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食品や日用品、家電で人気のコストコ。近年ではコストコで仕入れた商品を販売する「コストコ再販店」が増えています。
なかにはコストコ再販店に取り組んでみたいと思いつつも、始め方がわからないと悩む方もいらっしゃると思います
そこで本記事では、コストコ再販店の始め方をステップ形式で紹介します。
商品の仕入れ方法や成功に導くためのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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監修者プロフィール

2019年に株式会社TOUCH TO GOを設立。無人決済店舗システムを提供し、次世代型小売の拡大に取り組んでいる。
目次
コストコ再販店の仕組み
コストコ再販店とは、コストコで購入した商品を一般消費者向けに販売する小売店のことを指します。
コストコでは食品、日用品、家電、衣料品など、幅広い商品を低価格で販売している会員制の大型倉庫型店で、この倉庫から仕入れた商品を再販するのが「コストコ販売店」となります。
本来、コストコ倉庫で商品を購入するには会員登録が必要ですが、コストコ再販店では会員登録なしで買い物できるのが大きな特徴です。
また、コストコ倉庫がない地域でもコストコの商品が購入できることから、近隣の小売店との差別化も図れます。
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再販時に注意すべき会員規約と法的リスク
コストコ再販ビジネスを検討する際に、多くの方が感じる疑問に「再販は違法ではないのか?」という点があります。
結論から言うと、コストコ商品の再販自体は法律で禁止されていません。ただし、再販店を運営する際には、会員規約の範囲内での仕入れと法令遵守に気をつけなければなりません。
商品のラベルや表示内容を改変して販売する場合は、景品表示法や食品衛生法などの法令に触れる可能性があります。そのため、法人会員として契約し、仕入れルールを確認したうえで販売を行うこと、商品状態を改変せずに販売することが重要です。
このように、コストコ再販店は合法的に運営することが可能ですが、会員規約と法律の両面から適切に対応することが信頼される店舗運営につながります。
関連記事>>コストコ再販店は「違法」!?転売との違いやメリット・デメリットを解説
コストコ再販店は近年増加傾向にあります。初めて小売事業をやる方にとって、始めやすい一方で、しっかりと準備や利益向上の仕組みづくりを考えておかないと失敗してしまうケースが多いです。ぜひ、以下の資料でコストコ再販店の始め方について確認してください。
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コストコ再販店の開業に必要な資金と準備
コストコ再販店を始めるうえで重要となるのが、開業に必要な資金と準備内容です。どの程度の費用がかかるのか、どんな設備や許可が必要なのかを理解しておくことで、スムーズな開業計画を立てられます。
ここでは、コストコ再販店の開業に必要な準備や費用の内訳、運営に向けた基礎知識を解説します。
初期費用の内訳
コストコ再販店の初期費用は、店舗の規模や立地、販売形態によって大きく異なります。主な費用項目としては、以下のようなものが挙げられます。
- 物件取得費(敷金・礼金・保証金など)
- 内装・設備費(陳列棚、照明、冷蔵・冷凍設備、レジ機器など)
- 初回仕入れ費用
許可申請・広告・備品などの開業準備費
特に食品を扱う場合は、冷蔵・冷凍設備の導入や衛生管理体制の整備が求められます。また、自宅や既存スペースを活用した小規模運営であれば、初期費用を大幅に抑えることも可能です。
収益モデルと運営のポイント
コストコ再販店の利益率は、販売価格の自由度や仕入れコストの工夫によって変動します。一般的には、在庫を適正に管理し、人気商品の回転率を高めることで安定的な収益が見込めます。
運営コストを抑えながら効率的に販売を行えば、早期に安定した利益を確保できるケースもあります。また、無人店舗やオンライン販売を組み合わせることで、人件費を抑えた柔軟な経営も可能です。
必要な資格・許可・保健所の手続き
コストコ再販店では、取り扱う商品の種類によって必要な許可や資格が異なります。食品を販売する場合は、各自治体の保健所に「食品営業許可申請」を行う必要があります。
