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音声POPの価格相場|施策や機能別の違い、失敗しない選び方を解説

音声POPの価格相場|機能別の違いや失敗しない選び方を解説

こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。

売場で目に留まりやすく、手軽に導入できる販促ツールの「音声POP」。導入を検討する際に気になるのが、価格はいくらくらいなのかという点ではないでしょうか。

音声POPは、数千円で購入できる安価なものから、人感センサーや録音機能を備えた高機能モデルまで幅があります。そのため、価格だけを見て選んでしまうと、思わぬ失敗につながることもあります。

今回の記事では、音声POPをはじめとする「音声を使った呼び込み施策」の価格相場、選ぶ際に注意したいポイントを解説します。

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監修者プロフィール

阿久津 智紀
株式会社TOUCH TO GO 代表取締役社長
阿久津 智紀
2004年にJR東日本へ入社。駅ナカコンビニNEWDAYSの店長や、青森でのシードル工房事業、ポイント統合事業の担当などを経て、ベンチャー企業との連携など、新規事業の開発に携わる。
2019年に株式会社TOUCH TO GOを設立。無人決済店舗システムを提供し、次世代型小売の拡大に取り組んでいる。

音声を使った呼び込み施策の価格相場

分類 主な機能 価格帯の目安
音声POP
  • 人感センサーによる自動音声再生
  • 録音/音声差し替え(機種により異なる)
約15,000円〜35,000円
デジタルサイネージ
  • 映像コンテンツ再生
  • 大型ディスプレイ表示
100,000円〜300,000円以上
AI接客・バーチャルサイネージ
  • AIによる対話/質問応答
  • 接客データ収集・分析
初期費用+月額数万円〜

売場での「呼び込み」を自動化する施策には、音声POPだけでなく、デジタルサイネージやAI接客など、価格帯や目的に応じてさまざまな選択肢があります。

ここでは、音声POPを含めた音声を使用する呼び込み施策の価格相場を紹介します。

【普及型】音声POP

音声POPは、売場での「呼び込み」を自動化する手段として、最も導入しやすいスタンダードな製品です。人感センサーで通行人を検知し、BGMや録音した音声メッセージを再生することで、売場に「気づき」を与えます。

価格帯はおおよそ15,000円〜35,000円程度が中心で、代表的な製品には「呼び込み君」や「音声POP G-vo(ジーボ)」などがあります。コンセントに接続するだけで使えるモデルも多く、設置や運用の手間が少ない点が特徴です。

比較的導入しやすく即効性に期待できるため、人手不足の売場や音声販促を試してみたい店舗に向いています。

関連記事>>呼び込み君とは?販促に効果的な理由や使用時の注意点を解説

【視覚特化型】デジタルサイネージ

デジタルサイネージは、映像を使って商品の魅力や情報を伝える、視覚訴求に特化した製品です。32〜55インチ程度の液晶ディスプレイと、コンテンツを再生するSTB(セットトップボックス)を組み合わせて使用します。

価格帯は10万円〜30万円以上と音声POPに比べて高くなりますが、調理動画や使用シーン、タイムセール告知など音声だけでは伝えきれない情報を発信できる点が強みです。

一方で、映像コンテンツの制作や更新に手間やコストがかかるため、運用体制を含めて検討する必要があります。

【次世代型】AI接客・バーチャルサイネージ

AI接客やバーチャルサイネージは、人手不足を補いながら、来店客との双方向コミュニケーションを実現する次世代型のソリューションです。AIアバターが売場で話しかけ、来店客からの質問に自動で応答する仕組みを備えています。

価格相場は初期費用と月額数万円〜。毎月の運用コストは発生しますが、接客データの収集や分析が可能になり、売場改善や販促施策のPDCAを適切に回せるようになります。

省人化に加えて、売上改善やマーケティング活用まで見据えた運用にも適しています。


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音声POPの価格が変わる主な理由

音声POPの価格は、搭載されている機能や仕様、そして導入後の使い方によって、適正な価格帯は変わってきます。ここでは、音声POPの価格を左右する主なポイントを見ていきましょう。

人感センサーの有無

音声POPの価格を左右する大きな要素のひとつが、人感センサーの有無です。人感センサー付きのモデルは、人が近づいたタイミングで自動的に音声を再生できるため、売場での注意喚起に向いています。

一方、ボタン操作のみのタイプやセンサー非搭載のモデルは構造がシンプルな分、価格は抑えめです。売場で「自動で反応させたいかどうか」によって、選ぶべき価格帯は変わってきます。

なお、人感センサーがない音声POPはボタン操作が必要なため、通行客に気づいてもらいにくい場合があります。通路沿いや入口付近など、自然な注意喚起をしたい売場では、人感センサー付きのほうが使いやすいと考えられます。

人感センサー付きの音声POPは、スタッフの声かけを補完する役割も果たします。無人・省人化の観点での売場づくりについては、以下の記事も参考にしてください。

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録音・再生機能の違い

録音・再生機能も、音声POPの価格に影響するポイントです。あらかじめ決まった音声が入っているモデルは、設置するだけですぐに使える反面、内容を変更できない場合があります。

一方で、自分で音声を録音できるタイプや、SDカードなどで音声を差し替えられるモデルは、価格がやや高くなる傾向がありますが、売場や商品に合わせた柔軟な運用が可能です。

