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こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
店舗開業を検討しているけれど、「どんな店舗用品が必要なのかわからない」「開業準備の手順がわからない」と悩んでいませんか?
開業成功のためには、事業計画の段階から必要な店舗用品を把握し、保健所基準に適合した備品選びが重要です。
しかし、業態によって必要な用品は大きく異なり、費用も膨大になりがちです。
そこで今回は、無人決済店舗システムを提供するTOUCH TO GO編集部が、店舗用品を効率的に揃えて開業を成功させる方法を詳しく解説します。
準備の5ステップから費用削減のコツまで、実践的な情報をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【飲食店】店舗用品を揃えて開業準備するための5ステップ
店舗開業を成功させるためには、計画的な店舗用品の準備が不可欠です。
ここでは、店舗用品を効率的に揃えるための5つのステップを詳しく解説しますので、参考にしてください。
①事業計画書で必要な店舗用品を明確化する
まず、事業計画書の作成段階で、店舗運営に必要な用品を具体的にリストアップします。
業態や規模に応じて、厨房設備、接客備品、事務用品の3つのカテゴリーに分けて整理しましょう。
飲食店なら調理器具や冷蔵設備、小売店なら陳列棚やレジシステムが中心となります。
この段階で店舗用品の優先順位を決め、開業時に必須のものと後から追加できるものを明確に分けることが重要です。
詳細な備品リストを作成すれば、資金計画の精度も向上し、融資申請時の説得力も高まります。
②開業資金と店舗用品の予算配分を決定する
次に、開業資金全体の中で店舗用品にかける予算を決定しましょう。
一般的に、店舗用品費は開業資金の20%程度が目安とされています。
厨房設備などの高額な機器はリース契約を活用し、初期費用を抑える方法も検討しましょう。
中古品の活用や業務用カタログでの一括購入により、コストを削減できる場合もあります。
③物件選定と店舗用品の配置計画を立てる
物件が決定したら、店舗の間取りに合わせて用品の配置計画を詳細に検討します。
厨房エリア・客席エリア・バックヤードの3つのゾーンに分けて、動線を考慮した効率的なレイアウトを設計しましょう。
特に飲食店では、保健所の立ち入り検査を想定して、シンクや冷蔵設備の配置が基準を満たすかを事前に確認することが必要です。
什器や備品のサイズを正確に測定し、搬入経路も含めて検討することで、開業直前のトラブルを防げます。
配置図を作成して、スタッフの作業効率も考慮した最適な環境を整備しましょう。
関連記事>>店舗什器とは?種類・選び方・購入とレンタルの違いまで徹底解説
TOUCH TO GO の 無人決済店舗システムは、従来のレジ設備や人件費を大幅に削減し、開業時の店舗用品費を最適化できます。
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④保健所申請に必要な店舗用品を準備する
飲食店開業では、保健所の営業許可取得が必須となるため、基準に適合した店舗用品の準備が重要です。
手洗い設備は自動センサー付きが推奨され、調理場には2槽以上のシンクが必要です。
冷蔵・冷凍設備には温度計の設置が義務付けられており、食材保管用の容器も規定の材質を選ぶ必要があります。
消毒液やペーパータオルなどの衛生用品も事前に準備しておきましょう。
保健所への事前相談時に必要な設備リストを確認し、基準を満たす店舗用品を選定することで、スムーズな許可取得が可能になります。
⑤開業直前の店舗用品最終チェックを実施する
開業の1〜2週間前に、すべての店舗用品が揃っているか最終確認を行います。
機器の動作テスト、備品の数量チェック、消耗品の在庫確認を徹底的に実施しましょう。
