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コストコ再販店とは?人気の理由や始め方・注意点まで幅広く解説!

こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。

「コストコ再販店」とは、コストコで販売されている商品を一度購入し、他の店舗やネットショップで再び販売する業態を指します。

会員制のコストコでは大容量の商品を購入するのが一般的ですが、再販店では少量で購入できるなどのメリットがあり、人気を集めています。

そこで、「コストコ再販店に興味がある」「コストコ再販店を開業してみたい」という方も多いと思いのではないでしょうか。

今回の記事では、コストコ再販店の仕組みから始め方、注意点まで幅広くご紹介します。

コストコ再販店の概要

最初に、コストコ再販店の概要や、どのような仕組みで運営されているのかを解説していきます。

 

コストコ再販店とは?

コストコ再販店とは、コストコで購入した商品を、一般消費者向けに販売する店舗やオンラインショップのことです。

コストコは会員制の大型倉庫型店のため、会員以外の人は商品を購入できません。しかし、コストコ再販店を利用すれば、会員登録なしでコストコ商品の購入が可能です。

コストコ再販店の仕組み

コストコ再販店は、運営者がコストコから仕入れた商品を、独自の店舗やオンラインショップで販売する仕組みとなっています。

こうした再販店は、コストコの店舗が近くにない地域や、大容量が必要ではない消費者に支持されています。

なお、再販店の多くは価格を上乗せして販売するため、コストコでの販売価格より高く設定されるのが一般的です。

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コストコ再販店は違法?

コストコ再販店は、「コストコ店舗から購入した商品を再販している」という形で運営しているため、法律上は違法ではありません。

また、コストコ自体も再販を制限する規約を設けているわけではないため、取扱商品に応じた許可を取得していれば再販店を開業・運営できます。

ただし、再販業者がコストコのロゴや名称を使用して販売をおこなうことはできません。コストコの公式サイトにも、以下のような注意書きが記載されています。

コストコは基本的に再販事業の業務提携を行っておらず、「コストコ公認」や「コストコ再販店」を謳う事業者様とは一切の関係がございません。

コストコ商品の再販事業をされているお客様に関しては、弊社ガイドラインをもとに商標の適正使用について注意喚起を行わせていただきます。

出典:商標利用に関する注意喚起 2024年1月24日|コストコ

コストコ再販店では「コストコ商品を扱っている」ことは表記できますが、公式店舗や認可された販売者であるかのような誤解を与えないように注意が必要です。

コストコ再販店が人気な理由

次に、コストコ再販店が人気な理由についてみていきましょう。

ここでは、コストコ再販店が人気の理由を3つ紹介します。

非会員でも利用できる

コストコ再販店が人気の理由の1つ目は、「非会員でも利用できる」ことです。コストコは会員制の大型倉庫型店舗で、利用には個人会員4,840円〜(税込)、法人会員4,235円〜(税込)の年会費(※)が発生します。

(※出典:メンバーシップ|コストコ

しかし、再販店なら会員登録なしで利用できるため、コストコ会員でない人も手軽にコストコの人気商品や大容量の商品を購入できます。

コストコよりアクセスがよい

コストコ再販店が人気の理由の2つ目は、「アクセスのよさ」です。

コストコは大型店舗で郊外に位置していることが多く、車での移動が前提となるため、遠方からのアクセスが難しいことも少なくありません。

しかし、再販店は市街地に店舗を構えていたり、オンラインショップで展開されていたりするため、コストコの商品をより気軽に購入できます。

遠くまで行かなくてもコストコの商品が購入できるという利便性の高さも、多くの消費者にとって魅力となっています。

少量で購入できる

コストコ再販店が人気の理由の3つ目は、「少量で購入できる」ところです。コストコの商品は通常、大容量やまとめ売りが基本で、少量で購入したい人には不向きです。

しかしコストコ再販店では、大容量商品を店舗で小分けにして販売していることも多くあります。

少量の購入が可能なことにより、必要な分だけ購入したい場合や、試しに使ってみたい人にとって非常に便利です。

コストコ再販店の値段設定について

コストコ再販店の値段は店舗によってさまざまですが、コストコ店舗の価格と比べて高めに設定されるのが一般的です。

その理由として考えられるのが、以下の3つです。

【仕入れにかかるコスト】

コストコ再販店で販売されている商品は、コストコ会員が店舗で購入して仕入れています。会員費や輸送費、人件費などのコストが再販店の価格に反映されるため、コストコ店舗よりも高くなります。

【小分けの手間と包装コスト】

コストコ再販店では、大容量の商品を少量ずつ分けて販売されています。小分け作業には、商品を分ける手間や追加の包装材などが必要なため、その分のコストが上乗せされます。

【利便性という価値への対価】

コストコ再販店では、コストコの商品を会員でなくても購入できるという利便性を提供していることから、通常のコストコ価格に比べて高めに価格が設定されているケースも多くあります。

