こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
近年、日本を訪れる外国人観光客は増加の一途をたどっており、多くの企業や店舗にとってインバウンド集客は重要な課題となっています。
この記事では、インバウンド集客を成功させるための具体的な施策を8つ紹介します。
インバウンド集客が重視される背景や、取り組む際の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事>>インバウンド需要は今後どうなる?対応するための経営戦略とは
目次
インバウンド集客とは?
インバウンド集客とは、従来の「待ち」の姿勢ではなく、海外からの観光客に「見つけてもらう」ための積極的なマーケティング手法です。
近年、インターネットやSNSの普及により、外国人観光客は旅行前に自ら情報を収集し、旅行の計画を立てるようになりました。
そのため、企業は自社の情報を多言語で発信し、外国人観光客が求める情報を的確に提供することで、集客につなげることが重要となっています。
インバウンド集客が重視される背景
インターネットやSNSの普及により、消費者は企業からの情報だけでなく、口コミやレビューなどさまざまな情報を参考に購買行動を決定するようになりました。
そのため、企業側から一方的に情報を発信するだけでなく、顧客が求める情報を提供し、信頼関係を構築することが重要になっています。
特に、外国人観光客は言語や文化の違いから情報収集に苦労することも多く、積極的に情報を提供することがインバウンド集客において重要なポイントとなります。
以下の記事でインバウンド市場の動向や、インバウンド対策のメリット・デメリットについて解説しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>インバウンド対策とは?特徴やメリット・デメリットを詳しく解説!
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外国人観光客が活用している情報収集方法
外国人観光客は、旅行前に様々な情報源を活用して情報収集を行います。主な情報源としては、以下のものが挙げられます。
- SNS
- 旅行ガイドブック
- 検索エンジン
- 知人、友人からの口コミ
- 動画
- 口コミサイト
- 旅行コミュニティ
- テレビ
出典:外国人観光客を対象にした訪日旅行の動向を調査|インバウンド需要復活後の変化は?
これらの情報収集方法を踏まえ、多言語での情報発信やSNSでの積極的な情報発信を行うことが、インバウンド集客の成功につながります。
インバウンド集客の施策8選
ここでは、インバウンド集客に効果的な施策を8つ紹介します。
公式SNSで外国人向けの情報を発信する
Facebook・Instagram・TwitterなどのSNSを活用して、外国人観光客向けの情報を発信する方法です。
具体的には、以下のような投稿内容が挙げられます。
- 観光地の写真、動画
- 店舗の写真、動画
- 商品の写真、動画
- 料理の写真、動画
- イベント情報
- 割引クーポン
公式SNSでは多言語対応も重要で、英語だけでなく中国語や韓国語など、ターゲットとする国籍の言語での情報発信が必要です。
SNSを活用することで外国人観光客とのコミュニケーションを深め、ファンを増やすことにつながります。
また、ハッシュタグを活用することで、より多くの人に情報が届きやすくなります。
訪日外国人観光客向けのポータルサイトに掲載する
訪日外国人観光客向けのポータルサイトは、多くの外国人観光客が利用するため、情報を掲載することで高い集客効果が期待できます。
自社の情報を掲載することで、外国人観光客の目に触れる機会が増え、認知度向上につながります。
よく利用されるポータルサイトは以下のとおりです。
- TripAdvisor
- Michelin Travel – Japan Travel Guide
- JapanGuide
- DiGJAPAN!