POSシステムやプリンターなどの電子機器は、実際の営業を想定したテスト運用を行い、不具合がないか確認します。
スタッフ研修時に備品の使用方法を説明し、操作に慣れてもらうことも重要です。
開業当日に備品不足で営業に支障が出ないよう、予備の消耗品も十分に準備しておくことで、安心してオープンを迎えられます。
開業に必要な店舗用品3つの種類
店舗開業を成功させるためには、業態に応じた適切な店舗用品を3つのカテゴリーに分けた準備がポイントです。
厨房設備は開業成功の基盤となる
厨房設備は飲食店開業において最も重要な店舗用品です。
- 調理台
- シンク
- 冷蔵・冷凍庫
- ガステーブル
- 食器洗浄機
上記のような基本設備に加え、理器具も必要となります。
保健所の営業許可を取得するため、2槽以上のシンクや温度計付きの冷蔵設備など、食品衛生法に基づく基準を満たした設備選びが必須です。
提供するメニューから逆算して必要な設備を決定し、調理工程に応じた使い勝手の良い器具の選定が効率的な運用にもつながるでしょう。
事務用品は効率運営に必須
事務用品は店舗の日常業務を円滑に進めるために不可欠な店舗用品です。
- PC
- 電話機
- FAX
- コピー機
- レジ
- クレジットカードリーダー
このようなOA機器が中心となり、机や椅子、受付カウンターなどのオフィス家具も必要です。
印鑑関係では実印、代表者印、認印に加えて朱肉や印マットも準備します。
清掃用具やゴミ箱なども含めて、店舗運営の基盤となる環境を整備することが重要です。
こういった事務用品により、売上管理や顧客対応をスムーズに行えるようになります。
関連記事>>POSシステム(POSレジ)とは?機能や種類、費用・補助金制度も紹介
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接客備品は顧客満足度を決める
接客備品は顧客の印象を左右する重要な店舗用品です。
食器、グラス、カトラリーなどの基本的な備品に加えて、メニューブックや調味料入れ、おしぼり、看板なども含まれます。
食器は料理を演出する役割があり、大きさや色によって顧客が受ける印象が大きく変わるため、店舗コンセプトに合わせた統一感のある選択が必要です。
席数の1.5〜2倍の数量を目安に準備し、破損に備えた予備も確保しておけば、安定したサービス提供が可能になるでしょう。
接客に利用する備品を丁寧に選定することにより、顧客満足度の向上と店舗の雰囲気作りを実現できます。
店舗用品で開業費用を抑える4つの方法
開業時の店舗用品費用は、工夫次第で大幅に削減できます。
ここでは、実践的な4つの方法をご紹介しますので、参考にしてください。
1.中古店舗用品で初期費用を大幅削減する
中古店舗用品の活用は、開業費用を削減できる最も効果的な方法です。
厨房設備や什器、備品などを中古で購入すれば、新品同様の品質でも半額程度で調達できる場合があります。
特に業務用冷蔵庫や調理台などの大型設備は、中古品でも保証がついているものが多く、安心して利用できるでしょう。
ただし、故障リスクや清潔感の問題もあるため、売上が安定するまでの期間限定で活用し、軌道に乗った段階で新品への買い替えを検討することが重要です。
購入前には必ず動作確認を行い、メンテナンス履歴も確認しましょう。
2.リース契約で高額店舗用品の負担を軽減する
リース契約は、頭金不要で月々一定額の支払いにより新品の店舗用品を利用できる制度です。
業務用冷蔵庫や厨房設備など数十万円以上の高額機器も、初期費用を抑えて導入できます。
リース会社によっては厨房設備をまとめてリースしているため、効率的かつ経済的に設備を整えることが可能です。
また、不要になった際の処分費用が発生せず、節税効果も期待できます。
ただし、長期間利用する場合は購入よりも割高になる可能性があるため、利用期間とコストパフォーマンスを慎重に検討することが必要です。
3.業務用カタログで店舗用品を一括調達する
業務用カタログを活用した一括調達により、店舗用品の購入コストを効率的に削減できます。