とくに都心部やネット販売では、この利便性を求める消費者も多いため、利益を上乗せして販売されています。

コストコ再販店で人気の商品ジャンル

ここでは、コストコ再販店で人気の商品ジャンルを3つ紹介します。

コストコ再販店で扱う商品選定の目安としてチェックしてみてください。

食料品

コストコ再販店では、食料品がとくに人気です。コストコには、ディナーロールやハイローラー、ピザ、ベーグル、マフィンなどの人気の商品が豊富にあります。

これらの食料品は大量に入っていることが多いため、小分けで販売する再販店ではとくに人気のジャンルとなっています。

日用品

コストコ再販店では、ティッシュペーパーやキッチンペーパー、洗剤などの日用品も人気がある商品ジャンルの一つです。

一般的な小売店でも販売されているメーカーや海外メーカーのほかに、コストコオリジナルブランドの「カークランドシグネチャー」もコストコファンに人気です。

生活家電

コストコ再販店では、洗濯機や冷蔵庫、オーブンレンジ、トースター、炊飯器などの生活家電も人気があります。

ただし、再販店ではコストコ店舗のような広さを確保できないことも多く、販売する商品を厳選しなければなりません。さらに、大きな生活家電は輸送費が高くなります。

高品質でリーズナブルな生活家電は人気ですが、どの商品を取り扱うかはしっかり検討しておく必要があります。

コストコ再販店の始め方

コストコ再販店を始めるには、コストコ会員になる必要があります。

コストコ会員に入会する以外は仕入れ先がコストコ店舗になるだけで、あとは一般的な小売店の始め方とあまり変わりません。

出店場所や物件を探したり、店舗のレイアウトを考えたり、設備・備品を整えたりと、コストコ再販店の運営に必要な準備を行いましょう。

なお、コストコは再販目的での商品購入を明示的に禁止しているわけではありませんが、再販する場合は会員規約を事前に確認し、規約に従う必要があります。

コストコ再販店の始め方について、以下の記事でさらに詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

関連記事>>コストコ再販店の始め方をステップ形式で紹介!成功させる5つのポイントとは?

コストコ再販店の注意点

コストコ再販店を開業する際は、以下の点に注意しましょう。

食料品の消費期限

コストコ商品は大量に仕入れるため、食料品の消費期限に気をつける必要があります。

とくに大容量の食料品を小分けにして販売するとなれば、「どのペースでどのくらい購入されるか」をもとに仕入れる量を考えなければなりません。

消費期限が近い商品をディスカウント価格で販売する方法もありますが、この場合も消費者に対して明確に期限を伝える必要があります。

不良在庫を抱えないためにも、元のパッケージに記載されている期限を必ず確認し、期限内に販売できる量を仕入れましょう。

商品の品質

コストコ再販店で販売する食品や日用品などは、品質が劣化しないように適切な保存方法を守る必要があります。

とくに冷凍食品や生鮮食品は、保存状態が悪ければすぐに品質が落ちるため、温度管理を徹底しなければなりません。また、乾燥食品や缶詰などでも、直射日光や湿気を避けて保管することが大切です。

食品を小分けにする作業では、清潔で衛生的な環境を整えたうえで、必要に応じて密封包装をおこなうことが求められます。

また、商品の外観や状態に異常がないか、破損や傷がないか、消費期限や使用期限が適切かなどもあわせてチェックしておきましょう。

商品の価格設定

コストコ再販店では、販売価格と仕入れ価格の差額が利益となります。そのため、再販店で利益をあげるには、商品の仕入れ値をできるだけ低くおさえつつ、需要に見合った価格を設定することが大切です。

利益を上乗せしすぎると販売価格が高くなり、利用されにくくなります。逆に仕入れ価格と同程度の販売価格に設定すると利益が少なく、ビジネスとして成立しなくなります。

価格設定に悩む場合は、他店舗やオンラインショップで同じ商品がいくらで販売されているのかをリサーチするとよいでしょう。相場にあわせることで、利益を確保しながら購入されやすい価格を設定しやすくなります。

商品の在庫状況

コストコ再販店では、大量購入や特定の商品を小分けにして販売するため、需要と供給のバランスを適切に調整する必要があります。

とくに人気商品や季節限定商品は、入荷後すぐに売り切れることが多くあります。過剰在庫の発生や機会損失を防ぐためにも、在庫状況を常に把握し、予測にもとづいて仕入れましょう。

また、人気商品に頼りすぎず、幅広い商品をバランスよく仕入れることで、安定的な売上の維持を目指せます。

商品の在庫を適切に把握するためには、「TTG-MONSTAR」のような在庫管理が可能なレジシステムの導入もおすすめです。

レジシステムで在庫が管理できれば、売れ行きのよい商品を把握しやすく、効率よく売上アップを目指せます。

まとめ

コストコ再販店は、会員登録不要で手軽にコストコ商品を購入できる便利なお店です。

「非会員でも利用できる」「アクセスがよい」「少量で購入できる」などさまざまなメリットがあり、多くの消費者に人気のある店舗となっています。

しかし、再販店を運営する際には、消費期限や商品の品質管理、適正な価格設定、在庫状況の把握など、多くの注意点があります。

本記事で紹介した注意点を踏まえて、コストコ再販店を運営していきましょう。


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