一方で、日用品や雑貨、家電製品のみを扱う場合は、特別な資格や許可は不要です。ただし、店舗を設ける際には消防法や建築基準法など、関連法令を遵守する必要があります。
コストコ再販店の始め方
ここからは、コストコ再販店の始め方をステップ形式で紹介します。あくまでも一例となりますが、コストコ再販店を始める流れは次のとおりです。
ステップ1:お店のコンセプト設計
コストコ再販店を始める前に、まずお店のコンセプトを明確にする必要があります。
たとえば、「食品に特化したお店」「日用品に特化したお店」「家電に特化したお店」など、どのような店舗にするのかを考えましょう。
お店のコンセプトによって仕入れる商品や販売戦略が変わるため、
- どのような商品を販売したいのか
- ターゲットとする顧客層は誰か
- どのような雰囲気のお店にしたいのか
などを具体的にイメージしておくことが大切です。
ステップ2:資金を調達する
コストコ再販店を開業するには、家賃、仕入代、人件費など、さまざまな運営費用がかかります。そのため、開業前に十分な資金を調達する必要があります。
資金調達方法には「自己資金」「銀行融資」「助成金の活用」などが挙げられ、もっともよい方法を選択することが大切です。
なお、銀行からの融資を受けるのであれば、事業計画書を作成して銀行に提出する必要がありますし、国や地方自治体からの助成金を受けるためには要件を満たす必要があります。
関連記事>>コストコ再販店の開業資金はいくら必要?資金を調達する5つの方法
ステップ3:出店場所・物件探しと契約
お店のコンセプトが決まり資金調達の目処が立ったら、出店場所を探します。
出店場所を選ぶ際には、ターゲットとする顧客層が住んでいる地域、交通の便が良い場所、競合店が少ない場所などを考慮する必要があります。
家賃は固定費として支払い続けるコストのため、予算を事前に考えておくことが大切です。よさそうな物件がみつかれば、契約へと進みます。
のちのトラブルを避けるためにも、賃貸契約を結ぶ際には賃料・敷金・礼金・保証金などのコスト面と、契約条件をしっかり確認しておきましょう。
ステップ4:店舗のレイアウトを設計
出店場所が決まったら、店舗のレイアウトを設計します。
店舗のレイアウトは顧客の動線を考慮して商品が探しやすく、買いやすいように設計する必要があります。
また、陳列方法や照明なども、顧客の購買意欲を高めるように工夫する必要があります。
ステップ5:設備や備品などを設置
店舗のレイアウトが決まったら、次に設備や備品などを設置します。
必要な設備や備品はお店の規模・コンセプトによって異なりますが、おもに以下のような設備を整えます。
- レジ
- 陳列棚
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
- 照明
- 防犯カメラ
なお、コストコ再販店の回転率を高めて、効率よく売上アップを目指すのであれば、「TTG-MONSTAR」のようなセルフレジの導入がおすすめです。
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ステップ6:許可を取得する
コストコ再販店で取り扱う商品によっては、許可を取得する必要があります。
- 食品関連:食品衛生に関する営業許可
- アルコール類:酒類販売業許可
- 一部の医薬品や化粧品:薬事関係法令にもとづく販売許可
上記例のように、ジャンルによって取得が必要な許可内容は異なります。また、許可を取得するには申請書類の提出が求められます。
申請から許認可まで日数がかかる可能性もありますので、コストコ再販店で販売する商品を決めたら、許可が必要かどうか早めに確認しておきましょう。
ステップ7:商品を仕入れる
必要な許可を取得したら、商品を仕入れます。
コストコ倉庫で仕入れをおこなう際には、仕入れ価格や品質、保存方法などをしっかり確認しておきましょう。
また、在庫管理も重要です。在庫が不足すると顧客に商品を提供できなくなりますし、逆に在庫過多になると、保管費用が余分にかかってしまいます。
適切な在庫管理をおこなうことで、コスト削減と顧客満足度の向上を図れます。
ステップ8:店舗の宣伝をおこなう
商品を仕入れて店舗を開店する目処が立ったら、宣伝をおこないます。
宣伝方法には以下のような手法があります。
- チラシ配布
- ポスティング
- ホームページ作成
- SNS広告
さまざまな宣伝活動をおこない、できるだけ多くの顧客に認知してもらいましょう。
ステップ9:開業
