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こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
店舗運営に欠かせないPOSレジですが、導入を検討する際に気になるのが価格です。
POSレジは種類や機能によって価格が大きく異なり、周辺機器を揃えるとさらに費用がかかります。
本記事では、POSレジの種類ごとの価格相場や、周辺機器の内訳について詳しく解説します。
また、導入費用を抑える方法や、POSレジの選び方のポイントについても紹介します。
POSレジの導入を検討している方や、コストを抑えたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
POSレジの特徴やメリット・デメリットを以下の記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
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- POSレジとは? POSレジの機能や画面を徹底解剖!
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目次
POSレジの価格構造
POSレジの導入には、さまざまな費用がかかります。大きく分けると「初期費用」「月額費用」「周辺機器の費用」「保守・サポート費」の4つが主な構成要素です。
初期費用には、本体やソフトウェアの購入・設定費用が含まれます。さらに、キャッシュドロアやプリンターなどの周辺機器も必要に応じて追加されます。
近年主流となりつつあるクラウド型POSレジでは、月額の利用料が発生するケースが一般的です。導入後のサポートやトラブル対応に関する費用も考慮しておくと安心です。
こうした費用構造をあらかじめ把握しておくことで、店舗に合ったPOSレジを無理のない予算で導入しやすくなります。
POSレジの種類
POSレジは、主に「ターミナル型」「パソコン型」「タブレット型」の3種類にわけられます。それぞれの特徴を理解し、自店舗に最適なタイプを選びましょう。
ターミナル型(据え置き型)
ターミナル型POSレジは、レジ専用に設計された一体型の据え置き端末です。
耐久性が高く、長時間の使用にも耐えられる点が特徴です。
また、多機能かつ高性能なモデルが多く、大規模店舗や多店舗展開している企業に適しています。
サポート体制は充実していますが、他の種類と比べて導入費用が高額になる傾向があります。
パソコン型
パソコン型POSレジは、一般的なパソコンにPOSソフトウェアをインストールして使用するタイプです。
一般的なパソコン上で動作するため、操作に慣れるまでの時間が短いというメリットがあります。
既存のパソコンを流用すれば、導入コストを抑えられる点も魅力です。
また、ハードウェアとソフトウェアを別々に選べるため、自店舗のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。
タブレット型
タブレット型POSレジは、iPadなどのタブレット端末にPOSアプリをインストールして使用するタイプです。
コンパクトで持ち運びやすく、省スペースで設置できる点が大きな特徴です。初期費用も比較的安価なため、小規模店舗や移動販売に適しています。
また、クラウド型のサービスが多く、リアルタイムでの売上管理や複数店舗の一元管理も可能です。
以下の記事でタブレットPOSレジについて詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>タブレットPOSレジの特徴と導入メリット|費用や選び方もわかりやすく解説
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POSレジの価格相場
POSレジの価格相場は、種類や機能、メーカーによって大きく異なります。ここでは、タイプ別に初期費用の目安を紹介します。
ターミナル型POSレジの初期費用
ターミナル型POSレジの本体価格は、500,000円〜1,000,000円程度が相場です。
高機能なモデルほど価格が高くなる傾向があります。月額使用料は不要な場合もありますが、メーカーによって10,000円以上発生することもあります。
他のPOSレジに比べて初期費用が高額になるため、慎重に検討することが大切です。
パソコン型POSレジの初期費用
パソコン型POSレジの導入費用は、0円から500,000円程度です。
既存のパソコンを活用すれば、ソフトウェアの導入費用のみで済むため、初期費用を大きく抑えられます。
ソフトウェアのライセンス形態によって、月額利用料が5,000円〜30,000円程度発生することもあります。
タブレット型POSレジの初期費用
タブレット型POSレジの導入費用は、0円〜200,000円程度です。
パソコン型POSレジ同様、タブレット端末の購入が必要かどうかで、初期費用が異なります。
また、月額利用料は0円〜30,000円が一般的です。
POSレジの月額料金・維持費の目安と課金形態
POSレジは導入して終わりではなく、運用中にも費用が発生するケースがあります。
とくにクラウド型のPOSレジでは、毎月の利用料や保守サービスの料金が必要になることが一般的です。
