株式会社TOUCH TO GO | 日本で唯一実用化されている省人化 無人決済店舗システム

無料資料ダウンロード

QRコード決済の仕組みを徹底解説|導入にかかる費用とは?

こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。

QRコード決済は、スマホを使って手軽に支払いができる便利な決済手段です。

しかし、QRコード決済の仕組みや導入費用について、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、QRコード決済の仕組みや支払い方式、導入費用を詳しく解説します。

「QRコード決済」の網羅的な情報は、以下の記事で解説しています。セルフレジの決済手段にQRコードの導入をご検討されている方は先にご覧ください。
関連記事>>QRコード決済とは?主要サービスや他の決済方法との違いを解説!

QRコード決済の仕組み

QRコード決済は、顧客がスマホでQRコードを読み取り、支払いを完了する仕組みです。

店舗側が提示するQRコードを顧客がアプリでスキャンする方式や、顧客のスマホに表示されたQRコードを店舗が読み取る方式があります。

決済情報はアプリから決済事業者を通じて送信され、承認されると支払いが完了します。

現金やカードの受け渡しが不要で、スムーズに買い物できるのが大きな特徴です。

決済手段を拡充するなら!低価格で多機能なセルフレジ「TTG-MONSTAR」

TOUCH TO GO の セルフ/セミセルフレジ「TTG-MONSTAR」は、さまざまな決済手段に対応しています。
セルフレジの導入をご検討中の方は、以下のリンクよりプロダクト概要資料をご確認ください。

▼【無料】TTG-MONSTAR の概要資料をダウンロード
https://ttg.co.jp/download/download1/

QRコード決済と電子マネーの違い

QRコード決済と電子マネーは、どちらもキャッシュレス決済の手段ですが、いくつかの違いがあります。

QRコード決済は、スマホアプリを利用して、QRコードやバーコードを読み取って決済する方式です。

一方、電子マネーは、ICカードやスマートフォンにお金を事前にチャージして利用する決済方式です。

チャージした金額はデジタルデータとして記録され、非接触型のリーダーにかざすだけで支払いが完了します。

例としては、交通系ICカードの「Suica」や「PASMO」、おサイフケータイ機能を活用したスマホ決済が挙げられます。

ただし、一部の電子マネーは「チャージ型」ではなく、クレジットカードと紐付けて「ポストペイ型」を採用しています。

QRコード決済の支払い方式

QRコード決済の支払い方式は、大きく以下の2つに分けられます。

ユーザースキャン方式

ユーザースキャン方式は、店舗側が提示するQRコードを顧客がスマホのカメラで読み取り決済する方式です。

店舗側は専用端末を用意する必要がなく、QRコードを印刷した紙やタブレット端末があれば導入できます。

初期費用を抑えられるため、主に小規模な店舗で導入されています。

ユーザースキャン方式で決済する流れは、以下のとおりです。

  1. 顧客がスマホのQRコード決済アプリを起動
  2. 店舗に設置されたQRコードをスマホのカメラで読み取り
  3. 支払い金額を入力
  4. 支払い金額を確認
  5. 決済完了

ユーザースキャン方式は、顧客側が操作を行うため、店舗側の手間が少ないというメリットがあります。

ストアスキャン方式

ストアスキャン方式は、顧客のスマホに表示されたQRコードやバーコードを、店舗側が専用端末で読み取り決済する方式です。

店舗側が専用端末を用意する必要がありますが、ユーザースキャン方式と比べて、決済処理がスピーディーになる点がメリットです。

ストアスキャン方式で決済する流れは、以下のとおりです。

  1. 顧客がスマホのQRコード決済アプリを起動
  2. QRコードやバーコードを表示
  3. 専用端末でスマホに表示されたQRコードを読み取り
  4. 読み取り完了後、店舗側で支払い金額を確認
  5. 決済完了

