こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
「自販機コンビニ」という新しい形態の店舗が、近年注目を集めています。
従来のコンビニエンスストアとは異なり、無人で運営される自販機型のコンビニは24時間営業で、商品を手軽に購入できる利便性が魅力です。
特に、オフィスや施設内での導入が進んでおり、働く人々にとって便利な環境を提供しています。しかし、導入を検討する際には、メリットとデメリットをしっかりと理解しておくことが重要です。
この記事では、自販機コンビニの特徴や導入のメリット・デメリット、おすすめサービスを紹介します。オフィスや施設に自販機コンビニの設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
関連記事>>従業員に喜ばれるオフィスの福利厚生12選|メリット・デメリットも解説
目次
自販機コンビニとは?
自販機コンビニとは、オフィスや工場、病院などの施設内に設置された自動販売機を活用した無人型のコンビニエンスストアです。
従来の自動販売機と異なり、お菓子や飲料だけでなく、サンドイッチやおにぎり、カップ麺、日用品など、コンビニで販売されているような多様な商品を取り扱えるのが特徴です。
また、キャッシュレス決済に対応している機種が多く、利用者は手軽に商品を購入できます。
近年、人手不足や省力化のニーズが高まる中で、手軽に導入できる福利厚生サービスとして企業の注目を集めています。
また、災害時の備蓄としても活用できるため、BCP(事業継続計画)対策としても有効です。
「TOUCH TO GO」のプロダクトは、自販機を設置するように、工事不要でコンビニ区画を導入できます。
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自販機コンビニを導入するメリット
自販機コンビニを導入することで、企業や従業員は多くのメリットを享受できます。ここでは、具体的なメリットを詳しく見ていきましょう。
省スペースで導入できる
自販機コンビニは、従来のコンビニエンスストアに比べてコンパクトなスペースで設置できます。
数坪程度のスペースがあれば設置可能なため、大規模な工事や改装は不要で、オフィスの空きスペースや休憩室の一角など、既存の空間を有効活用できます。
設置場所を選ばないため店舗を構えることが難しい場所でも、手軽にコンビニの機能を提供できます。
豊富な商品ラインナップ
自販機コンビニは、従来の自動販売機に比べて、格段に豊富な商品ラインナップを取り揃えることができます。
飲料やお菓子だけでなく、お弁当・パン・カップ麺・惣菜・日用品など、コンビニエンスストアで販売されている商品と同じ商品ラインナップを用意できます。
そのため、自販機コンビニを設置することで、従業員はオフィスにいながらランチや小腹を満たす食べ物を手軽に購入できるようになります。
24時間利用できる
自販機コンビニは、24時間365日利用可能な点が大きなメリットです。
これにより、従業員や利用者は勤務時間や休憩時間など、時間帯に関係なく、必要な時に商品を購入できます。
特に、夜勤がある職場や残業が多い職場、24時間体制で稼働している施設などでは、24時間利用できる自販機コンビニは非常に便利です。
また、24時間営業の自販機コンビニは、福利厚生の満足度向上にも繋がります。
深夜や早朝など、外の店舗が閉まっている時間帯でも利用できるため、突然の残業でも従業員が必要な食べ物やアイテムを購入できる環境を整えられます。
従業員の満足度向上が期待できる
オフィスや施設内で手軽に商品を購入できる自販機コンビニの利便性は、従業員のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上に直結します。
自販機コンビニがあれば、必要なものを買いに外出する必要がないため、従業員が時間を有効活用できます。
また、悪天候の日や暑い日、寒い日などの外出が億劫な日でも、快適に買い物できます。
自販機コンビニを福利厚生の一環として導入することも可能で、企業への帰属意識を高める効果も期待できます。
企業が従業員のニーズを理解して働きやすい環境を提供しようとする姿勢は、従業員からの信頼を得る上で非常に重要です。
災害時の備蓄として活用できる
自販機コンビニは、災害時の備蓄としても活用できます。非常食や飲料水、防災グッズなどを備蓄しておくことで災害発生時に従業員の安全を確保できます。
また、災害時に停電が発生しても、特定の自販機コンビニは無償提供機能を備えており、ライフラインが寸断された際にも地域の住民や帰宅困難者への支援が可能です。
このように、自販機コンビニは日常的な利便性の向上だけでなく、災害時の備蓄や支援活動にも大いに貢献します。
初期費用を抑えて導入できる
自販機コンビニは、通常のコンビニエンスストアを設置するのに比べて、初期費用を大幅に抑えることができます。
多くの自販機コンビニサービスでは、初期導入費用が無料で提供されています。商品の補充やメンテナンスも専門スタッフが対応するため、運営の手間もかかりません。