ここでは、月額料金・維持費の目安と課金形態について詳しく解説します。
月額制・買い切り型の違い
POSレジの料金体系には、毎月の使用料が発生する「月額制」と、機器やソフトを一括で購入する「買い切り型」があります。
月額制は初期費用を抑えて導入しやすいのが特徴で、サブスクリプション型のPOSソフトやクラウドサービスによく見られます。
一方、買い切り型はランニングコストがかからない代わりに、導入時にまとまった費用が必要です。
導入予算や使用期間によって、どちらのタイプが適しているかを見極めることが大切です。
クラウド型POSとオンプレミス型POSのコスト比較
クラウド型POSは、インターネットを通じてデータを管理するサービスで、月額料金が発生するのが一般的です。
相場は0円〜30,000円程度と幅があり、選ぶプランや機能数によって金額が変わります。
クラウド型は複数店舗管理や遠隔操作に優れる一方で、通信環境に依存するため、業種や運用体制に合わせて選ぶのがポイントです。
一方、オンプレミス型POSはソフトウェアを店舗内の端末にインストールして使う方式で、主に買い切り型です。
導入費用は高めですが、月額課金は不要なことが多く、長期運用でコストを抑えられるケースもあります。
追加費用として発生する費用
POSレジは導入後にも、意外と見落としがちな追加費用が発生することがあります。
代表的なものとしては、以下のような費用があります。
- 保守サポート契約費
- トラブル対応時の修理費
- ソフトウェアのアップデート費
また、周辺機器の交換や、クラウド利用料に含まれていないオプション機能の利用も別料金になる場合があります。
導入前に「どこまでが基本料金に含まれているのか」「将来的に追加される可能性がある費用は何か」を確認しておくことで、予期せぬコストを防げます。
POSレジに必要な周辺機器の価格相場
POSレジを導入する際には、本体だけでなく周辺機器も必要です。ここでは、主要な周辺機器の価格内訳を解説します。
キャッシュドロア
キャッシュドロアとは、現金を収納するための引き出しのことです。
レジ本体と一体型になっているタイプと、個別になっているタイプがあります。価格は15,000円から50,000円程度が相場です。
レシートプリンター
レシートプリンターは、レシートや領収書を印刷するための機器です。
感熱式とインクジェット式があり、一般的には感熱式が多く使用されます。価格は40,000円から50,000円程度です。
印刷速度や用紙のサイズ、オートカッターの有無などによって価格が異なります。
なお、レシートロール(印刷用の紙)は2,000円〜5,000円程度で購入できます。
バーコードリーダー
バーコードリーダーは、商品に付いているバーコードを読み取るための機器です。
ハンディタイプと据え置きタイプがあり、価格は3,000円から60,000円程度です。
キャッシュレス決済端末
キャッシュレス決済端末は、クレジットカードや電子マネーなどの決済に対応するための機器です。
据え置き型やモバイル型など、さまざまな種類があります。
決済サービス会社によって、決済手数料以外の費用を無料に設定している場合もあり、価格相場は0円〜40,000円程度となります。
なお、幅広い店舗に対応できるセルフレジ「TTG-MONSTAR」は、月額27,000円〜ご利用いただけます。(プランによる条件あり)
カスタマーディスプレイ
カスタマーディスプレイは、顧客側に購入商品の金額や、おつりなどを表示するディスプレイです。
価格相場は25,000円から35,000円程度です。設置していない店舗もありますが、お客様との金銭トラブルを防ぐためにも、導入を検討しておくとよいでしょう。
POSレジの選び方のポイント
POSレジを選ぶ際には、価格だけでなく機能や操作性、拡張性、サポート体制なども考慮する必要があります。
ここでは、POSレジの選び方のポイントを解説します。
価格と機能のバランス
POSレジを選ぶ際には、予算内で必要な機能を備えた製品を選ぶことが大切です。
高機能なPOSレジは出来ることが多い一方で、使わない機能が多ければ、無駄なコストになります。
例えば、売上分析を重視するなら、分析機能が充実したPOSレジが適しています。
一方、シンプルなレジ業務のみを行う場合は、基本的な機能を備えた安価なPOSレジを選ぶとよいでしょう。
操作性
POSレジの操作性は業務効率に大きく影響するため、従業員が使いやすい製品を選ぶことが大切です。
画面の見やすさやタッチパネルの反応速度、ボタンの配置など、実際に操作して確認しましょう。
多くの従業員が直感的に操作できる、ユーザーフレンドリーな製品が理想的です。
また、操作マニュアルが充実しているかどうかもチェックしておきましょう。
拡張性
店舗の成長に合わせて、POSレジの機能を拡張できるかどうかも重要なポイントです。
特に、複数店舗展開を視野に入れている場合は、店舗間でのデータ連携機能が必要になります。
長期的な視点で必要な機能を想定し、拡張性の高い製品を選びましょう。
アフターサポート
POSレジは長期間使用する機器のため、導入後のサポート体制も重要です。
トラブル発生時の対応スピードや、修理・メンテナンスの体制などを確認しましょう。
24時間365日対応のコールセンターがあるメーカーは安心です。
