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セルフレジの種類完全ガイド!選び方と導入成功のポイントを解説

2024.11.29

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こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。

近年、多くの店舗で見かけるようになったセルフレジは、業務効率化や顧客満足度の向上を目指すシステムとして注目を集めています。

セルフレジには「フルセルフレジ」と「セミセルフレジ」があり、それぞれに特徴と活用法があります。

この記事では、セルフレジの種類や特徴、導入のメリット、業種別の選び方、さらに導入時のポイントまでを詳しく解説します。

セルフレジの種類・特徴と使い方

最初に、セルフレジの種類とそれぞれの特徴と使い方を紹介します。

フルセルフレジの特徴と使い方

フルセルフレジは、お客様がすべての操作をおこなうタイプのセルフレジです。

商品をスキャンし、支払い方法の選択から会計を済ませてレシートを受け取るまで、すべての対応がお客様ご自身です。そのため、店員はトラブル対応や商品案内などのサポートに専念できます。

おもに無人店舗やコンビニエンスストアなど、人件費削減を重視する店舗で利用されており、レジ待ち時間の短縮や顧客満足度の向上にもつながります。

フルセルフレジには初期費用やランニングコストが発生しますが、長期的には人件費の削減や業務効率化の面で大きなメリットに期待できます。

【フルセルフレジの特徴】

  • 人件費削減につながる
  • レジ待ち時間の短縮につながる
  •  顧客満足度を向上できる
  • 無人店舗の運営が可能
  • 24時間営業が可能

【フルセルフレジの使い方】

  1. 商品をスキャンする
  2. 支払い方法を選択する
  3. 支払いを済ませる
  4. レシートを受け取る

セミセルフレジの特徴と使い方

セミセルフレジは、お客様と店員がそれぞれ一部の操作を分担するタイプです。店員が商品をスキャンした後、お客様が支払い方法を選択して精算します。

フルセルフレジほどの人件費削減効果はありませんが、より充実したサポートを提供できるため、顧客満足度の向上が期待できます。

【セミセルフレジの特徴】

  • フルセルフレジよりもサポート重視
  • 顧客満足度が高い
  • 店員が商品の確認や精算を担当

【セミセルフレジの使い方】

  1. 店員が商品をスキャンする
  2. お客様が支払い方法を選択する
  3. 精算する
  4. レシートを受け取る

セルフレジ導入のメリット

セルフレジの導入によって得られる、店舗運営や顧客体験の主なメリットを以下にまとめました。

1. 業務の効率化

セルフレジにより、レジ業務をお客様自身に任せられるため、店員は他の重要な業務に集中できます。たとえば、商品陳列や顧客対応など、店舗の質を高める業務へのリソース集約が可能です。

また、無人運営にも対応可能なため、営業時間外の販売や人手不足の課題解決にも役立ちます。

2. 顧客体験の向上

セルフレジを利用することで、混雑時でも他の利用者の進み具合に左右されることなく、スムーズに手続きを完了できる点も大きなメリットです。 

さらに、お客様が直接操作することで会計処理がより直感的になり、ストレスの少ない買い物体験を提供できます。

3. 非接触決済の利便性

多くのセルフレジはクレジットカードや電子マネーなどの非接触決済に対応しており、現金のやり取りを減らせます。

そのため、衛生面での安心感やセキュリティ向上につながります。 

また、財布から現金を取り出す手間が省けるため、会計終了までの流れがよりスムーズです。

4. 混雑の緩和

セルフレジで待ち時間を短縮できれば、店舗内の混雑を軽減し、お客様が快適に買い物できる環境を作れます。

とくにピークタイムでの顧客対応能力が向上し、レジの回転率を高められます。

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【業種別】セルフレジの選び方

次に、業種別のセルフレジの選び方を紹介します。

小売業に適したセルフレジの特徴

小売業では、取り扱う商品の種類や店舗形態によって、最適なセルフレジが異なります。

たとえば食品スーパーや衣料品店など、業態ごとの特性に応じた機能が必要です。

小売業に適したセルフレジの機能例は、次のとおりです。

  • 商品のスキャン機能:多品種の商品に対応するスキャナーが必須
  • レジ袋の有料化対応:袋の購入オプションがスムーズに表示される設計
  • 食品の計量機能:生鮮食品を扱う場合は必須
  • 多様な支払い方法:現金、クレジットカード、QRコード決済など、幅広い支払い方法に対応する機能が求められます

飲食業に適したセルフレジの特徴

飲食業では、注文受付やテーブル番号の管理などに対応できる機能が必要です。

飲食業に適したセルフレジの機能例は、次のとおりです。

  • 注文の受け付け機能:メニュー選択をスムーズにおこなえるインターフェース
  • テーブル番号管理機能:座席に応じた注文処理を可能にする機能
  • キッチンへの注文伝票発行:オーダーを即座に厨房に送る仕組み
  • クーポンやポイントカード対応:利便性を向上

医療機関に適したセルフレジの特徴  

医療機関では患者様の受付や会計処理、カルテ管理など、医療機関独自の機能が必要となります。

セルフレジは医療機関の業務効率化に役立ちますが、医療機関向けの機能が充実している製品の選定が重要です。

医療機関向けに適したセルフレジの機能例は、次のとおりです。

  • 保険証の読み取り機能:スムーズな患者受付を実現
  • 医療費計算機能:診療報酬点数に基づく正確な計算が可能
  • 診察券の発行:受付業務の効率化

セルフレジの導入に必要な費用

セルフレジを導入する際には、初期費用やランニングコスト、その他さまざまな費用がかかります。

それぞれの費用について、詳しくみていきましょう。

初期費用

セルフレジの初期費用は、機種や機能によって大きく異なります。

一般的なセルフレジの初期費用は次のとおりで、高機能なセルフレジや複数台導入する場合は、さらに費用がかかります。

  • セミセルフレジ:登録機 100〜150万円程度、精算機 200〜300万円程度
  • フルセルフレジ:100〜300万円程度

ランニングコスト

セルフレジ導入後は、以下のような費用がランニングコストとしてかかります。

【保守・メンテナンス費用】
セルフレジは長期的に使用するため、定期的なメンテナンスや修理が必要です。契約内容によりますが、年間数十万円程度が一般的とされています。

