こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
ポップアップや展示会、販促イベントなどの短期出店を成功させるには、空間の演出と商品陳列に適した什器の選定が重要です。ただし、短期間だけ使うために什器を購入するとコストがかさみ、保管場所の確保や廃棄処分にも手間がかかります。
什器レンタルを活用すれば、必要な期間だけ安く借りられ、設営や撤去も任せられるので運営負担が軽減されます。本記事では、おすすめのレンタル会社や、イベント什器レンタルの基本・メリットについて解説します。
目次
イベントに使用する什器がレンタルできる会社4選
展示会やポップアップストアなど、期間限定のイベントを開催する際に、什器は欠かせません。空間全体の印象を左右するため、用途や雰囲気に合った什器を選ぶことが成功につながります。
とはいえ、イベントごとに什器を購入するのはコストや保管場所の面で現実的ではありません。そんなときに役立つのが、什器レンタルサービスです。
近年では、レンタル什器の種類も豊富になり、設営や撤去、デザインサポートまで一括で対応してくれる会社も増えています。ここでは、イベント用什器をレンタルできるおすすめのサービスを4社紹介します。
おまかせレンタル什器
おまかせレンタル什器は、スピード感と利便性を兼ね備えた什器レンタル会社です。イベントやポップアップストアの準備に欠かせないデザイン・図面作成・運搬・設営といった一連の工程をワンストップで依頼できます。準備期間が限られている場合にも便利です。
取り扱う什器は、ベーシックな展示棚から雰囲気のあるアンティーク家具まで幅広く、目的やイメージに応じた最適な空間づくりが可能です。商品ラインナップは、以下のように多岐にわたります。
- ショーケース
- 棚什器
- ポール什器
- ステージ
- 多用途スペースシステム什器
- 試着室
- ミラー
- 椅子
- テーブル
- 照明
- パーテーション
- マネキン
- 食品陳列什器など
シングルハンガーであれば1週間500円からと、短期イベントでも利用しやすいリーズナブルな価格設定も魅力です。全国に42の事業所を展開しており、北海道から沖縄まで丁寧な納品とアフターサポートが受けられます。
予算に応じた見積もりを出してもらえるため、まずは希望条件を伝えて相談してみましょう。
什器.com
什器.comは、使い勝手と実用性に優れた什器を数多く取り扱う、レンタル什器専門のサービスです。ほとんどの什器が利用者の要望から生まれたオリジナル設計で、展示内容やイベント目的にぴったり合う仕様がそろっています。
配送・設営についても柔軟な対応が可能です。専属スタッフによる自社便での搬入出・設置作業により、細かい指示や現場での微調整にも即応してくれる点はメリットです。展示会やイベントの設営に役立つレイアウト図の作成も無料で対応しています。
什器のバリエーションも充実しており、以下のようなラインアップから用途に応じた選択が可能です。
- 古材什器
- アンティーク什器
- ハンガーラック
- システム什器
- トルソー(50種類以上のボディ・ヘッド・ベースパーツ)
- 椅子やソファ
- テーブル
- フィッティングルーム関連
- 姿見
- 催事用什器
- ハンガーなど
アンティーク調の什器も多数そろえており、木の風合いを活かしたテーブルやミラーは、空間にラグジュアリーな雰囲気を加える演出アイテムとしても高評価です。
料金は、たとえばトルソーセット(本体・ヘッド・ベース)で税込3,300円〜、1スパンの什器(ハンガーバー使用)で5,000円〜用意しています。搬入搬出費用や時間外手数料、祝日手配料などが別途必要です。詳細な費用は什器.comへの見積もり依頼で確認できます。
アディスミューズ 什器レンタル
アディスミューズは、什器のレンタルをはじめとした商空間のトータルプロデュースをしている企業です。店舗やイベント会場の設営に必要な什器類はもちろん、デザイン・設計・施工・運営まで一貫して対応可能です。施設全体の雰囲気や目的に応じて、最適な空間演出を提供してくれます。
特に強みなのが、空間づくりに関わる多彩な専門人材が在籍している点です。什器の設計から、マネキンやオブジェの造形、デコレーションに至るまで、それぞれの分野に精通したプロがチームで対応します。
日本全国に対応した物流ネットワークも充実しており、遠方でのイベントや出店にも柔軟に対応可能です。
提供される什器は以下の通りです。
- テーブル・展示台
- ハンガーラック
- 陳列什器
- カウンター・ワゴン
- オブジェ・ショーケース・パネル
- サインスタンド・スポットライトなど
アディスミューズでは、什器のレンタルに加えて各種作業料金が別途発生します。
セッティング料として、15,000円~38,000円かかります。
割増料金に関しては、早朝(5:00~9:00)および夜間(18:00~22:00)は通常料金の3割増しの金額です。
搬入点搬出が深夜(22:00~翌6:00)になる場合は、通常料金の5割増しの金額になります。
現地到着後のキャンセルはリース料全額が請求されるため注意が必要です。
詳細なプランや見積もりは、直接問い合わせて確認してみてください。
SHOP BUILDER
SHOP BUILDERは、商業空間の演出を数多く手がけてきた株式会社京屋が提供する、マネキンや什器のレンタルサービスです。安定性や利便性を追求しながら、見た目の美しさにもこだわった什器がそろっており、スタイリッシュな売り場づくりを目指す人におすすめです。
魅力は、デザイン性の高いアイテムがそろっている点だけでなく、実際の活用例を紹介する記事も公開されていることです。現場での設営イメージを膨らませながら、目的に合った什器を選べます。
提供されているアイテムは以下の通りです。
- ユニット什器