また、ポータルサイトによっては多言語対応や予約機能などが備わっているため、認知度向上だけでなく、実際の予約獲得にもつながる可能性があります。
Googleマップに登録する
Googleマップに登録することで、外国人観光客が周辺の店舗や施設を検索した際に、自社の情報が表示されるようになります。
営業時間や電話番号、Webサイトへのリンクなど、店舗の情報を記載することで、外国人観光客が来店しやすくなります。
また、Googleビジネスプロフィールを活用することで、口コミを管理したり、写真を追加したりすることも可能です。
外国語メニューを作成する
飲食店の場合、外国語メニューは必須です。英語以外にも、ターゲットとする国籍の言語でメニューを作成しましょう。
写真付きのメニューを用意することで、外国人観光客が料理をイメージしやすくなります。
また、アレルギーや宗教上の理由で食べられないものがある人のために、食材に関する情報を記載するのもよいでしょう。
多言語化に対応する
多くの外国人観光客にアピールするためには、Webサイトやパンフレットなどのさまざまな媒体を多言語対応させる必要があります。
自動翻訳ツールを活用することも可能ですが、可能であれば外部のチェックを受けるなど、より精度の高い翻訳が望ましいです。
多言語化に対応することで外国人観光客が情報を理解しやすくなり、安心して利用できるようになります。
キャッシュレス決済を導入する
近年、キャッシュレス決済を利用する外国人観光客が増えています。
クレジットカードやデビットカード、電子マネーなど、さまざまなキャッシュレス決済に対応することで、外国人観光客の利便性を高めることができます。
特に、インバウンド需要の高い中国や韓国ではキャッシュレス決済が普及しているため、積極的に導入を検討しましょう。
そこでおすすめなのが、TTG-MONSTARの決済システムです。
TTG-MONSTARは、1台で「券売機」「セルフ後会計レジ」「セミセルフ/セルフレジ」の3役をこなすセルフレジで、さまざまな決済方法に対応しています。
また、多言語対応のインターフェースを備えており、外国人観光客が自国の言語で簡単に操作できるため、言語の壁を感じさせない点も大きなメリットです。
キャッシュレス決済に対応しているTTG-MONSTARを導入することで、スタッフの負担を軽減し、店舗の業務効率化にもつながります。
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無料Wi-Fi環境を整備する
訪日外国人向け旅行情報サイト「GOOD LUCK TRIP(好運日本行)」が2023年に実施した調査によると、訪日外国人が「日本で不便に思うこと」のランキングでは、Wi-Fi環境が第1位となっています。
出典:訪日外国人が「日本で不便に思うこと」のランキング。「地球の歩き方」が展開する訪日旅行情報サイト「GOOD LUCK TRIP」が発表。
そのため、無料Wi-Fiを提供することで、外国人観光客がインターネットをより簡単に利用でき、SNSでの情報発信や地図アプリの利用促進が期待できます。
さらに、無料Wi-Fiの利用登録時にメールアドレスを収集することで、今後の情報提供やプロモーションを行うために、メールマガジンなどを活用することも可能です。
外国人観光客のファンを作る
リピーターになってもらうためには、外国人観光客に満足してもらい、ファンになってもらうことが重要です。
丁寧な接客や思い出に残る体験を提供することで、外国人観光客の満足度を高められます。
また、SNSを通じてコミュニケーションを深めたり、リピーター向けの特典を用意したりするのも有効です。
インバウンド集客の注意点
次に、インバウンド集客の注意点を紹介します。
外国の文化に配慮する必要がある
インバウンド集客に取り組む際は、ターゲットの文化に配慮する必要があります。
文化や習慣の違いを理解せずに、自社の製品やサービスを押し付けると、外国人観光客に不快感を与えてしまう可能性があります。
例えば、宗教上の理由で特定の食材を食べられない国をターゲットにする場合、メニューにアレルギー情報を記載したり、代替メニューを提供したりといった取り組みが考えられます。
また、国によってはチップの習慣がない場合や、写真撮影を嫌がる人がいる場合もあります。
外国の文化や習慣を事前に調査し、尊重する姿勢を示すことがインバウンド集客の成功につながります。
外国語でのコミュニケーションが必要
インバウンド集客には、外国語でのコミュニケーション能力が不可欠です。
外国人観光客の中には、日本語を理解できない人も多くいるため、英語や中国語などの外国語で対応しなければならない場面も出てきます。
そこで、外国語対応のスタッフを配置したり、翻訳ツールを導入したりして、円滑にコミュニケーションを図る環境を整えましょう。
既存顧客離れの懸念がある
インバウンド集客に力を入れるあまり、日本人の顧客をないがしろにしてしまうと、顧客離れを引き起こす可能性があります。
そのため、インバウンド集客と既存顧客の満足度向上を両立させることも検討しましょう。
例えば、外国人観光客向けのサービスを提供する一方で、日本人顧客向けの特別なキャンペーンを実施したり、既存顧客向けの特典を設けたりすることで、不満の解消につながります。
また、顧客とのコミュニケーションを密にすることも重要です。
既存顧客にアンケートを実施したり、SNSで意見を募ったりすることで、顧客のニーズを把握し、改善に活かしやすくなります。
まとめ
この記事では、インバウンド集客を成功させるための具体的な施策や、注意点について解説しました。
外国人観光客のニーズを理解し、適切な情報発信やサービスを提供することで、インバウンド集客の成功に近づけます。
インバウンド集客を成功させるためには、本記事で紹介した施策をバランスよく組み合わせ、継続的に改善を図ることが大切です。
今回紹介した内容を参考に、自社に合ったインバウンド集客戦略を立て、外国人観光客の来店やサービスの利用促進を目指しましょう。
以下の記事で、インバウンドビジネスの具体例を紹介しています。あわせてご覧ください。
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