こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
近年、タブレットをレジとして使用している店舗が増えています。
タブレットPOSレジは従来のレジに比べて導入コストが安く、省スペースで持ち運びができるなど、多くのメリットがあります。
しか、その一方でデメリットもあり、導入後に失敗しないためにも、メリットとデメリットの両方を知っておくことが大切です。
そこで本記事では、タブレットPOSレジのメリット・デメリットや選び方について詳しく解説します。
タブレットPOSレジの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
関連記事>>おすすめのPOSレジ12選!対応できる業種別に各製品のおすすめポイントを徹底解説
目次
タブレットPOSレジとは?
タブレットPOSレジとは、タブレット端末に専用のアプリケーションをインストールして使用するPOSレジのことです。
従来の据え置き型のPOSレジとは異なり、タブレット端末とレシートプリンター、キャッシュドロアなどの周辺機器を組み合わせて使用します。
レジ機能だけでなく、売上管理・在庫管理・顧客管理など、店舗運営に必要な機能を備えているのが一般的です。
従来型レジとの違い
従来の据え置き型のPOSレジは、専用のハードウェアとソフトウェアで構成されているため、導入コストが高額になる傾向があります。
また、設置スペースが必要で持ち運びができないため、レイアウト変更やイベント出店などには不向きです。
一方、タブレットPOSレジは、タブレット端末と必要な周辺機器を揃えるだけで導入できるため、初期費用を大幅に抑えられます。
さらに、タブレット端末はコンパクトで持ち運びが容易なため、イベント出店での使用にも適しています。
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タブレットPOSレジのメリット
タブレットPOSレジには、従来のPOSレジにはないメリットがあります。
ここでは、タブレットPOSレジの主なメリットについて詳しく説明します。
低コストで導入できる
タブレットPOSレジの大きなメリットの一つは、導入コストを大幅に削減できることです。
従来のPOSレジには専用のハードウェアが必要となるため、初期費用に数十万円かかるケースもめずらしくありません。
一方タブレットPOSレジは、汎用的なタブレット端末と必要な周辺機器を組み合わせることで、0円〜30,000円程度で導入できます。
さらに、アプリケーションの月額利用料も、従来のPOSレジの保守費用に比べて抑えられることが多いです。
アプリをインストールするだけで使用できる
タブレットPOSレジの導入のハードルの低さは、従来のPOSレジにはない大きなメリットです。
従来のPOSレジのように設置工事や設定作業が不要なため、導入までの時間と手間を大幅に削減できます。
専用のアプリケーションをタブレット端末にインストールして設定するだけで、すぐにPOSレジとして使用できます。
省スペース・持ち運びが可能
設置場所を選ばないところも、タブレットPOSレジのメリットです。
従来の据え置き型POSレジは一定のスペースを確保する必要があり、店舗のレイアウトを考えて導入しなければなりません。
しかし、タブレットPOSレジは、小さなカウンターや限られたスペースにも設置可能です。
また、簡単に持ち運びできることから、店舗内のレイアウト変更やイベント出店、移動販売などにも柔軟に対応できます。
誰でも簡単に操作できる
多くのタブレットPOSレジアプリケーションは、スマートフォンやタブレット端末の操作に慣れている人であれば、すぐに使いこなせるように設計されています。
従来のPOSレジと比べて操作方法がシンプルでわかりやすいため、スタッフ間での操作の差が生まれにくいというメリットもあります。
また、新人スタッフへの教育時間も短縮できるため、トレーニングコストの削減にもつながります。
自動でアップデートされる
タブレットPOSレジの多くは、アプリケーションが自動的にアップデートされる機能を備えています。
自動アップデート機能が有効になっている場合、アプリケーションの最新バージョンがリリースされると、自動的にダウンロードとインストールが行われます。
これにより、店舗側でアップデート作業を行う必要がなく、常に最新の状態でシステムを利用できます。
タブレットPOSレジのデメリット
タブレットPOSレジのデメリットといえるのが、インターネット環境が必要なことです。
一般的なタブレットPOSレジは、「クラウドサービス」として提供されているため、インターネット接続が必須です。
そのため、安定したインターネット環境が整っていない店舗では利用できません。
また、インターネット回線の障害やWi-Fiの電波が弱い場所では、レジ業務が停止するリスクがあります。
さらに、クラウドサービスを利用するタブレットPOSレジでは、データが外部サーバーに保存されます。
セキュリティ対策が不十分だと、データ漏洩や不正アクセスのリスクが高まる可能性があり、注意しなければなりません。
