのが特徴です。また、レシートを印字したり、現金を保管する引き出し(キャッシュドロア)が付いている点も特徴です。
POSレジ
レジの種類の2点目はPOSレジです。POSレジは見た目はレジスターと似ていますが、ボタンの数や機能が多く、操作が複雑な場合が多いです。商品別にバーコードを読み取れるため、誤入力のリスクが削減できます。また、どの時間に誰がレジを担当したかデータで残せるため、不正防止にも役立ちます。
POSレジは、いつ何の商品が売れたかを分析することも可能です。売上管理、在庫管理、顧客データ管理など、さまざまな機能が備わっており、店舗運営の効率化に貢献します。
タブレットレジ
レジの種類の3点目はタブレットレジです。iPadなどのタブレット端末にレジ機能を搭載したものを指します。iPhoneなどのスマートフォンにも対応しており、電子機器に不慣れな人でも直感的な操作で簡単に使用できます。無線LANでインターネットに接続して使用するため、持ち運びが可能で場所も取りません。タブレットレジは決済機能のみで、POSレジのような複雑な機能はありません。そのため、シンプルに決済だけを行いたい店舗におすすめです。
タブレットPOSレジ
レジの種類の4点目はタブレットPOSレジです。タブレットPOSレジとは、タブレットレジにPOS機能が追加されたものです。これにより、売上管理や在庫管理、顧客管理も可能になります。一部のモデルでは、勤怠管理もできるものがあります。
タブレットPOSレジは、インターネット経由で別のタブレット端末から集計データを参照することが可能です。そのため、使用しているタブレット端末が使えなくなっても、データそのものが消えることはありません。また、タブレット端末に専用のアプリをインストールして利用するため、機能も常にバージョンアップされます。ほとんどのタブレットPOSレジは、タブレット端末だけでなくスマホにも対応しています。店舗をしっかり管理したい場合におすすめです。
レジを選ぶ際に確認すべきポイント
目的を明確にする
レジを選ぶ際に確認すべきポイントの1点目は、目的を明確にすることです。何のためにレジを導入するのかを事前に決めておくことで、レジ選びの際に必要な機能が明確になります。例えば、小規模で少ない品数を管理するためにシンプルな集計機能のみのレジが良いのか、多くの来店客やメニュー数に対応するためにPOSレジが必要なのか、多店舗管理や在庫管理を効率化するために売上分析機能が必要なのかなど、使用目的を明確にすることで適切なレジを選ぶことができます。
誰でも使いやすい機種を選ぶ
店頭では、スタッフがお客さまと対面してPOSレジを操作します。したがって、誰でも接客と操作が円滑にできるような、使いやすいインターフェイスを持つPOSシステムがベストです。最近は業種に特化したタッチパネル採用のPOSレジもありますので、多くの機種を見て選択するとよいでしょう。クレジットカード決済やクラウド会計ソフトとの連携も、なるべく操作しやすいものを選ぶのがおすすめです。
規模と拡張性を考慮する
お店の規模や展開計画(地域密着か全国展開か)は、POSレジを選ぶ上で重要な要素です。適切なPOSレジを選ぶためには、規模に合ったものを選ぶだけでなく、将来的に店舗数が増える可能性がある場合は、柔軟性や拡張性の高いPOSシステムを選ぶことが重要です。
運用と保守をどうするか
OSレジを導入する際には、日々の運用についても考慮する必要があります。自社スタッフがシステムを運用できるかどうかは、POSレジの選択に影響します。また、保守に関してはリース契約、レンタル、または購入によって異なります。これらの基準を考慮し、適切な機器構成や機種を選定したら、導入に移る準備が整います。
扱う商品の数を把握する
レジを選ぶ際に確認すべきポイントの2点目は、扱う商品の数を把握することです。大型チェーン店など、多種多様な商品を取り扱う場合は、POSレジやタブレットPOSレジが適しています。一方、商品の種類が少ない場合は、レジスターでも対応可能です。商品の数が少ない場合は、商品分析や在庫管理、売上管理が容易に行えます。業務の効率化や不正防止が求められる場合は、POSレジも検討する価値があります。自社が扱う商品の数を把握し、最適なレジを選ぶようにしましょう。
固定か持ち運びか
レジを選ぶ際に確認すべきポイントの3点目は、固定か持ち運びかです。
小規模な飲食店では、レジを固定することが一般的ですが、席数の多い店舗では、タブレットレジやタブレットPOSレジが混雑を避けるのに適しています。また、スペースが限られている店舗では、コンパクトなタブレットレジが便利です。コンサートや野球観戦などのイベントでは、タブレットPOSレジのように持ち運びしやすいレジが適しています。利用場所を考慮して、固定か持ち運びか、どちらが最適かを検討しましょう。
導入台数
レジを選ぶ際に確認すべきポイントの4点目は、導入台数です。
まず、1拠点内に何台のレジが必要かを確認しましょう。1台であれば、固定のレジスターやPOSレジスターなどが適していますが、複数台必要な場合はスマートフォンやタブレットレジの利用が適しています。複数導入する場合は、置き場所に問題がないかも確認しましょう。
まとめ
自動精算機の導入は業務効率化、省人化、会計待ち時間の短縮などのメリットがあります。レジの種類は以下の4つです。
- レジスター:シンプルな機能で安価、小規模店舗向け。
- POSレジ:バーコード対応で誤入力防止、売上や在庫管理が可能。
- タブレットレジ:直感的な操作が可能で持ち運びやすいが、決済機能のみ。
- タブレットPOSレジ:POS機能も追加され、売上や在庫管理が可能。
レジ選びのポイントは、目的の明確化、扱う商品の数、固定か持ち運びか、導入台数の確認です。
また、どの種類のPOSレジを導入するにしても、保守と運用についてはメーカーに詳細を確認することが重要です。具体的には、レジを購入する場合は保証期間や保守費用を、リース・レンタルの場合は契約期間と保守費用について確認しておきましょう。運用していく中で疑問点や不具合を感じたら、すぐにメーカーまたはリース会社に連絡することで、POSレジを円滑に利用できるはずなので、是非この記事を参考にして目的に合ったレジを選ぶようにしましょう。