自販機コンビニのデメリット
自販機コンビニには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。導入を検討する際には、以下のようなデメリットも考慮する必要があります。
設置条件がある
自販機コンビニの設置には、いくつかの条件があります。設置場所の広さや形状によっては、設置できない場合があります。
また、電源の確保や商品の補充・管理を行うためのスペースも必要です。さらに、設置場所の周辺環境によっては、騒音や景観の問題に対応が必要かもしれません。
自販機コンビニを提供しているサービスは設置条件を設けているため、条件を満たしているかどうかを事前に確認する必要があります。
設置場所の雰囲気に合わないこともある
自販機コンビニのデザインや外観によっては、設置場所の雰囲気に合わない場合があります。
特に、デザイン性の高いオフィスや、高級感のある施設の場合、自販機コンビニの無機質な外観が雰囲気を損ねてしまう可能性があります。
導入する際には、設置場所の雰囲気に合ったデザインの自販機を選ぶことが重要です。
商品ラインナップに制限がある
自販機コンビニは、設置スペースや機器の仕様により、取り扱える商品の種類や数が制限されます。
提供されているサービスによっては、お菓子やカップ麺、パンなどの軽食が中心となり、サラダや弁当、惣菜などの調理食品や加工食品を扱えないことがあります。
しかし、冷蔵・冷凍・常温の商品を1台で取り扱える自販機を導入することで、幅広い商品を効率よく提供でき、利用者の多様なニーズに応えることが可能です。
導入を検討する際には、取り扱いたい商品の種類や数、設置スペースなどを考慮し、最適な自販機コンビニを選択することが大切です。
自販機コンビニ3選
様々なメーカーから自販機コンビニが提供されていますが、ここでは特におすすめの3つのサービスを紹介します。
セブン自販機
セブン-イレブンが提供する『セブン自販機』は、セブン-イレブンならではの商品ラインナップが魅力です。
おにぎりやサンドイッチ、お弁当、デザートなどの人気商品を手軽に購入でき、さらにnanacoカードや交通系ICカードなど、多様な決済方法にも対応しています。
セブン-イレブンの強力なブランド力と、多くの人が見慣れた商品を購入できる点が、従業員からの信頼を得やすいポイントとなっています。
ファミマの自販機コンビニ(ASD)
ファミリーマートの「ファミマの自販機コンビニ(ASD)」は、豊富な商品ラインナップと、省スペース設計が特徴です。
飲料・お菓子・カップ麺・日用品など、多様な商品を販売できます。物販機と飲料機の1セットから導入可能で、休憩スペースやオフィスの食堂などの一角にも設置できます。
スマリテ
スマリテは、株式会社スマリテが提供する無人小売システムで、24時間無人で食品や生活用品を販売できる販売機を提供しています。
空きスペースや建物のエントランス、既存店舗に設置可能で、「温・冷蔵・冷凍」の3つの温度帯に対応しています。
また、売れ残り商品を自動的に値引きし、廃棄ロス削減と収益化を支援している点も特徴です。
設置場所があるなら無人店舗もおすすめ
もし、ある程度の設置場所を確保できるのであれば、自販機コンビニだけでなく、より多様な商品を提供できる無人店舗も検討してみましょう。
無人店舗を導入するのでれば、利便性の高い「TOUCH TO GO(タッチトゥゴー)」がおすすめです。
TOUCH TO GOは、株式会社TOUCH TO GOが提供する無人決済システムです。
店内に設置されたカメラやセンサーが、入店したお客様と手に取った商品をリアルタイムで認識します。
お客様が決済エリアに立つとタッチパネルに商品と購入金額が表示され、表示内容を確認後、支払いすると買い物が完了します。
TOUCH TO GOは、利用者が持っている商品を自動で認識するため、レジでのスキャン作業は不要で、会計の手間を大幅に削減します。
また、事前の会員登録や専用アプリのダウンロードが不要で、誰でも入店するだけで必要な商品を購入できます。
また、Suicaなどの交通系ICカードやクレジットカード、QRコード決済など、幅広い決済方法に対応しています。
製品の詳細は、以下のリンクよりご確認ください。
製品詳細>>TTG-SENSE/TTG-SENSE MICRO
まとめ
自販機コンビニは省スペースで導入できる上に、24時間利用可能というメリットがあり、従業員の満足度向上にもつながります。
また、初期費用を抑えて導入できる点も魅力です。ただし、設置条件や商品ラインナップに制限があるなど、デメリットも存在します。
導入を検討する際には、メリット・デメリットを十分に比較し、自社のニーズに合ったサービスを選ぶことが大切です。
本記事で紹介した情報を参考に、設置場所に合った自販機コンビニの導入を検討してみてください。
企業の福利厚生として、自販機コンビニやオフィスコンビニの導入を考えている方は、以下の記事も参考にしてください。
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