こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
セルフレジの導入を検討しているものの、高額な初期費用に悩んでいませんか?
実はリース契約を活用すれば、初期費用0円でセルフレジを導入できます。
本記事では、セルフレジリースの仕組みや価格相場、メリット・デメリットを詳しく解説します。
人手不足に悩む小売店や飲食店の経営者の方々に、資金負担を抑えながら店舗の業務効率化を実現する方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
なお、以下の記事では、導入のタイミングについても詳しく解説しています。
関連記事>>セルフレジの導入タイミングはいつが最適?セルフレジを導入する際の注意点についても解説
「TTG-MONSTAR」は、置きやすく・省スペース、光回線も不要なので店舗開発時のコストを削減できます。
セルフ/セミセルフレジの導入をご検討中の方は、以下のリンクよりプロダクト概要資料をご確認ください。
▼【無料】TTG-MONSTAR の概要資料をダウンロード
https://ttg.co.jp/download/download1/
目次
セルフレジをリースする3つの基本メリット
セルフレジをリースで導入する最大のメリットは、初期費用の負担を大幅に軽減できることです。
セルフレジは1台あたり10万円から300万円程度と高額なため、購入での導入はハードルが高いと感じる方も多いでしょう。
ここでは、セルフレジを導入するメリットを3つ厳選してご紹介します。
1.初期費用を大幅に抑えられる
セルフレジをリースで導入する最大の魅力は、高額な初期費用を支払う必要なく利用できる点です。
通常、セルフレジを購入する場合は本体価格に加え、設置工事費やシステム構築費なども含めると数百万円の投資が必要になります。
しかし、リースであれば月額2万円~3万円程度の価格で利用可能です。
これにより、開業したばかりの店舗や資金に余裕がない中小企業でも、最新のセルフレジシステムを導入できます。
また、リース料は経費として計上できるため、税制上のメリットもあります。
初期費用をほぼゼロに抑えられるため、その分の資金を商品開発や店舗改装など、他の重要な投資に回せる点も大きなメリットです。
2. 最新機種を利用できる
セルフレジのリース契約では、契約期間終了後に最新機種への入れ替えが容易にできるというメリットがあります。
テクノロジーの進化が速い現代において、数年後には新しい機能を搭載したセルフレジが登場している可能性が高いです。購入した場合、機器の陳腐化リスクを負う可能性がありますが、リースであれば常に最新の機能を活用できます。
例えば、顔認証決済やAI搭載の商品認識システムなど、新技術を取り入れたセルフレジへのアップグレードが容易になるでしょう。
これにより、顧客サービスの向上や業務効率化を継続的に図れ、競合店との差別化にもつながります。
また、新機能の追加や法改正に伴うシステム更新も、リース会社のサポートを受けながらスムーズに対応できる点も大きなメリットです。
3. 保守・メンテナンスが充実している
セルフレジのリース契約には、保守・メンテナンスサービスが含まれているケースが多いものです。
機械の故障はビジネスに大きな影響を与えますが、リース契約であれば専門のサポートチームが迅速に対応してくれるため、安心して運用できます。
通常、セルフレジを購入した場合、故障時の修理費用や定期メンテナンス費用は別途発生しますが、リースではこれらのコストも月額価格に含まれているのが一般的です。
また、トラブル発生時の対応窓口が一本化されているため、店舗スタッフの負担も軽減されます。
特に、IT知識が豊富なスタッフがいない小規模店舗にとって、専門家によるサポートが受けられるサポート体制は、大きな安心材料となります。
さらに、ソフトウェアのアップデートやセキュリティ対策も定期的に行われるため、常に安全な状態でセルフレジを運用できる点もメリットです。
セルフレジのリース費用相場と内訳
セルフレジのリース価格は、機種や契約内容によって異なりますが、一般的な相場を把握しておけば予算計画を立てやすくなります。
ここでは、リース価格の相場や契約期間について詳しく解説しますので、参考にしてください。
1. 月額費用は2万円~3万円
セルフレジのリース価格の相場は、機種のグレードやオプション内容によって異なりますが、一般的には月額2万円~3万円程度です。
基本的にリースは60回払いの5年契約になるケースが多く、月々の支払い額は一定であるため、予算管理がしやすいというメリットがあります。
ただし、総額で見ると購入した場合よりも高くなる可能性があるため注意が必要です。