ストアスキャン方式はユーザースキャン方式と比べて、店舗側の操作が増えますが、決済処理がスムーズに行えるため、レジの混雑緩和につながります。

QRコード決済のチャージ方法

ここからは、QRコード決済のチャージ方法3つを紹介します。

前払い(プリペイド)方式

前払い(プリペイド)方式は、事前にQRコード決済アプリに現金をチャージする支払い方法です。

顧客は銀行口座やクレジットカードから、あらかじめアプリにチャージしておくことで、チャージ残高の範囲内で決済ができます。

前払い方式はチャージした金額以上は利用できないため、使いすぎ防止にもつながります。

また、チャージした金額をいつでも確認できることから、残高を管理しやすい点もメリットです。

後払い(ポストペイ)方式

後払い(ポストペイ)方式は、特定の期日に利用した決済金額を、あとからまとめて支払う方法です。

この方式では、QRコード決済アプリにクレジットカードを登録しておくことで、手元に現金がなくてもスムーズに決済が可能です。

利用した金額はクレジットカードの利用明細にまとめられ、後日精算されます。

また、クレジットカード以外にスマホ料金と合算して支払うなど、複数の後払いがあります。

即時払い(リアルタイムペイ)方式

即時払い(リアルタイムペイ)方式は、決済と同時に、登録した銀行口座から支払い金額が引き落とされる仕組みです。

この方式では事前にチャージする必要がなく、後日まとめて支払うこともないため、利用時にそのまま支払いが完了します。

利用と同時に銀行口座から引き落とされるため、残高管理がしやすいのが大きな特徴です。

さらに、クレジットカードを持っていない方でも、銀行口座を登録するだけで利用できる点も魅力といえます。

QRコード決済を導入するメリット

QRコード決済の導入は、店舗側と顧客側のどちらにとってもさまざまなメリットがあります。

店舗側の主なメリットは、以下のとおりです。

  • 導入コストが低い
  • 会計業務の効率化につながる
  • 新規顧客の集客が期待できる

QRコード決済は、専用端末が不要な場合が多く、導入コストを抑えられます。また、現金の取り扱いが減るため、会計業務の効率化につながります。

さらに、QRコード決済を導入することで現金を持ち歩かない顧客を取り込めるため、売上アップにも期待できます。

一方、顧客側の主なメリットは次のとおりです。

  • 支払いがスピーディーになる
  • ポイント還元を受けられる
  • 支出を管理しやすい

QRコード決済を利用すると現金支払いよりもスピーディになるため、買い物時間を短縮できます。

また、ポイント還元を受けられたり、アプリで利用履歴を確認できたりなどの点も、QRコード決済を利用するメリットといえます。

QRコード決済のメリットについて、以下の記事でさらに詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

関連記事>>【店舗・顧客別】QRコード決済のメリット・デメリットを詳しく解説!