タブレットPOSには売上データや顧客情報などの重要な情報が含まれるため、セキュリティ対策を万全にしておきましょう。
タブレットPOSレジの選び方
次に、タブレットPOSレジを選ぶ際の重要なポイントを紹介します。
対応機種やOSを確認する
タブレットPOSレジを選ぶ際は、使用するタブレット端末の機種やOSが、導入を検討しているPOSレジアプリケーションに対応しているかを確認する必要があります。
例えば、iPad専用のアプリケーションの場合、Androidタブレットでは利用できません。
また、同じOSでもバージョンによっては対応していない場合もあります。
一部のサービスはiPadとAndroidの両方に対応していますが、導入前に必ずアプリケーションの動作環境を確認し、対応する機種やOSのバージョンを把握しておきましょう。
自店舗に合った機能を選ぶ
自店舗の業種や規模、業務内容に合わせて、必要な機能を備えたタブレットPOSレジを選ぶことも大切です。
例えば、飲食店であれば「オーダーエントリーシステムとの連携機能」や「テーブル管理機能」などが必要です。
一方、小売店であれば、「在庫管理機能」や「バーコードリーダーとの連携機能」が必要です。
また、複数の店舗を展開している場合は、店舗間の売上データや在庫データを一元管理できる機能があると便利です。
このように、自店舗の業務内容や経営戦略に合わせて必要な機能を選ぶことで、業務の効率化と売上アップを実現できます。
決済サービスを確認する
タブレットPOSレジを選ぶ際は、対応している決済サービスも確認しましょう。
クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、さまざまな決済に対応するシステムを選ぶことで、顧客の利便性を高めながら販売機会の損失を防げます。
さらに、決済手数料や入金サイクルもシステムによって異なります。事前に確認しコストを抑え、資金繰りの改善につなげましょう。
外部システムとの連携を確認する
タブレットPOSレジを選ぶ際には、外部システムとの連携機能も重要なポイントです。
例えば、会計ソフトとの連携で売上データを自動的に取り込み、経理業務を効率化できます。
また、ECサイトとの連携機能があれば、実店舗とECサイトの在庫を一元管理し、販売機会の損失防止につなげられます。
このように外部システムとの連携を活用することで、業務の効率化や売上アップ、顧客満足度の向上が期待できます。
タブレットPOSレジに関するQ&A
タブレットPOSレジの導入を検討する際には、さまざまな疑問が生じるものです。
そこでここからは、タブレットPOSレジに関してよくある質問とその回答を紹介します。
タブレットPOSレジでレシートの発行は可能?
タブレットPOSレジでは、レシートの発行が可能です。ただし、レシートの発行には別途レシートプリンターが必要となります。
タブレットPOSレジとレシートプリンターは、BluetoothやWi-Fiなどで接続し、会計処理後にレシートを印刷します。
レシートプリンターには、据え置き型や持ち運びに便利なモバイル型など、さまざまな種類があります。
タブレットPOSレジの導入に補助金は使える?
タブレットPOSレジの導入には、補助金を利用できる場合があります。
例えば、「IT導入補助金」や「小規模事業者持続化補助金」などを活用すると、導入費用の一部を補助してもらえる可能性があります。
補助金の申請には一定の要件を満たす必要があり、申請期間や補助金額は年度によって異なることがあります。
タブレットPOSレジ導入のコストを抑えたい方は、最新の補助金情報を確認し、自店舗が対象となるかどうかを確認しておきましょう。
iPadはタブレットPOSレジに使える?
iPadはタブレットPOSレジとして利用可能です。
App Storeには、さまざまなタブレットPOSレジアプリが公開されており、iPadにインストールするだけでレジとして使用できます。
また、iPadは他のApple製品と連携できるため、iPhoneやMacなどと組み合わせて使用することで、さらに業務効率化を図れます。
ただし、iPadをタブレットPOSレジとして使用する際には、対応するOSのバージョンや周辺機器との接続が可能かを確認する必要があります。
まとめ
タブレットPOSレジは、従来の据え置き型POSレジに比べて導入コストが安く、省スペースで持ち運びができるなどのメリットがあります。
その一方で、インターネット環境が必要というデメリットもあり、メリットとデメリットを踏まえて検討する必要があります。
タブレットPOSレジを選ぶ際には、機能や対応決済サービスを比較検討し、自店舗に合ったシステムを選ぶことが大切です。
また、補助金の対象となる場合は、導入費用をさらに抑えることも可能です。
今回紹介した内容を参考に、自店舗に最適なタブレットPOSレジを探してみましょう。
タブレットPOSレジ以外のレジも検討している方は、以下の記事も参考にしてください。
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