こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
オフィスグリコは、手軽にオフィスでお菓子を購入できる便利なサービスですが、「導入はきつい?」「後悔するケースはある?」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、オフィスグリコの仕組みから導入前に知っておくべきポイントを解説します。
導入を後悔するケースや盗み食い対策も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事>>オフィスグリコの類似サービス11選|福利厚生に最適な選び方も解説
目次
オフィスグリコの仕組み
オフィスグリコは、江崎グリコ株式会社の子会社が提供するオフィス向けの「置きお菓子 サービス」です。
オフィスに専用のボックスを設置し、チョコレートやクッキー、アイスクリームなどのお菓子を従業員が自由に購入できます。
料金は商品と一緒に設置された料金箱に現金を入れるか、専用アプリで電子決済で支払います。
なお、定期的にグリコの担当者がオフィスを訪問し、商品の補充や料金の回収を行います。
そのため、企業側が発注したりお金を管理したりという手間がかからず、負担なく運用できるのも魅力のひとつです。
「TOUCH TO GO」の無人店舗は、オフィスグリコ以上に豊富な種類の商品が揃えられるため、従業員の多様なニーズに対応できます。
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オフィスグリコの導入はきつい?
オフィスグリコの導入を検討する際、「運営が大変なのではないか」「盗み食いが多発するのではないか」といった不安を感じる方もいるかもしれません。
ここでは、オフィスグリコの導入における負担や注意点について解説します。
運営の負担はどのくらい?
オフィスグリコの運営は、基本的にグリコチャネルクリエイト株式会社(江崎グリコの子会社)に委託するため、企業側の負担はほとんどありません。
具体的には、以下の業務をグリコ側が担当します。
- 商品の補充:定期的にオフィスを訪問してお菓子や飲料を補充
- 商品の管理:賞味期限の管理
- 料金の回収:料金箱の現金の回収
企業側は、オフィスグリコを設置するスペースを提供するだけで、日々の運営に手間をかける必要はありません。
そのため、ほかの福利厚生サービスと比較して、導入しやすいのが特徴です。
ただし、導入後のトラブルを避けるためにも、以下の契約内容を確認しておきましょう。
- 契約期間
- 解約条件
- 損害賠償責任
不明点があればグリコ担当者に質問し、納得した上で契約することが大切です。
ただ食いが発生しやすいって本当?
オフィスグリコにおける「ただ食い(盗み食い)」は、残念ながら完全にゼロにすることは難しいのが現状です。
例えば、料金箱に現金を入れずにお菓子を持ち出す従業員がいたり、電子決済をせずに利用する従業員がいたりするケースが考えられます。
しかし、オフィスグリコの代金回収率は95%と高いといわれており、適切な対策を講じることで、ただ食いのリスクをさらに軽減することは十分可能です。
オフィスグリコの導入で後悔するケース
オフィスグリコは便利なサービスですが、導入後に「後悔した」と感じるケースも存在します。
ここでは、オフィスグリコの導入で後悔する主なケースと、その原因について解説します。
利用する従業員が少ない
オフィスグリコを導入したものの利用する従業員が少なく、導入しても意味がなかったというケースです。
例えば、オフィスの近くにコンビニや売店があり、そちらを利用する習慣が根付いていると、オフィスグリコの利用率が低くなる可能性があります。
また、健康志向の従業員が多い職場では、菓子類があまり好まれず、売れ行きが悪くなることもあるでしょう。
従業員のお菓子の嗜好と商品ラインナップが合わない
オフィスグリコのお菓子の種類が、従業員の好みに合っていない場合、利用頻度が低くなる可能性があります。
事前に従業員アンケートを実施するなど、ニーズに合わせた商品ラインナップを検討しましょう。
料金設定が高い
オフィスグリコの料金設定が従業員の予算と合わない場合、購入をためらう可能性があります。
事前に、周辺のコンビニエンスストアやスーパーマーケットのお菓子の価格と比較しておくとよいでしょう。
以下の記事で、オフィスグリコの価格や導入費用について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>オフィスグリコは高い?仕組み〜商品価格・導入費用を解説!