価格変更やキャンペーン時にも内容を調整しやすいため、長期間の運用を想定している店舗に向いています。

電源タイプの違い

音声POPには、乾電池式とACアダプター式があります。乾電池式は設置場所を選ばず、初期費用を抑えて導入しやすい点が特徴です。

一方で、電池切れによって音声が止まってしまうリスクがあるため、営業時間が長い店舗や常設利用には注意が必要です。ACアダプター対応モデルは本体価格がやや高くなる傾向がありますが、電源が安定しており、長時間の連続使用に向いています。

設置期間や運用スタイルを踏まえて、電源の安定性も含めて検討することが大切です。

本体価格以外に考慮したいコスト

音声POPの価格を比較する際は、本体価格だけでなく、導入後にかかるコストやリスクも考慮しておくと安心です。

たとえば、安価なモデルに多い乾電池式は、電池交換の手間やランニングコストが発生します。24時間営業の店舗や長期間設置する場合、結果的にトータルコストが高くなるケースもあります。

また、高価な音声POPは売場で目立ちやすいため、盗難防止対策も重要です。「ワイヤー取付穴」の有無など、業務用として使ううえでの安全面も、価格判断のひとつの基準になります。

音声POPの導入で注意したいポイント

音声POPは手軽に導入できる販促ツールですが、選び方や使い方を誤ると、期待した効果が得られないこともあります。ここでは、小売店でよくある失敗例をもとに、注意しておきたいポイントを紹介します。

価格だけで選ばない

音声POPを導入する際、「とにかく安いもの」を基準に選んでしまうと、使い勝手や機能面で不満が出るケースがあります。

たとえば、音量調整が細かくできない、再生タイミングをコントロールできないといった場合、売場に合わず使われなくなってしまうこともあります。結果として、設置したものの効果を感じられず、無駄な投資になってしまう可能性があります。

価格は大切な判断材料ですが、自店の売場で本当に使い続けられるかという視点を忘れずに選ぶことが大切です。

売場に合わない音声POPは選ばない

次に、売場環境を考慮せずに音声POPを選んで失敗するケースです。人通りが多い場所に設置した結果、音声が頻繁に流れすぎてしまい、逆にうるさく感じられてしまうこともあります。

また、通路が狭い売場や静かな雰囲気を重視している店舗では、音声の存在自体がマイナスに働くこともあります。このような場合は、次のような対応が必要です。

  • 音量調整や再生条件を工夫できる機種を選ぶ
  • 設置場所を見直す

音声POPは万能な販促ツールではありません。売場の広さや客層、店舗の雰囲気に合っているかを考えたうえで導入することが、失敗を防ぐ重要なポイントとなります。

音声の内容と再生頻度にも注意する

音声POPは、内容や再生頻度によって印象が大きく変わります。同じ音声が短時間で何度も流れると、かえって不快に感じられてしまうこともあります。

また、長すぎる音声は最後まで聞かれづらいため、「一言でメリットが伝わる内容」を意識することが重要です。売場の雰囲気に合わせて、音声の長さや再生間隔を調整できるモデルを選ぶことで、より効果的な販促につながります。

小売店で使用する音声POPを選ぶときの判断基準

音声POPを選ぶ際は、価格や機能を単体で見るのではなく、売場の状況や使い方を踏まえて判断することが大切です。ここでは、小売店で音声POPを導入する際の判断基準を3つ紹介します。

価格重視か機能重視か

まず考えたいのが、価格を優先するのか、それとも機能を重視するのかという点です。短期間のキャンペーンやテスト導入であれば、価格を抑えた音声POPでも十分だと考えられます。

一方で、売場に常設して長く使う予定の場合や、商品説明まで担わせたい場合は、録音機能や調整機能があるモデルのほうが使いやすくなります。

初期費用だけでなく、「使い続けられるかどうか」という視点で、価格と機能のバランスを考えることが重要です。

設置場所と売り場規模

次に意識したいのが、音声POPを設置する場所と売り場の広さです。通路沿いや人通りの多い場所では、人感センサーの反応範囲や音量調整のしやすさが重要なポイントになります。

反対に、売り場が狭い場合や、静かな雰囲気を重視している店舗では、音声が過剰にならないよう配慮が必要です。設置環境に合わない音声POPを選んでしまうと、かえって売場の印象を損ねてしまうこともあり注意が必要です。

短期利用か長期利用か

音声POPをどれくらいの期間使う予定なのかも、判断のポイントになります。短期間の利用であれば、設置や撤去が簡単なモデルを選ぶことで、コストを抑えやすくなります。

一方、長期間の運用を前提とする場合は、耐久性や電源方式、運用の手間も含めて検討したほうが安心です。使用期間をあらかじめ想定しておくことで、結果的に無駄のない選択につながります。

音声POPの選び方は、売場全体の運営方針とも深く関係します。小売店が抱えやすい課題やDXの考え方については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

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まとめ

音声POPの価格は、数千円台から2万円前後まで幅があり、機能や使い方によって適した価格帯が変わります。そのため、単純に安さだけで選ぶのではなく、売場や運用に合っているかを考えることが大切です。

人感センサーや録音機能、電源タイプなどによって使い勝手は異なります。自店での設置場所や使用期間を踏まえたうえで、無理のない価格帯を選ぶことで、音声POPを効果的に活用しやすくなります。

今回紹介したポイントを参考に店舗に合った音声POPを選び、売場づくりに役立ててみてください。

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