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株式会社東急ストアのみなさんに
お話を伺いました。

  • TTGを導入いただいた背景を教えてください

    一番の課題は、生産年齢人口が減少している中で深刻な人手不足をどのように解消するかという点でした。 さらに、あらゆるコストが上昇しており、従来の方法では利益を確保しづらい状況になっています。 こうした背景のなか、DXによる生産性向上の取り組みとして「なるべく省人化して運営できる」よう、オペレーションや手順の改善など地道な努力を重ねています。しかし、このままでは店舗運営が危機的な状況に陥るのではないかと危惧していました。 そこで「人手をかけずに商品をお客さまに届ける仕組み」を検討し、TTGを導入することを決めました。 一方で、東急グループでは多くの顧客との接点があるため、TTGを導入することで成長の機会があると考えています。
  • TTG導入によってどのような効果が出ているか教えてください

    省人化に繋がっていると感じています。 例えば、駅売店では朝~夜まで営業すると”8時間×2人=16時間勤務”するのが一般的ですが、TTGの導入により、業務内容が「開店準備・商品補充・トラブル対応・閉店作業」が中心になり、作業負担の軽減を実現しています。 さらに、商品ラインナップや決済に関する課題を解決することでより一層の省人化が図れると考えています。
  • TTGを使った無人決済店舗の今後の可能性について教えてください

    以下の3点を考えています。 1点目は、ローコストで店舗を増やして東急ストアの認知度を高めることができること。 2点目は、想定以上にお客さまに無人決済店舗を受け入れていただいており、強いニーズを感じていること。例えば、多層階の商業施設に出店されているテナント様からは『休憩のたびに1階まで降りて施設外で買い物する手間が省ける』といった喜びの声をいただいています。 3点目は、無人決済店舗の出店を求めるマーケットがあること。ベンダー様や物件オーナー様を含む多くのステークホルダーから期待を感じており、成長の機会が広がっています。特に東急線沿線には多くのニーズが存在すると考えています。
  • 無人決済店舗の運営状況と今後の戦略をおしえてください

    導入当初は運営面の不安がありましたが、社内での習熟度も上がってきたことからオペレーションや収益面でも良い傾向が見られており、不安が自信に変わりました。現在では複数の店舗を展開しており収益面も好調な状況で、社内では自信から確信に変わっており、主軸の業態として拡大展開を考えています。 今後は、高騰する物流費をどのように賄っていくかが課題です。そのためにはある程度まとまった無人決済店舗・小型店の出店が必要だと考えております。 更に東急グループの強みである多くの顧客接点を活かしながら出店を拡大していきたいです。特に駅などの売店では”売上の波”があるため、完全無人化というよりは「有人・無人のハイブリッド化」により、ピーク時には有人でサポートできるようなオペレーションにチャレンジしたいです。