- 棚什器
- テーブル
- ラック
- ステージ
- ミラー
- パネル
- スポットスタンド
- ベルトパーテーション など
レンタル料金は、商品ごとの基本料金に加えて、搬入・搬出のための車両費や設営・撤去の作業費が別途発生します。これらの費用は、什器の種類やサイズ、数量、搬入出の条件によって異なるため、まずは見積もりの依頼が必要です。
依頼後には、担当者から搬入搬出費用・作業費を含んだ正式な見積書がメールで届くため、詳細な料金を把握したうえで検討できます。
TOUCH TO GO の 無人決済店舗システムは、限られたスペースで効率よく売り場を展開したい方におすすめです。カメラとセンサーで商品を自動認識し、レジやスタッフがなくてもスムーズな購入体験を提供できます。
店舗の省人化・人件費削減をご検討中の方は、以下のリンクよりプロダクト概要資料をご確認ください。
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イベント什器レンタルとは?用途とメリットを解説
什器とは、棚やテーブル、パーテーション、カウンターなどの商業用設備のことです。
レンタルなら、必要な期間だけ什器を借りられ、購入に比べてコストを大幅に抑えられます。
設営や撤去、配送なども業者に任せられるため、人手や時間が限られる現場でもスムーズに運用できます。
イベントの規模や内容に応じて柔軟に什器を選べる点も魅力です。ここでは、什器レンタルの具体的な種類や利用シーンについて解説します。
什器レンタルの主な種類と利用シーン
什器レンタルでは、用途に応じてさまざまな種類から必要なアイテムを選べます。主な什器には以下のようなものがあります。
- 商品を陳列する棚や什器台
- 試着や試食を促すテーブルやカウンター
- 店舗の世界観を演出するバックパネルや什器フレーム
- レジ台やカウンター、受付用テーブルなどの接客備品
これらはポップアップストアや展示会、商業施設でのプロモーションイベント、企業の採用ブースなど多様なシーンで利用可能です。
什器をレンタルすることで、イベントごとに最適なデザインやレイアウトを柔軟に実現できます。
自前購入と比較した什器レンタルのメリット
イベント什器を購入するより、レンタルを選ぶことで得られるメリットは多くあります。最も大きなメリットはコストの削減です。
什器を購入すると初期費用だけで数万円から数十万円かかることもあります。レンタルであれば必要な期間分の費用だけで済みます。
保管スペースが不要な点も重要です。イベント終了後に什器を保管する場所を確保する必要がなく、撤去や返却までを一括で依頼できる業者もあります。運営リソースを大幅に削減することが可能です。
最新のデザイン什器やトレンドに合った備品を都度選べるのもレンタルの魅力です。
頻繁にイベントを行う企業であっても、什器の陳腐化を防ぎつつブランドイメージを保てます。
イベント什器レンタルの費用を抑えるために比較すべきポイント
イベント什器レンタルは便利な反面、選び方によって費用に大きな差が出ることも少なくありません。什器そのもののレンタル料金だけでなく、設営や配送、返却などにかかる追加費用まで含めて検討しないと、予想外の出費につながることもあります。
適切な業者を選び、見積もり前に必要な情報を整理しておけば、コストを最小限に抑えながら満足度の高いサービスを受けられます。什器レンタルを上手に活用するためには、いくつかの比較ポイントと注意点を押さえておくことが大切です。ここでは、費用を抑えるために比較すべきポイントを解説していきます。
レンタル期間や別途料金の確認
什器レンタルの費用を抑えたい場合、単に価格の安さだけで選ぶのはおすすめできません。トータルコストで比較するためには、以下の点を確認することが重要です。
- レンタル料金に含まれる期間(日数)の長さ
- 設営や搬入出の作業費用が別途かかるかどうか
- 配送地域によって料金が変動するか
- セットプランやパッケージ料金の有無
たとえば、「1日単位」で借りられる業者でも、実際には配送・搬入・設置に追加費用がかかり、結果として高額になるケースがあります。反対に、一見高く見える料金でも、すべて込みのパッケージプランで手間なく依頼できる業者であれば、結果的にコストパフォーマンスが良いこともあります。事前に複数業者の見積もりを比較し、料金内訳を丁寧にチェックしましょう。
イベント開催日や搬入出可能時間を確認する
什器レンタルをスムーズに行うには、見積もり依頼の前に押さえるべき情報がいくつかあります。これを整理しておくことで、不要なやり取りや想定外の追加費用を防げます。
- イベントの開催日時と期間
- 会場の場所と搬入出可能時間
- 設置スペースのサイズやレイアウト図
- 利用したい什器の種類と数量
- 予算の上限
注意点として、什器の破損時対応や返却期限、キャンセルポリシーなども事前確認が必要です。特に短期イベントでは時間の余裕が少ないため、配送の遅れや不備があると運営に大きな支障をきたします。信頼できる業者を選ぶことも大切ですが、発注者側の準備次第でトラブルを未然に防げます。
まとめ
短期イベントやポップアップストアにおいて、什器レンタルは効率的かつ低コストで空間演出を実現できる手段です。種類が豊富で用途も幅広く、ブランドや商品の魅力を引き立てる空間づくりに役立ちます。購入と比べて初期費用を大幅に抑えられるうえ、設営や撤去まで依頼できるサービスも多く、限られた人手でも安心してイベント運営が可能です。
費用を抑えつつ適切な什器を導入するには、早めに情報を整理し、複数社の見積もりを比較することが大切です。事前準備をし、自社に合った什器レンタルを活用して、来場者の印象に残るイベントを成功させましょう。
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