例えば、200万円のセルフレジを購入する場合と比較すると、リースでは5年間で約240万円(月額4万円×60ヶ月)の支払いになるケースもあります。
しかし、初期費用の負担がなく、保守・メンテナンス費用も含まれている点を考慮すると、実質的なコスト差は小さくなるでしょう。
また、複数台導入する場合は台数に応じた割引が適用されるケースもあるため、見積もり時に確認するのがおすすめです。
2. 保守・メンテナンス費用も含まれる
セルフレジの運用には、保守・メンテナンス費用として月額2万円~10万円程度がかかりますが、リース契約ではこれらの費用も含まれているケースが一般的です。
具体的には、以下のような内容が含まれます。
- 定期点検
- 故障時の修理対応
- 部品交換
- ソフトウェアのアップデート
また、POSシステム利用料や通信料などの追加費用も、リース価格に含まれているケースが多いため、実質的なコスト削減につながります。
特に、24時間対応のサポートデスクや、故障時の代替機提供などのサービスが含まれているかどうかは重要なポイントです。
これらのサービスが別途契約となる場合は、月額費用に追加される可能性があるため、契約前に詳細を確認するのをおすすめします。
また、消耗品(レシート用紙やインクなど)の供給体制についても、リース会社によって対応が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
3. 契約期間は通常5年程度
セルフレジのリース契約期間は通常5年(60回払い)が一般的です。
この期間は機器の法定耐用年数に合わせて設定されている場合が多く、税制上のメリットも享受できます。
契約期間中の解約には高額な違約金が発生するケースが多いため、導入前に慎重な検討が必要です。
契約期間終了後は、再リース(月額価格が大幅に下がる場合が多い)、機器の返却、または買取(残存価値で購入可能)といった選択肢があります。
再リースを選択した場合、月額価格は当初の1/10程度になるケースもありますが、機器の老朽化リスクは高まる点に注意が必要です。
また、契約期間中でも機器の増設や一部入れ替えなどの柔軟な対応が可能かどうかも、リース会社選びの重要なポイントです。
長期的な事業計画に基づいて、最適な契約期間と終了後のプランを検討することをおすすめします。
セルフレジのリースと他の導入方法の違い
セルフレジを導入する方法には、リース以外にも購入、レンタル、サブスクリプションなどがあります。それぞれの特徴を理解し、自店舗に最適な導入方法を選びましょう。
「購入」との違いは初期費用と総額
セルフレジを購入する場合、高額な初期費用(100万円~300万円程度)が必要ですが、一度支払えば資産として所有でき、長期的に見ると総コストは低くなる傾向があります。
減価償却の税制メリットも享受できますが、機器の陳腐化リスクは自社で負う必要があります。
一方、リースは初期費用を抑えられますが、総額では購入よりも高くなるケースが多いです。
例えば、200万円のセルフレジを5年リースした場合、総支払額は240万円程度になる場合もあります。
ただし、保守・メンテナンス費用が含まれている点や、機器の陳腐化リスクを軽減できる点を考慮すると、実質的なコスト差は小さくなるのがメリットです。
資金繰りの状況や長期的な経営計画、税制面での優遇措置なども考慮して、購入かリースかを選択するとよいでしょう。
「レンタル」との違いは契約期間と価格
レンタルはリースよりも短期間の契約(数日~数ヶ月単位)が可能で、解約の自由度が高いというメリットがあります。
イベント出店や季節営業など、一時的にセルフレジが必要な場合に適している方法です。
しかし、月額価格はリースよりも高くなる傾向があります。
例えば、セミセルフレジの場合、購入時の初期費用は92万8,000円、リースの月額価格は約6,400円なのに対し、レンタル時は初期費用80万円、月額価格14,800円と差があります。
また、レンタルでは機器の仕様やカスタマイズに制限があるケースが多く、店舗のPOSシステムとの連携が難しい場合もあります。
長期間使用する予定であれば、リースの方がコスト効率が良いでしょう。
ただし、導入初期は試験的にレンタルで運用し、効果を確認した上でリースに切り替えるという段階的な導入方法も検討する価値があります。
「サブスク」との違いは解約の自由度
最近ではサブスクリプション形式でセルフレジを提供するサービスも登場しています。
サブスクはリースと同様に月額価格で利用できますが、いつでも解約可能で違約金が発生しにくいという特徴があります。
また、ハードウェアだけでなく、クラウドPOSシステムやアプリなどのソフトウェア、さらには決済サービスまで含めた包括的なサービスとして提供されるケースが多いです。