開店予定日までは、商品の陳列や従業員への教育、その他に必要な業務をおこないます。予定した日程がきたら、いよいよオープンです。
より多くの顧客の来店を促すために、オープニングセールやプチギフトの配布なども有効です。オープン後も改善を繰り返して、長く利用され続けるコストコ再販店を目指しましょう。
コストコ商品の仕入れルールと在庫管理のコツ
コストコ再販店の運営では、仕入れの方法と在庫管理の工夫が安定した売上を左右します。仕入れルートはシンプルですが、コストコ特有の商品の入れ替わりやボリューム感を理解しておくことが大切です。
ここでは、仕入れ時のルールと在庫管理のポイントについて解説します。
コストコ商品の仕入れルール
コストコ再販店の仕入れは、コストコ倉庫で商品を購入するだけで完了します。
仕入れのために特別な業者を見つける必要はなく、会員登録している人なら誰でも商品の仕入れが可能です。
また、コストコ倉庫では常に大量の在庫が陳列されているため、「在庫切れで仕入れられない」というトラブルが発生しにくいのもコストコ再販店の特徴です。
ただし、コストコでは定期的に商品のラインナップが入れ替わるため、仕入れのタイミングによっては人気商品が一時的に入手できない場合もあります。
安定的に商品を確保するには、あらかじめ複数の倉庫店を利用したり、再入荷サイクルを把握したりすることが有効です。
コストコ再販店の仕入れについての詳細は、以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>コストコ再販店の仕組みと無人レジ・セルフレジの舞台裏
在庫管理のコツと注意点
在庫管理のポイントは、「売れ筋商品を中心に、必要な数量だけを確保すること」です。コストコの商品は大容量パッケージが多いため、過剰在庫になりやすく、保管スペースの確保が課題になります。
そのため、販売データを分析して回転率の高い商品を把握し、季節や需要に応じて仕入れ量を調整することが大切です。特に食品を扱う場合は、賞味期限の短い商品を多く仕入れないよう注意が必要です。
また、商品が劣化しないよう、保管場所の温度・湿度管理や陳列方法にも工夫を凝らしましょう。冷蔵・冷凍商品を扱う際は、設備投資や電気代などのコストも考慮した在庫計画が求められます。
コストコ再販店は近年増加傾向にあります。初めて小売事業をやる方にとって、始めやすい一方で、しっかりと準備や利益向上の仕組みづくりを考えておかないと失敗してしまうケースが多いです。ぜひ、以下の資料でコストコ再販店の始め方について確認してください。
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コストコ再販店を成功に導くためのポイント
次に、コストコ再販店を成功に導くためのポイントを紹介します。
コストコ再販店で利益をあげ続けるためにも、次の5つのポイントをおさえておきましょう。
店舗のターゲットを設定する
コストコ再販店を成功させるためには、店舗のターゲットを設定することが重要です。
ターゲットは年齢層・性別・職業・ライフスタイルなど、さまざまな要素で絞り込めます。
たとえば、若いファミリー層をターゲットにする場合は、子供向けの商品や食品を充実させる必要がありますし、高齢者層をターゲットにする場合は、健康食品や介護用品を充実させる必要があります。
このようにターゲットを明確にすることで、商品選定や販売戦略を効率よくおこなえます。
顧客のニーズにあった商品を仕入れる
コストコ再販店では、顧客のニーズにあった商品の仕入れが売上を左右する要素となります。
そこで、ターゲットにあわせた市場リサーチや、店舗での売れ行きなどをチェックして改善を重ねていきます。
また、可能であれば店舗でのアンケート調査をおこなうのもよいでしょう。
アンケート調査の結果を参考にすることで、コストコ再販店へ来店する顧客がどのような商品を求めているかを把握でき、売れる商品を仕入れやすくなります。
販売価格と利益のバランスに気をつける
コストコ再販店では、販売価格と利益のバランスに気をつける必要があります。
当然ながらコストコで購入した商品をそのままの価格で販売すると、利益率が低くなってしまいます。
「コストコ倉庫で仕入れした価格」に「利益を上乗せした金額」の差額がコストコ再販店の利益となりますが、どの程度の利益を上乗せするかが重要となります。
販売価格を設定する際には、仕入れ価格・販売経費・競合店の販売価格などを考慮し、バランスよく調整してみましょう。
他店との差別化を図る
「コストコ」というブランド力は、一般的な小売店との大きな差別化になります。