金額が合わないことがある
オフィスグリコでは、料金箱の現金と売上金額が合わない、いわゆる「未払い」が発生するケースがあります。
これは、従業員が料金を支払わずにお菓子を持ち出していることが原因と考えられます。
従業員の健康が損なわれる可能性がある
オフィスグリコで販売されているお菓子は、チョコレートやクッキーなど、糖分や脂肪分の多いものが中心です。
そのため、毎日お菓子を食べていると、肥満や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。
従業員の健康を損なわないためには、以下のような対策が必要です。
ヘルシーなお菓子の導入
オフィスグリコで販売するお菓子の種類に、野菜チップスやナッツ類、ヨーグルトなど、ヘルシーなものを加えましょう。
栄養に関する情報提供
お菓子の栄養成分表示を分かりやすく表示したり、健康に関する情報を提供したりすることで、従業員の健康意識を高めましょう。
利用頻度の制限
オフィスグリコの利用頻度を制限するルールを設けることで、お菓子の過剰摂取を防ぐことができます。
オフィスグリコの盗み食い対策
オフィスグリコにおける盗み食いは、売上減少の原因となるだけでなく、従業員のモラル低下にもつながる可能性があります。
ここでは、効果的な盗み食い対策について解説します。
人目につく場所に設置する
オフィスグリコのボックスを、従業員が頻繁に利用する場所に設置することで、盗み食いの抑止効果が期待できます。
特に、以下のような社内共用部で、オフィスグリコのスタッフが出入りしやすい場所を選ぶとよいでしょう。
- 休憩スペース(リフレッシュルーム)
- エントランス・受付
- コピー機や給湯室の近く
アプリの電子決済の利用を促進する
現金での支払いは、どうしても未払いのリスクが伴います。
そこで、オフィスグリコが提供するアプリの利用を促進することで、未払いのリスクを軽減できます。
電子決済の利用を促進するためには、以下のような方法が有効です。
電子決済のメリットを周知する
電子決済を利用することで、ポイントが貯まったり、割引が適用されたりするなどのメリットを従業員に周知しましょう。
電子決済の利用方法をレクチャーする
電子決済の利用方法が分からない従業員のために、レクチャー会を開催したり、マニュアルを作成したりしましょう。
監視カメラの設置
オフィスグリコの設置場所に監視カメラを設置することで、抑止効果が期待できます。
ただし、監視カメラを設置する際には、従業員のプライバシーに配慮することが重要です。
監視の目的が「不正防止」であることを明確にし、不安を与えないように適切に運用する必要があります。
また、ダミーカメラを設置するだけでも一定の抑止効果が得られることがあるため、コストを抑えながら対策をしたい場合には検討してみると良いでしょう。
オフィスグリコの導入で失敗しないためのポイント
オフィスグリコの導入を成功させるためには、事前の準備と導入後の運用が重要です。
ここでは、オフィスグリコの導入で失敗しないためのポイントを解説します。
社内ルールを明確にして運用トラブルを防ぐ
オフィスグリコを導入する際は、利用に関する社内ルールを明確にし、従業員に周知徹底することが重要です。
ルールを明確にすることで、未払いや盗み食いなどの運用トラブルを軽減できます。
具体的には、以下のようなルールを設けることが考えられます。
- 支払い方法:現金での支払いか電子決済か、両方可能かなど支払い方法を明確にする
- 利用時間:お菓子を購入できる時間帯を決める
- 未払い時の対応:未払いが発生した場合の対応を明確にする
なお、未払い時の対応は、未払いが発生した従業員に対して注意喚起を行ったり、給与から天引きしたりすることが考えられます。
また、企業によっては未払いをしていない従業員も含めて誤差金を負担するケースもあるようです。
あらかじめ社内ルールを明確にしておき、未払いを含む運用トラブルが発生しないような環境を整備しましょう。
導入前に配達員の業務内容を確認する
導入前にオフィスグリコの配達員の業務内容を確認し、自社のニーズに合ったサービスを提供してくれるかどうかを見極めることが重要です。
具体的には、以下のような点を確認しましょう。
- 商品の品揃え:自社の従業員の好みに合った商品を品揃えしてくれるかどうか
- 補充頻度:お菓子の消費量に合わせて、適切な頻度で商品を補充してくれるかどうか
- 料金回収方法:料金回収方法(現金回収、電子決済など)や、未払い時の対応について
- コミュニケーション:オフィスグリコの利用状況や改善点について、積極的にコミュニケーションを取ってくれるかどうか
従業員のニーズを把握する
導入前に、そもそも「従業員が本当にオフィスグリコを利用するか」を確認することも重要です。
オフィスの近くにコンビニがある場合や、健康志向の人が多い職場では利用率が低くなるかもしれません。
事前にアンケートを取るなどして、需要を見極めましょう。
継続的に運用できるかを考える
最初は利用率が高くても、徐々に飽きられて利用者が減ることもあります。導入後も従業員の意見を聞きながら、改善を続けることが大切です。
もし利用者が極端に少ない場合は、別の福利厚生に切り替えることも視野に入れましょう。
まとめ
オフィスグリコは、従業員の満足度向上や福利厚生の充実につながる便利なサービスです。
しかし、導入にあたっては設置場所の選定や盗み食い対策など、注意すべき点もいくつか存在します。
本記事で解説したポイントを踏まえて職場に合った方法で運用し、より効果的な福利厚生につなげていきましょう。
オフィス向け置き菓子サービスを導入するメリットや、おすすめサービスを以下の記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
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