例えば、月額3万円程度で、セルフレジ端末、クラウドPOSシステム、在庫管理システム、顧客管理システムなどがセットで利用できるサービスもあります。
ただし、まだ提供企業が少ないため、選択肢は限られています。
また、カスタマイズ性はリースよりも低い傾向にあり、既存のPOSシステムとの連携が難しい場合もあります。
自社の状況にあわせた選択が必要
導入方法を選ぶ際は、資金状況、利用予定期間、機能のアップデート頻度などを総合的に判断することが大切です。
一般的に、短期間(3年未満)の利用ならレンタル、長期間(3年以上)の利用ならリースが有利とされています。
また、店舗の規模や取扱商品の特性によっても最適な選択は異なります。
例えば、小規模店舗で商品点数が少ない場合は、シンプルな機能のセルフレジをレンタルやサブスクで導入し、運用しながら必要な機能を見極めるという方法も効果的です。
一方、大規模店舗や特殊な商品を扱う店舗では、カスタマイズ性の高いセルフレジをリースで導入し、長期的に運用するのが適しているでしょう。
複数の業者から見積もりを取り、条件を比較検討するのをおすすめします。また、導入後のサポート体制や、将来的な店舗展開計画なども考慮して総合的な判断が重要です。
以下の記事でも、セルフレジ導入価格について、詳しく解説しているため、あわせて参考にしてください。
関連記事>>セルフレジ導入価格を徹底解説|具体例や初期費用のおさえ方も紹介
「TTG-MONSTAR」は、置きやすく・省スペース、光回線も不要なので店舗開発時のコストを削減できます。
セルフ/セミセルフレジの導入をご検討中の方は、以下のリンクよりプロダクト概要資料をご確認ください。
▼【無料】TTG-MONSTAR の概要資料をダウンロード
セルフレジのリースを導入するための3ステップ
セルフレジのリース導入を成功させるためには、計画的に進めることが重要です。以下の5つのステップに沿って進めることで、スムーズな導入が可能になります。
1.店舗のニーズを明確にする
セルフレジ導入のポイントは、自店舗が抱える課題と導入目的を明確にすることです。
レジ待ち時間の短縮、人件費の削減、感染症対策、オペレーションの効率化など、導入目的によって最適な機種やシステムが異なります。
例えば、レジ待ち時間の短縮が主目的なら、複数台のシンプルなセルフレジが効果的です。
一方、人件費削減が目的なら、商品認識機能が充実したフルセルフレジが適しています。
また、店舗の規模や客層、取扱商品の特性(バーコードの有無、生鮮食品の割合など)も考慮する必要があります。
さらに、既存のPOSシステムや在庫管理システムとの連携が必要かどうかも重要なポイントです。
導入目的と店舗特性を整理した上で、フルセルフレジ(お客様が商品登録から支払いまで全て行う)かセミセルフレジ(商品登録はスタッフが行い、支払いのみお客様が行う)かなど、基本的な方向性を決定しましょう。
2.導入前に試験運用を検討する
いきなり全レジをセルフレジに切り替えるのではなく、まずは1台からレンタルで試験的に導入してみるという方法も効果的です。
これにより、お客様の反応やスタッフの対応状況、実際の業務効率化の効果などを確認した上で、本格導入の規模や方法を決定できます。
試験運用期間中は、利用率や操作トラブルの発生頻度、お客様からのフィードバックなどを詳細に記録し、分析するのも重要です。
特に、高齢のお客様や外国人観光客など、様々な客層の利用状況を観察すれば、導入後のサポート体制構築に役立てられるでしょう。
また、試験運用を通じて、商品マスタの登録漏れや、バーコードが読み取りにくい商品の洗い出しなど、本格導入前の準備も進められます。
試験運用の結果、当初想定していた機種やシステムが店舗に合わないと判断した場合は、別の選択肢を検討する余地も残されています。
3.スタッフとお客様への教育を行う
セルフレジ導入の成功には、スタッフへの操作研修とお客様への案内方法の教育が欠かせません。
スタッフ教育では、基本操作はもちろん、トラブル対応(商品が認識されない場合、決済エラーが発生した場合など)や、お客様への説明方法についても十分に研修を行う必要があります。
特に導入初期は、専任スタッフを配置し、お客様をサポートする体制を整える工夫が必要でしょう。
また、お客様への案内としては、操作方法を示した分かりやすい案内表示や、初めて利用するお客様向けのデモンストレーションなどを用意しましょう。
高齢者や外国人観光客など、デジタル機器の操作に不慣れな方々へのサポート方法も事前に検討しておく必要があります。
導入から1~2週間は、通常より多めのスタッフ配置を計画し、スムーズな移行をサポートするのがおすすめです。
また、定期的にスタッフからフィードバックを集め、運用方法を改善していくことも大切です。
セルフレジのリースで解決できる課題とは?