また、定期的なソフトウェアのアップデートや、新機能の追加情報なども提供してくれると便利です。
選定時に押さえたい5つのチェック項目
POSレジを選ぶ際は、価格や機能だけでなく、実際の店舗運営に合っているかどうかを多角的に確認することが重要です。
導入後に「想定外の費用がかかった」「操作が難しくてスタッフが使いこなせない」といった事態を避けるためにも、以下の5つの視点でチェックしておきましょう。
チェック項目 | チェック内容 |
初期費用 | レジ本体・周辺機器・ソフト導入費など、導入時にかかる合計金額 |
月額費用 | クラウド利用料・保守費など、毎月発生するランニングコストの有無と金額 |
必要な機能の充実度 | 売上分析・在庫管理・顧客管理など、業務に本当に必要な機能が備わっているか |
操作性・UIのわかりやすさ | スタッフが直感的に使えるか、トレーニングやマニュアルが整っているか |
サポート体制と拡張性 | トラブル時の対応の有無、将来的な多店舗展開や機能追加への対応力があるか |
上記の表をもとに導入候補のPOSレジを比較することで、自店舗に最適な1台を選びやすくなります。
関連記事>>POSレジ導入ガイド|メリットや注意点、費用・手順まで徹底解説
POSレジの導入費用を抑える方法
POSレジの導入費用は、工夫次第で抑えられます。ここでは、費用を抑えるための具体的な方法を紹介します。
必要な機能に絞る
POSレジの導入費用を抑えるためには、必要な機能に絞って導入することが大切です。
多機能な製品は価格が高くなる傾向にあるため、事前に自店舗の業務を分析し、本当に必要な機能を見極めましょう。
例えば、在庫管理機能は便利ですが、小規模店舗ではExcelなどで代用できる場合もあります。
また、売上分析機能も詳細な分析が必要なければ、簡易的な機能でまかなえるケースもあります。
機能を絞り込むことで、導入費用を抑えながら、ランニングコストの削減にもつながります。
レンタルやリースも検討する
POSレジには購入だけでなく、レンタルやリースという選択肢もあります。
レンタルは短期間の利用に適しており、初期費用を大幅に抑えられるため、イベントや催事などに便利です。
一方、リースは長期間の利用を前提とした契約形態です。月々の支払額を抑えつつ、最新の機器を利用できます。
ただし、長期的にみるとレンタルやリースの方が割高になる可能性もあります。
自店舗の利用期間や予算に合わせて、最適な方法を選びましょう。
なお、月額費用を抑えるのであれば、初期費用・ランニングコストが低額な「TTG-MONSTAR」がおすすめです。
補助金を利用する
POSレジの導入には、国や自治体が提供する補助金を活用できる場合があります。
例えば、IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金などが利用できる可能性があります。
これらの補助金は、中小企業や小規模事業者のIT化を支援する目的で設けられています。
補助対象となる経費や補助率、申請方法などは制度によって異なるため、最新の情報を確認して対象かどうかを調べましょう。
以下の記事で、セルフレジ導入に活用できる補助金を紹介しています。
関連記事>>セルフレジ導入価格を徹底解説|具体例や初期費用のおさえ方も紹介
POSレジにも適用できる補助金があるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてください。
よくある質問(FAQ)
POSレジの導入に関して、よくある疑問や不安をまとめました。導入前に気になるポイントを事前に確認しておきましょう。
POSレジの導入費用はいくらですか?
導入費用はPOSレジの種類や機能、周辺機器の有無によって大きく異なります。
タブレット型であれば10万円未満で始められるケースもありますが、多機能なターミナル型では50万円以上かかることもあります。
月額料金の有無も含めて、トータルでの予算を見積もることが大切です。
月額利用料はどれくらいですか?
クラウド型POSの場合、月額料金は0円〜30,000円程度が相場です。
基本機能のみなら無料で使える場合もありますが、高度な分析機能や複数店舗対応などのオプションを加えると、月額費用が上がることがあります。
POSレジのデメリット・欠点はありますか?
代表的なデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- クラウド型はインターネット環境に依存する
- ターミナル型の場合、初期費用が高額になる場合がある
- 導入後に操作トレーニングが必要
ただし、自店舗の規模や業種に合ったPOSレジを選べば、こうしたデメリットは最小限に抑えられます。
まとめ
POSレジの価格は、種類や機能、周辺機器の構成によって大きく異なります。
導入費用を抑えるためには、自店舗に必要な機能を検討し、レンタルやリース、補助金などを活用することが大切です。
POSレジは単なる会計処理のツールではなく、店舗経営を効率化し、売上アップに貢献する重要なシステムです。
価格だけでなく操作性や拡張性、サポート体制なども考慮して、自店舗に最適なPOSレジを選びましょう。
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