その一方で、「コストコ再販店」としての店舗形態は、一般的な小売店と同じため、他店との差別化が重要です。
差別化を図る方法の一例を挙げてみると、
- 他のコストコ再販店では扱っていない商品を販売
- 他店よりも低価格で販売
- 試食などのサービスを提供
- キャンペーンの実施
などが考えられます。どの方法がよいかは店舗により異なるため、コンセプトや地域、ターゲットなどを踏まえて考えてみましょう。
効果的なマーケティング施策を考える
コストコ再販店を成功させるためには、効果的なマーケティング施策を考える必要があります。
マーケティング施策にはチラシの配布、ポスティング、ホームページ作成、SNSでの発信などがありますが、どのようなアプローチが効果的かは、ターゲットによってさまざまです。
たとえば、ターゲットが若いファミリー層であればSNSでの発信やクーポンの配布などが考えられます。
一方で、高齢者層をターゲットにする場合は、地域密着型のチラシ配布やポスティングなどが効果的です。
このように、店舗を利用するターゲットにあわせたマーケティング施策を検討してみましょう。
コストコ再販店を運営するメリット
コストコ再販店には、一般的な小売店にはないメリットが存在します。ここでは、コストコ再販店を運営するメリットを3つ紹介します。
人気商品が多く集客力が高い
コストコには「コストコでしか買えない」と言われる人気商品が多く、さらに広く知られているブランドでもあります。
このようなコストコの商品を取り扱うことで、少し遠くても興味をもつ人が店舗へ足を運んでくれるため、高い集客力に期待できます。
大量仕入れでコストをおさえられる
コストコは商品を大容量で販売しているため、1商品あたりの原価がおさえられる傾向にあります。
これを再販店として小分けにして販売することで、原価と売価のバランスが取れやすく、利益を上げやすいビジネスモデルを確立できます。
また、独自で価格設定できる点もコストコ再販店のメリットとなります。
特別感による購買意欲の向上
コストコ商品を販売する再販店は、非会員でもコストコ商品を購入できるため、「コストコに行けない・行きづらい人」や「非会員の人」からの高い需要に期待できます。
また、コストコには人気のプライベートブランド「カークランドシグネチャー」などもあり、特別感や珍しさによる購買意欲が高まりやすいと考えられます。
コストコ再販店を運営するデメリット
コストコ再販店を運営する際には、以下のようなデメリットや課題がある点に注意が必要です。
どのようなデメリットがあるのか、詳しくみていきましょう。
価格設定の難しさ
コストコの魅力はその「低価格」と「大容量」ですが、再販店でも同じ価格で販売するのは難しく、どうしてもマージンを上乗せする必要があります。
しかし、多くの人は商品の販売価格に敏感で、競合他社との価格もチェックしています。
とくに一般的な小売店よりも極端に高い価格設定にすると、顧客が他の店舗で購入する可能性が高くなり、売上が減少するリスクがあります。
在庫管理とコストの負担
コストコの商品は大容量・大量仕入れが基本であり、再販店としては小分けにする必要があるため、手間がかかります。
また、商品によっては賞味期限が短いものもあり、売れ残った場合の廃棄リスクや在庫ロスが発生する可能性もあります。
さらに倉庫や保管スペースも多く必要で、運営コストが増える点もデメリットとなります。
取扱商品が限定される
コストコ倉庫では多種多様な商品を販売していますが、再販店では商品を厳選して取り扱うことになります。
そのため、どのような商品を扱うのかが重要なポイントとなり、店舗のコンセプトやターゲットの設定を曖昧にしてしまうと、売上を伸ばしづらくなります。
取扱商品が限られることを前提に、顧客のニーズに応える商品ラインナップを考えてみましょう。
人手の確保が困難
コストコ再販店はコストコがない地域で小規模に営んでいるケースがほとんどです。
コストコが近隣にない地域は人口が少ない地方が多く、人手の確保には難航する可能性が高いでしょう。人材の確保が困難な場合は無人販売の形態を選択することも検討してみることをおすすめします。
テクノロジーの発達により、仕入れと品出しのみを自分でやって、あとは無人販売をすることが可能です。その場合は24時間営業も選択できますし、人件費よりもシステム利用料の方が安くなるケースも多くあります。
無人販売でのコストコ再販店を検討する場合は、以下の記事も併せてご覧ください。
関連記事>>無人販売所の開業に必要なものとは?盗難対策や導入事例も紹介!