QRコード決済を導入するデメリット

QRコード決済を導入するデメリットは、主に店舗側に発生します。

1つ目は、決済手数料が発生することです。QRコード決済を利用すると、決済金額に応じて、決済手数料が発生します。

決済手数料はQRコード決済サービスによって異なりますが、一般的には決済金額の2〜3%程度です。

2つ目は、入金サイクルが長い場合があることです。QRコード決済の売上は、即時入金されるわけではなく、一定期間後にまとめて入金されます。

入金サイクルもQRコード決済サービスによって異なりますが、月1回程度にまとめられることが多く、資金繰りに余裕がない店舗は注意が必要です。

3つ目は、スマホの操作に慣れていない顧客への対応が必要なことです。

QRコード決済はスマホを利用するため、操作に慣れていない顧客への対応が必要になる場合があります。

このような課題を把握した上で、導入を検討することが大切です。

QRコード決済の導入に必要な費用

QRコード決済は他の決済方法に比べると、比較的安価で導入可能です。

ただし、導入に必要な費用をあらかじめ把握しておくことが大切です。

ここでは、QRコード決済の導入に必要な費用を紹介します。

初期費用

QRコード決済の導入に必要な初期費用は、QRコード決済サービスや導入方法によって異なります。

ユーザースキャン方式の場合は、店舗側がQRコードを印刷した紙やタブレット端末を用意するだけで導入できるため、初期費用はほとんどかかりません。

一方、ストアスキャン方式の場合は、店舗側が専用端末を用意する必要があるため、端末購入費用が発生します。

費用は端末の種類や機能によって異なりますが、数千円〜数万円程度です。

また、QRコード決済サービスによっては、初期費用無料キャンペーンを実施している場合もあります。

キャンペーン情報を時々チェックして、お得なタイミングで導入すると初期費用を抑えられます。

決済手数料

QRコード決済サービスを利用する際、店舗側に決済手数料が発生します。

手数料はサービスによって異なりますが、一般的には2%〜3%程度に設定されています。

例えば、決済金額が10,000円で決済手数料の料率が2.0%の場合、店舗側が負担する決済手数料は200円になります。

決済手数料は、QRコード決済の利用金額が増えるほど、店舗側の負担も大きくなります。

そのため、できるだけ料率が低いQRコード決済サービスを選ぶことで、コストを抑えられます。

決済手数料はQRコード決済のランニングコストとして、店舗の利益に影響を与えるため、複数のサービスを比較して慎重に検討しましょう。

以下の記事で、QRコード決済の手数料について詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。

関連記事>>QRコード決済の手数料を徹底比較!導入のポイントや注意点も解説

振り込み手数料

振り込み手数料は、QRコード決済の売上金を店舗の銀行口座に振り込む際に発生する手数料です。

金額はQRコード決済サービスや振込先の金融機関によって異なりますが、一般的には、1回あたり数百円程度です。

また、QRコード決済サービスによっては、月に数回まで振り込み手数料が無料になる場合や、売上金額が一定額以上で手数料が無料になることもあります。

決済サービスごとに異なるため、決済手数料とあわせて事前に確認しておきましょう。

まとめ

QRコード決済は、店舗側・顧客側の両方の利便性を高められる決済方法で、さらに導入コストが低いことから、多くの店舗で導入されています。

決済手数料や振込手数料がかかりますが、決済サービスによっては低コストに抑えることも可能です。

QRコード決済を検討中の方は、仕組みやメリット・デメリットを理解した上で、店舗に合った決済サービスを探してみましょう。

主要QRコード決済の市場シェアランキングを紹介した記事も、ぜひご覧ください。

関連記事>>QRコード決済のシェアランキングTOP6|利用者数や選定時のポイントも紹介


決済手段を拡充するなら!低価格で多機能なセルフレジ「TTG-MONSTAR」

TOUCH TO GO の セルフ/セミセルフレジ「TTG-MONSTAR」は、さまざまな決済手段に対応しています。
セルフレジの導入をご検討中の方は、以下のリンクよりプロダクト概要資料をご確認ください。

▼【無料】TTG-MONSTAR の概要資料をダウンロード
https://ttg.co.jp/download/download1/

RECOMMEND / この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

  • クレジットカードの利用でセルフレジが一層便利に!便利さが加速するスマートショッピング体験

    セルフレジの導入によって、クレジットカードでの会計がよりスムーズになっております。 タッチ決済で会計を負えることができる機能や、カードを通すだけなので、手間なく会計を終えることがで...

  • キャッシュレス決済を導入するメリット・デメリットとは?導入手順を6STEPで徹底解説

    こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。 店舗へのキャッシュレス決済導入は、顧客満足度向上と業務効率化に不可欠です。 本記事では、キャッシ...

  • セルフレジ補助金で店舗改革!今知っておきたいポイントは?

    はじめに:セルフレジとは何か  本稿は、店舗を運営している方がセルフレジを導入する際に押さえておくべきポイントを解説するものですが、その前に、そもそも「セルフレジとは何か」から解説...

  • セルフレジはトラブルが多いのか?解消方法などの紹介

    こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。 セルフレジは導入され始めているレジの種類ですが、同時にトラブルが多いという注意点もあります。ここ...

「無人店舗の運営方法 完全ガイドブック」と題されたガイド資料