【電気代】
セルフレジは常時稼働するため、電気代がかかります。台数や稼働時間によりますが、店舗の運営コストに組み込む必要があります。

【ネットワーク費用】
クラウド接続型やモバイル決済対応型のセルフレジの場合、インターネット回線の維持費が必要です。

【ソフトウェアの更新費用】
システムやセキュリティの更新が必要になる場合、アップデート費用が発生します。とくに高度なAI搭載型の場合、頻繁な更新が求められることがあります。

【トラブル対応費用】
紙幣詰まりやシステムトラブルなど、予想外の問題に対応するための費用も考慮が必要です。

これらの費用を含めると、一般的なセルフレジのランニングコストは月数万円から、システムの規模や内容によってはさらに高額になる場合があります。

また、保守契約や運用形態によってコストが変動するため、導入時に詳細部分までを比較検討するとよいでしょう。

その他費用

セルフレジ導入には、初期費用やランニングコスト以外にも、以下のような費用がかかる場合があります。

  • レジスターソフトの費用
  • POSシステムの費用
  • 導入・設置費用
  • 従業員研修費用
  • セキュリティ対策費用

これらの費用は、導入するセルフレジの種類や規模によって異なります。

補助金や助成金を活用する方法

セルフレジ導入には、国や地方自治体から補助金や助成金が支給される場合があります。

補助金や助成金の制度は、地域や時期によって異なるため、事前に確認が必要です。

補助金や助成金の活用手順は次のとおりです。

  1. 導入を検討している地域の補助金や助成金の制度を調べる
  2. 申請に必要な書類を揃える
  3. 申請書類を提出する
  4. 補助金や助成金の交付を受ける

セルフレジ導入を成功させるポイント

セルフレジを導入する際には、ただ設置するだけでなく、導入目的や運用計画を明確にしておく必要があります。以下に、具体的なポイントを挙げて説明します。

1. 導入目的の明確化

セルフレジ導入を成功させるには、「なぜ導入するのか」という目的を明確にすることが重要です。

目的を具体化することで、適切な機種選定や運用計画が可能になり、導入後の効果も正しく評価できます。

たとえば、「レジ待ち時間を20%削減する」といった目標を立てれば、必要な機能が明確になり、導入計画がスムーズになります。

このように明確な目的を持つことで、機種選定や運用計画がスムーズになり、導入後の効果を正しく評価する基盤となります。

2. 顧客層の特性の考慮

セルフレジは誰もが直感的に使えるわけではありません。とくに高齢者やデジタル機器に不慣れなお客様が多い場合、次のポイントに注意しましょう。

  • 分かりやすい操作画面の製品を選ぶ
  • 店員が操作を補助できるセミセルフの導入を検討する

上記のように顧客層にあったセルフレジを選択することで、操作ミスやお客様の混乱を最小限におさえつつ、利便性を確保します。

3. 従業員の教育とサポート体制の構築

セルフレジをスムーズに運用するためには、従業員の適切な教育が不可欠です。

従業員が十分なトレーニングを受けていない場合、トラブル発生時の対応やサポートが不十分になり、店舗運営全体に影響を及ぼす可能性があります。

さらに、セルフレジ導入後は業務内容が変化するため、新しい役割に適応する準備も欠かせません。

具体的な従業員の教育内容には、次のようなものが挙げられます。

【トラブル対応訓練】
紙幣詰まりやシステムエラーなどの問題に迅速かつ正確に対処する方法を学ぶ

【接客スキルの強化】
初めてセルフレジを利用するお客様が戸惑った際に、使い方を丁寧に案内するスキルを磨く

【業務の役割分担と配置の見直し】
従来のレジ担当者がトラブル対応係やフロアサポート係にシフトするなど、業務の効率化を図る

従業員にこれらの内容を教育することで、セルフレジ導入後のトラブルを最小限におさえ、顧客体験の向上と店舗運営の効率化を両立できます。

4. セキュリティ対策

セルフレジは便利ですが、不正利用のリスクも伴います。そこで、不正行為を防ぐ対策として、監視カメラの設置や防犯ゲートの設置を検討しましょう。

また、一部のセルフレジでは、不正検知システム(重量検知や商品スキャンの確認)を備えたモデルもあります。不正行為をゼロに近づけるためにも必要なセキュリティ対策が施されている製品を選びましょう。

5.定期的なメンテナンス

セルフレジの正常な稼働を維持するには、定期メンテナンスが必要です。

定期点検の契約を結び、専門業者に依頼することでトラブルを未然に防ぐなど、メンテナンスを欠かさない環境を整えておきましょう。

また、レジ本体だけでなく、周辺機器(スキャナー、決済端末など)も含めた総合的なメンテナンス計画を立てることも大切です。

まとめ

セルフレジは、人手不足の解消や顧客満足度向上など、さまざまなメリットをもたらす便利なシステムです。

セルフレジの種類には、フルセルフレジやセミセルフレジなどがあり、店舗の規模や業種、客層に適した機種の選定が重要となります。

セルフレジ導入を成功させるためには、導入目的の明確化、機種選定、導入後の運用体制などの要素を考慮する必要があります。

店舗に最適なセルフレジを選ぶためにも、導入前に種類や機能を把握して、ベストな製品を選択しましょう。


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