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【自販機の価格とは?】自販機ビジネスに関する疑問にお答えします

こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。

自動販売機は、いまや当たり前に存在するものです。

最近では食品を販売するタイプのものまで登場し、自販機ビジネスに興味を持つ方も増えてきています。

この記事では、自販機ビジネスを始めるのに必要な価格や、どういったビジネスモデルがあるのかについて解説します。

自販機の価格とは?

自販機ビジネスを始めようにも、まずはコストが分からないことには始まりません。

自販機にかかる費用としては、「初期費用」「設置費用」「ランニングコスト」があります。

自販機を導入するには、以下の3つの方法があります。

  • 自販機を購入する
  • 自販機をリースする
  • 自販機をレンタルする

それぞれの導入方法について、解説していきます。

自販機を購入する際の価格

自販機を導入する際、一括で購入してしまえば、月々にかかる費用がランニングコストのみになります。

しかし、初期費用が多くかかるため、その点に注意が必要です。

運営を長期的に行いたい場合におすすめです。

また、導入する種類によっても価格が大きく変わるため、価格調査の際には、自分が導入したい機体の特徴を明確にしておきしましょう。

新品と中古品で価格が違う

本体の価格を説明する前に、購入の際は、中古での購入も検討するといいかもしれません。中古で買う場合、古いモデルですと、25-35万円程度の価格で購入することができます。

しかし、故障時の対応があいまいであったり、保証期間切れで修理ができない、電気代が新しいモデルよりも高いといったことも考えられるため、注意が必要です。

新品の自販機購入価格の例

新品の自販機の価格の一例としては、以下のようになります。

  • 飲料自動販売機:70万円程度
  • 食品自動販売機:100万程度
  • 冷凍自動販売機:150万円程度
  • 屋外対応物販自動販売機:110万円
  • ロッカー型自販機:80万円程度

これは、あくまでも一例です。

自身のニーズに合った自販機を見つけ、購入にかかる費用を確認してみてください。

自販機をリースする際の価格

リースを使えば、運営に必要な機材を、リース会社が購入してくれます。

本体価格の支払いがないため、初期費用を大きく抑えることができます。

しかし、長期間にわたって、一定の金額を払い続ける必要があります。

リースでの毎月の支払額の例として、3〜6年の契約で、毎月2万5,000円から6万円程度の支払いが必要になります。

また、支払能力があるかどうかの審査もあります。

自販機をレンタルする際の価格

自販機のレンタルは、主にイベントやキャンペーンといった、短期間での利用時に使います。

レンタルの場合、設置期間を柔軟に設定できて、また修理の費用も、業者が負担してくれることが多いです。

自販機は数十万円程度の価格でレンタルできます。

しかし、短い期間内ですと、レンタル費用の回収が難しい場合もあります。

レンタルを考える際は、売上見込をある程度予測し、レンタル価格とよく比較する必要があります。

 

自販機を運用する費用とは?

自販機は本体購入後にも、設置費用やランニングコストが発生します。

本体購入以外に必要な価格もしっかりと把握して、導入後に問題が起こらないように、事前に準備を整えておきましょう。

購入後にかかる費用としては、以下のようなものがあります。

配送料金(3〜5万円程度)

自販機は数百キロの重さがあり、配送には軽トラックなどが必要になります。

個人で運ぶことも可能ですが、事故や破損のリスクもあるため、専門業者に依頼することをおすすめします。

 

設置工事料金(1万円程度)

自販機の稼働には、配線等の工事が必要になります。

また、設置については、自治体によってルールが定められていることもあります。

個人での設置工事も可能ではありますが、極力、業者に依頼した方が確実でしょう。

土台料金(1万円程度)

自販機の設置の際、本体の保護や安定させる目的で、自販機下に基礎ブロックを設置します。

基礎ブロックはコンクリートであり、またアンカーボルトを打ち込むため、本体をしっかりと固定できます。

電気工事料金(2万円程度)

電源やコンセントが近くにないような場所に設置する場合は、電気工事が必要になります。電気工事を個人で行うには「電気工事士」の資格が必要であり、また感電のリスクもあるため、工事が必要な場合は、必ず専門業者に依頼しましょう。

ラッピング料金(デザインや内容により変動)

ロゴや商品イメージなどを、自販機本体に貼ることができます。

特殊な印刷をするため、ラッピングを考えている方は、専門業者に依頼しましょう。

POP料金(デザインや内容により変動)

自販機をPOPで装飾できます。他社との差別化を図る、注目を集めたい時に有効です。

ここでかかる費用は、デザイン代だけです。

電気料金(月々5,000~1万円程度)

電気代は、季節や販売する商品、そして自販機本体の性能によっても前後します。電気代は業者の負担などはなく、必ず自身で支払う必要があります。

修理代(2万~3万程度)

機材の劣化や金銭の詰まりなどによって故障した場合、修理が必要になります。

修理代は2~3万円ほどが目安ですが、交換する部品によっては10万円近くの費用を請求されることもあります。

設置する自販機や業者によっては、設置にかかる費用を負担してくれるところもあります。また、修理代については、業者やメーカーの保証がある場合もあります。

導入する前に、そういった点もよく確認しておきましょう。

自販機ビジネスの形式3選

自販機ビジネスとは、自販機を用いて商品の販売を行うビジネスモデルです。

屋外やオフィスなど、設置が自由にできること、24時間稼働できること、人件費を抑えられることから、効率よく収益を上げることができます。

そんな特色をもった自販機ビジネスを始める方法を説明します。

自販機を購入して運用する

このパターンでは、自分で設置場所の決定から本体の購入、商品の仕入れや補充、メンテナンスまでも行います。

メリット

  • 自分の好きな商品ラインナップを選べる
  • 利益は全て自分のものになる

デメリット

  • 自販機本体の購入や設置費用など、初期費用が多くかかる
  • 運用や管理までを自分で行うので、管理が大変

自販機をリースして運用する

このパターンでは、メーカーや業者から自販機をリースします。

あとは購入するのと同様に、設置場所を決めて、仕入れや補充、メンテナンスを行います。

メリット

  • 初期費用が安く済む
  • 故障や修理の際、業者を頼ることができる

デメリット

  • 毎月、リース料や手数料を支払う必要がある
  • 商品の選択に制限がある

土地・設置場所を貸し出す

このパターンでは、自身の所有する土地の一部を貸し出して、別の人に自販機を設置させて、売上の一部をマージンとして受け取ります。

メリット

  • 本体の購入や運営といったものが必要ない
  • 空きスペースを、有効活用できる

デメリット

  • 手元に入ってくるお金は少ない。(一般的に、マージンは売上の10~30%程度)
  • 設置場所によっては、特別な許諾や契約が必要になる

【まとめ】自販機の購入方法を使い分けて、ビジネスを始めてみよう

この記事では、自販機の購入方法や、それにかかる費用、そして自販機ビジネスの始め方について解説しました。

自販機ビジネスを始めるには、先に、初期費用や売上の見込み、自身のやりたいスタイルなどをよく考えておくとよいでしょう。

自販機ビジネスを始めようと考えている方は、ぜひ自身に合った自販機をよく探してみてください。

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