セルフレジは普及率が高まっているレジの一種ですが、従来のレジではできないこともあります。ここでは、セルフレジで年齢確認をすることができるのかなどを紹介します。
目次
セルフレジで年齢確認をする方法
従来のレジからセルフレジを導入する際に年齢確認をすることができるのか気になる人もいるのでしょうか。店舗によっては年齢確認をしなければならない場合もあり、セルフレジで年齢確認ができないのであれば、導入を後回しにしたほうが無難かもしれません。次に、セルフレジで年齢確認することができるのかを紹介します。
遠隔でできる場合もある
セルフレジで年齢確認はできない仕組みになっています。そのため、年齢確認が必要となる店舗の場合はスタッフが確認する必要があります。しかし、カメラ越しに年齢確認をすることができる機能が備わっているセルフレジもあります。レジのカメラを使い、スタッフがバックヤードなどで遠隔で年齢確認をすることができます。ただし、この方法で年齢確認をする場合は完全にセルフレジにはならない注意点があります。
ガイドラインが決まる・できる可能性がある
現在ではセルフレジで年齢確認ができず、そのような制度も決まっていません。しかし、ガイドラインが作成され、決まればセルフレジでも年齢確認をすることができ、お酒類やタバコも購入することができ、よりセルフレジの活用幅が広がり、導入件数も増えることが期待できます。
まだ確定ではありませんが、セルフレジで年齢確認ができるようになった場合は購入者がスマホで事前に登録する必要があり、運転免許証やマイナンバーカードが必要になります。事前登録をした後はセルフレジで会計をする際にスマホに表示されているORコードを専用の機器でスキャンし、さらに生体センサーで20歳以上であるかを確認するようになります。まだ確定ではありませんが、このようなシステムが導入されることが検討されています。
セルフレジで年齢確認ができない理由
現在ではセルフレジで年齢確認をすることができません。その理由はセルフレジであることが関係しています。セルフレジとはバーコードのスキャンから精算、袋詰めなど全ての工程を購入者が行うレジであり、スタッフはいません。従来のレジであればスタッフが免許証などで年齢確認をすることができますが、確認するスタッフがいないことがセルフレジで年齢確認をすることができない理由です。
セルフレジで年齢確認ができるようになることで変わること
セルフレジで年齢確認ができるようになれば、さまざまなことが変わってきます。基本的にメリットである場合が多いですが、年齢確認ができるように設備を整えるとなると資金が必要になるため、企業側では一部デメリットになってしまうこともあります。
しかし、設備費用がかかっても今までセルフレジで対応することができないことでも対応できるようになるため、メリットの方が魅力的に感じることが多いのではないでしょうか。次に、セルフレジで年齢確認ができるようになるとどうなるのかを説明します。
お酒やタバコの購入できるようになる
年齢確認が必要になる主な商品はお酒類やタバコです。どちらも未成年では購入することができないため、購入する際には年齢確認が必要になります。お酒類やタバコを販売している店舗ではセルフレジを導入しづらく、導入してもお酒類やタバコを購入できるように従来のレジを設置しておく必要が出てきます。しかし、セルフレジでも年齢確認ができるようになればこれらの商品も対応することができ、従来のレジを全てセルフレジに変えることもできます。
したがってお酒類やタバコを販売している店舗であれば、セルフレジで年齢確認ができることは大きなメリットになるのではないでしょうか。また、購入者にとってもセルフレジで年齢確認ができるようになると求めている物が購入することができ、便利性がより高まります。
セルフレジの導入が広がる
セルフレジで年齢確認ができるようになれば、セルフレジ自体の導入が広がることが考えられます。セルフレジは店側にも大きなメリットになりますが、年齢確認が必要な商品を取り扱っている店舗ではセルフレジの導入が見送られたり、断念されることもあります。その理由は上記までに紹介したように年齢確認が必要な商品はセルフレジでは購入できないからであり、そのようなレジを導入しても効率が悪くなってしまうからです。
しかし、セルフレジでも年齢確認ができれば、このような状態にある店舗でもセルフレジを導入される可能性が高くなり、セルフレジの導入が広がりやすくなります。セルフレジの導入が広がれば、セルフレジの使い方を把握している顧客も増え、セルフレジの扱いに慣れていないことで起きうるトラブルなどが減ることが想定されます。
セルフレジで年齢確認が求められやすい店舗
セルフレジで年齢確認ができるようになれば、導入することをおすすめできる店舗もあれば、そうではない店舗もあります。そのため、取り扱っている商品などによってはセルフレジよりも従来のレジの方が回転率が上がったり、効率が良いものもあります。そのような場合はセルフレジを導入することは見送ることをおすすめします。
しかし、年齢確認ができるようになれば、セルフレジも導入しやすくなり、今まで年齢確認ができないことで導入を見送っていた場合でも導入しやすくなります。次に、年齢確認ができるようになったセルフレジがおすすめの店舗を紹介します。
コンビニやスーパー
年齢確認ができるセルフレジはコンビニやスーパーで活躍することが期待できます。一部の店舗では既にセルフレジが導入されている場合もありますが、年齢確認が必要になる商品の会計ができるように従来のレジも設置している場合が多いです。スーパーやコンビニではお酒やタバコを販売しているため、年齢確認ができるようになれば、導入する店舗が多くなるのではないでしょうか。
特にコンビニは店舗数が多く、営業時間も長いため、人材を確保できない場合もあり、セルフレジを導入していることも多いです。
飲食店
飲食店も年齢確認ができるセルフレジがおすすめです。飲食店は上記で紹介したコンビニやスーパーとは取り扱っている商品や会計の仕組みも若干異なりますが、お酒類を提供している場合は年齢確認が必要になります。スタッフに注文を伝える仕組みになっている場合は、スタッフが年齢確認をするため、セルフレジで年齢確認ができるようになってもあまり意味がない場合が多いです。
しかし、料金を先払いする仕組みにしている場合は、食券を購入する場合も多く、年齢確認ができるようになれば、提供できるメニューを増やすことができます。
まとめ
現在ではセルフレジで年齢確認をすることはできず、年齢確認が必要な商品を購入することもできません。そのため、店舗側だけではなく、顧客側にも不便さがあります。しかし、ガイドラインが作成されているため、近いうちにセルフレジでも年齢確認ができるようになるのではないでしょうか。
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