これからのコストコ再販店の差別化戦略
コストコ再販店は、消費者の“お得志向”や、“まとめ買いニーズ”を背景に、地方や小規模エリアでも注目が高まっています。一方で競合店舗の増加により、今後は「差別化された運営」が成功の鍵を握ると考えられます。
オンライン併用モデルの可能性
再販ビジネスでは、実店舗とオンライン販売を併用するハイブリッド型の運営が増えています。InstagramやLINE公式アカウント、BASEなどを活用し、入荷情報や限定商品の告知を行うことで、リピーターの獲得につながります。
また、事前予約やオンライン決済を組み合わせた「店舗受け取り」モデルを導入すれば、在庫リスクを抑えつつ販売機会を拡大できます。
無人販売店舗との相性も良く、キャッシュレス決済や自動販売システムを導入することで、低コストで効率的な運営が可能です。
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差別化できる商品戦略・地域特化型の展開
差別化のポイントは「どこででも買える商品」ではなく、「その地域だから買える商品」を扱うことです。たとえば、地方では大型倉庫が少ないため「入手困難なコストコ商品の小分け販売」が強みになります。
一方、都市部では「輸入食品」「人気スイーツ」「雑貨ギフト」など、生活スタイルに合わせたラインナップが良いでしょう。
また、地元企業とのコラボや、地域イベントへの出店なども差別化戦略として有効です。再販ビジネスが拡大する今こそ、“仕入れ力よりも発信力・提案力”を重視した運営が求められています。
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よくある質問(FAQ)
ここでは、コストコ再販店を始めるめるにあたり、多くの方が疑問に感じるポイントを回答とセットで紹介します。
コストコ再販店を始めるのにいくら掛かりますか?
店舗の規模や扱う商品によって異なりますが、小規模な店舗であれば比較的少ない資金で開業できます。家賃や内装、設備費を抑えることで初期費用を軽減することも可能です。
一方、店舗面積を広げたり、冷蔵設備などを導入したりする場合は、開業資金が大きくなる傾向にあります。
誰でも始められますか?
コストコ再販店は、個人でも開業可能です。特別な資格は不要ですが、扱う商品が食品の場合は保健所への届け出や衛生管理の徹底が必要になります。
小規模で始めたい場合は、自宅スペースや無人店舗の仕組みを活用する方法もあります。
違法ではありませんか?
コストコ再販そのものは法律で禁止されていません。ただし、コストコの会員規約では営利目的の転売を制限しているため、規約を理解した上での運営が必要です。
また、商品を小分けにして販売する場合は、食品衛生法や景品表示法などに抵触しないよう注意しましょう。
仕入れはどうやって行いますか?
仕入れはコストコ倉庫で直接購入するのが基本です。コストコの会員証があれば、誰でも商品を購入できます。ただし、人気商品は入れ替わりが早いため、定期的な仕入れスケジュールを立てておくことが安定運営のポイントです。
まとめ
コストコ再販店は集客力や利益率が高く、安定した運営がしやすいビジネスとして注目されています。
これからコストコ再販店に取り組むのであれば、お店のコンセプトを明確にし、ターゲットを絞り込み、顧客のニーズに応えられる商品を仕入れることを意識しましょう。
また、「販売価格と利益のバランスに気をつける」「他店との差別化を図る」「効果的なマーケティング施策を考える」などのポイントをおさえることで、コストコ再販店を成功に導きやすくなります。
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コストコ再販店は近年増加傾向にあります。初めて小売事業をやる方にとって、始めやすい一方で、しっかりと準備や利益向上の仕組みづくりを考えておかないと失敗してしまうケースが多いです。ぜひ、以下の資料でコストコ再販店の始め方について確認してください。
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