複数の備品をまとめて発注することで、単価の値引きや送料の削減が期待できるのが特徴です。
また、専門業者との取引により、業態に適した店舗用品の選定アドバイスも受けられるため、無駄な購入を避けられる点もメリットです。
アフターサービスや保証制度も充実している場合が多く、開業後のトラブル対応も安心でしょう。
4.無人決済システムで人件費と店舗用品費を同時削減する
無人決済システムの導入により、レジ業務の人件費削減と同時に、従来必要だった店舗用品の費用も抑えられます。
TOUCH TO GOのような無人決済システムを活用すれば、レジカウンターや釣り銭機、レシートプリンターなどの設備投資を最小限に抑えられるのがメリットです。
また、スタッフの教育コストや制服、名札などの備品費用も削減できるでしょう。
システム導入により、24時間営業も可能となり、人件費の大幅な削減効果が期待できます。
初期導入費用はかかりますが、長期的な運営コストを考慮すると、従来の有人店舗と比較して総合的なコスト削減につながります。
保健所基準をクリアする店舗用品の選び方
保健所基準とは、食品衛生法に基づいて各自治体の保健所が定めた飲食店営業許可の取得要件です。
厨房設備や衛生設備について、食品の安全性を確保するための詳細な規定が設けられており、基準を満たす店舗用品を選定するのも営業許可取得の必須条件となります。
ここでは、保健所基準をクリアする店舗用品の選び方をご紹介します。
シンク設備は保健所基準に適合した店舗用品を選ぶ
シンク設備は保健所検査で最も重要視される店舗用品の一つです。
厨房には2槽以上のシンクが必要で、1槽のサイズは内径で幅45cm以上×奥行36cm以上×深さ18cm以上が基準となります。
食材洗浄用と食器洗浄用を分けて使用するため、用途に応じた適切なサイズ選びが重要です。
給湯設備も必須で、消毒や洗浄のために温水を使用できる仕様を選択しましょう。
手洗い設備は自動センサー付き店舗用品が必須
手洗い設備は食品衛生管理の基本となる重要な店舗用品です。
2021年の食品衛生法改正により、手洗い後の再汚染防止のため、自動センサー式またはひじや足で操作可能なレバーハンドル式の水栓が義務付けられました。
手洗いシンクのサイズは東京都では幅36cm×奥行28cm以上が基準となっており、固定式の消毒装置の設置も必要です。
厨房内とトイレの両方に設置が必要で、レバー式を求められるのは調理場のみとなります。
流水式で清掃しやすく、衛生的に使用できる店舗用品を選択すれば、保健所検査をスムーズにクリアできるでしょう。
冷蔵設備は食品衛生法対応の店舗用品を導入する
冷蔵・冷凍設備も食品の安全管理に欠かせない店舗用品です。
保健所基準では、外部から温度が確認できるよう温度計の設置が義務付けられており、営業時間内で使用する冷蔵庫・冷凍庫は厨房の区画内に設置しなければなりません。
ただし、食材を保管して仕込みの段階でしか使用しない場合や、蓋付きのドリンク保管のみの場合は区画外設置も可能です。
要冷蔵・要冷凍食品を適切な温度で管理するため、業務用の信頼性の高い機器を選定しましょう。
故障リスクを考慮し、メンテナンス体制が整った信頼できるメーカーの店舗用品を選択することが長期的な安全運営につながります。
まとめ
店舗用品を効率的に揃えて開業を成功させるためには、計画的なステップでの準備が重要です。
開業に必要な店舗用品をつのカテゴリーに分けて必要な店舗用品を整理し、中古品活用やリース契約、一括調達などの方法で費用を抑えるのもよいでしょう。
特に飲食店では、保健所基準に適合したシンク設備、手洗い設備、冷蔵設備の選定が営業許可取得のポイントとなります。
開業段階から人件費や経費削減を検討し、シフト管理の最適化やテクノロジーの活用を計画しておけば、開業後の安定した経営基盤を築けるでしょう。
関連記事>>店舗開業に必要な資金はいくら?金額や内訳・資金調達の方法を解説
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