セルフレジのリース導入により、店舗経営における様々な課題を解決できます。特に初期投資の負担軽減だけでなく、運営面でのメリットも大きいのが特徴です。
ここでは、セルフレジのリースで解消できる課題について、詳しく解説します。
人手不足の解消になる
小売業や飲食業界で深刻化している人手不足の問題に対して、セルフレジは効果的な解決策となります。
セルフレジを導入すれば、レジ業務に割いていたスタッフを接客や品出し、調理など他の業務に配置転換できるため、限られた人員でも効率的な店舗運営が可能になります。
特に繁忙時間帯のレジ待ち時間の短縮で、少ない人員でもスムーズな接客が実現します。
また、レジ業務は現金管理や商品知識など、習得に時間がかかるスキルが必要ですが、セルフレジの導入によりこれらの教育負担を軽減できる点もメリットです。
さらに、24時間営業の店舗では、深夜帯の人員配置の効率化にも貢献します。人手不足が今後も続くと予想される中、セルフレジ導入は持続可能な店舗運営のための重要な投資と言えるでしょう。
顧客満足度の向上が期待できる
セルフレジの導入は、顧客満足度の向上にも大きく貢献します。
最も分かりやすい効果は、レジ待ち時間の短縮です。特に混雑時間帯に複数のセルフレジを稼働させれば、お客様の待ち時間を大幅に削減できます。
また、自分のペースで会計を済ませたいというお客様のニーズにも応えるられます。
特に少額の買い物や、プライバシーに配慮したい商品の購入時には、セルフレジを好む顧客も多いのが特徴です。
さらに、多言語対応のセルフレジであれば、外国人観光客や在住外国人にも快適なショッピング体験を提供できます。
キャッシュレス決済にも対応しているセルフレジが多いため、現金を持ち歩かない顧客層にも便利です。
ただし、操作方法が分からないお客様へのサポート体制を整える工夫も重要です。特に高齢者や初めて利用するお客様には、スタッフによる丁寧な案内が必要です。
適切なサポート体制を整えれば、セルフレジ導入による顧客満足度の向上を最大化できるでしょう。
感染症対策にも効果的
コロナ禍以降、非接触型のサービスへの需要が高まっており、セルフレジはその要求に応える効果的な解決策です。
セルフレジでは、お客様とスタッフの対面での接触を減らせるため、感染症対策としても有効です。
特にキャッシュレス決済と組み合わせれば、現金の受け渡しによる接触も最小限に抑えられます。
また、セルフレジエリアは定期的な消毒が行いやすく、衛生管理の面でもメリットがあるでしょう。
さらに、一部のセルフレジでは非接触型の操作が可能なモデルも登場しており、タッチパネルに触れる必要なく音声操作や空中操作で会計を完了できるものもあります。
このような感染症対策への取り組みは、店舗の安全対策としてお客様にアピールでき、特に健康や衛生に敏感な顧客層からの支持を得られる点も特長です。
コロナ禍が収束した後も、衛生意識の高まりは継続すると予想されるため、セルフレジ導入は長期的な視点でも有効な投資と言えるでしょう。
まとめ
セルフレジのリース導入は、初期費用の負担を大幅に軽減しながら、業務効率化や顧客満足度向上を実現できる優れた選択肢です。
月額2万円~3万円程度の定額価格で、高額な初期投資なしにセルフレジを導入できるため、資金に余裕がない中小企業でも取り入れやすいのが大きな魅力です。
また、保守・メンテナンスサービスが充実しているため、専門知識がなくても安心して運用できます。
セルフレジのリース導入により、人手不足の解消、顧客満足度の向上、感染症対策の強化など、様々な経営課題を同時に解決できます。
初期費用0円で始められるセルフレジリースは、コスト効率よく店舗の競争力を高めるための有効な手段と言えるでしょう。
ぜひ、自店舗の状況に合わせた最適なリースプランを検討し、業務効率化と顧客体験の向上を実現してください。
関連記事>>【店舗・顧客別】キャッシュレス決済のメリット|導入成功のポイントも解説
「TTG-MONSTAR」は、置きやすく・省スペース、光回線も不要なので店舗開発時のコストを削減できます。
セルフ/セミセルフレジの導入をご検討中の方は、以下のリンクよりプロダクト概要資料をご確認ください。
▼【無料】TTG-MONSTAR の概要資料をダウンロード
https://ttg.co.jp/download/download1/