こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
オフィスで働く従業員にとって、仕事の合間に手軽に飲み物や軽食を購入できる環境があると、ちょっとした気分転換や業務効率の向上につながります。
そこで広まっているのが、オフィスへの自販機設置です。
最近では、飲料だけでなくパンやおにぎり、冷凍食品まで対応できるさまざまな自販機が登場し、オフィスの規模やニーズに応じた導入が可能になっています。
また、福利厚生として活用する企業も増えており、社内の満足度向上やコミュニケーションのきっかけになるケースも多くあります。
この記事では、オフィスに設置できる自販機の主な種類や特徴、選び方のポイントをわかりやすく解説します。
オフィスへの自販機設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
オフィスに設置できる自販機の種類
オフィス向けの自販機と一口にいっても、その種類は多様化しています。
飲料だけでなく、軽食や日用品まで対応できる自販機も登場しており、目的や設置場所に応じて柔軟に選べるようになっています。ここでは、代表的なタイプをいくつか紹介します。
飲料専用自販機
もっとも一般的な自販機で、缶やペットボトルの清涼飲料、コーヒー、ミネラルウォーターなどを取り扱うタイプです。温冷両対応のモデルもあり、季節を問わず使いやすいのが魅力です。
メーカーごとに異なるラインナップが楽しめるため、設置場所のニーズや従業員の好みに合わせて調整することも可能です。
設置スペースに余裕があるオフィスや共有フロア向けといえるでしょう。
カップ式のドリンクマシン
紙コップでコーヒーやスープなどを提供するカップ式自販機は、コンパクトながら豊富なメニューを楽しめるのが特長です。
ドリップコーヒーやラテ、紅茶などが手軽に味わえるため、休憩時間のちょっとした贅沢として人気があります。
ボタンを操作するだけで、コーヒーがその場で抽出されるため、香りや味の新鮮さを求める従業員が多い職場にもおすすめです。
オフィスにコーヒーサービスを導入したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
関連記事>>オフィスコーヒーを導入できるサービス5選|メリット・デメリットも解説
軽食やお菓子対応の自販機
パンやおにぎり、スナック菓子などを取り扱うフード系の自販機も、オフィスでの導入が進んでいます。
冷蔵機能付きのタイプを選べば、保存が必要な食品にも対応可能で、昼食時や残業時のちょっとした食事代わりとしても便利です。
コンビニに行く時間がない忙しい社員にとって、社内にあるフード系自販機は重宝されるはずです。
お菓子やパンなどの軽食、日用品などを販売できる「自販機コンビニ」について、以下の記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>自販機コンビニとは?導入のメリット・デメリットとおすすめも紹介
冷凍食品専用自販機
冷凍の弁当やスープ、ラーメンなどを提供する冷凍自販機も近年注目されています。
調理は電子レンジで簡単に済ませられる商品が多く、電子レンジと一緒に設置すれば“簡易社食”のような使い方も可能です。
場所を選ばず設置しやすく、食の選択肢を広げたい企業にとっては有力な選択肢となります。
近年、冷凍のおかずをオフィスに設置できる「設置型社食サービス」も人気があります。以下の記事で、おすすめの設置型社食サービスを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
関連記事>>おすすめの設置型社食サービス7選|メリットや選び方も詳しく解説
「TOUCH TO GO」では、お弁当や飲料などを購入できるオフィスコンビニをカンタンに導入できます。
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オフィスに自販機を設置するメリット
オフィスに自販機を導入することは、単に飲み物や軽食を提供するだけにとどまらず、職場環境や働き方にさまざまな好影響をもたらします。
ここでは、企業側と従業員側の両方にとっての主なメリットを紹介します。
従業員の利便性が高まる
オフィス内に自販機があることで、わざわざ建物の外や近くのコンビニまで足を運ぶ必要がなくなります。
仕事の合間や短い休憩時間でも、すぐに飲み物や軽食を手に入れられるため、時間を有効に使えるようになります。
とくに忙しい業務中は、ちょっとした距離の移動でもストレスになることがあるため、社内で完結できる環境は大きな利点になります。
福利厚生の一環として活用できる
社員食堂の設置までは難しいという企業でも、自販機を導入することで福利厚生として機能させることが可能です。
たとえば「社割価格での提供」や「健康経営に繋がる食料品」などを取り入れることで、社員の満足度向上や定着率の改善につながるケースもあります。
関連記事>>オフィスコンビニの導入で期待できる福利厚生の効果|今後の展望も解説
社内コミュニケーションのきっかけになる
自販機をきっかけに社員同士が声をかけ合ったり、飲み物を片手に自然と会話が生まれたりと、ちょっとしたコミュニケーションの場をつくり出すこともできます。
とくに部署を超えた交流や、リモートワークの合間にリラックスできる場づくりとして、自販機の存在が役立つことがあります。
非常時の備蓄としても活躍する
地震や停電など、万が一の非常時に備えるという観点でも、自販機は心強い存在です。
ペットボトル飲料や保存性の高い食品がストックされていることで、ライフラインが一時的に停止した場合でも、従業員の安全と安心を確保する手段となります。
防災意識の高まりとともに、企業のBCP(事業継続計画)の一環として設置されるケースも増えています。
導入方法や費用に対する考え方
オフィスに自販機を設置する場合、気になるのが「どれくらい費用がかかるのか」「どのような方法で導入すればいいのか」といった点です。
自販機の種類や導入方法によって費用の幅があるため、自社の運用方針や予算に合った選択が大切です。
ここでは、オフィスに自販機を導入する方法と費用について解説します。
本体を購入する場合の費用
自販機を購入する場合、飲料用であれば80〜150万円が一般的な価格帯です。ただし、以下のような条件によって価格が変動します。
- カスタマイズの有無
- サイズ
- 保冷・保温機能の有無
自販機を購入すれば本体は自社所有となるため、自由な運用が可能ですが、補充やメンテナンスなどは自社または委託業者が対応しなければなりません。
自販機の相場について、以下の記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>【種類別】自動販売機の値段の目安|価格設定についても解説
リース・レンタルでの導入
初期費用を抑えたい場合は、リースやレンタルを活用する方法があります。
リースやレンタルは月額制で導入できるため設備投資のハードルが下がり、短期的な設置にも柔軟に対応できます。
契約内容によっては、商品補充・清掃・保守があらかじめ含まれている場合もあり、負担を最小限に抑えた運用が可能です。
ランニングコストの確認も忘れずに
自販機を導入するとなれば、本体費用だけでなく、毎月かかる電気代や商品補充・清掃にかかる人件費などのランニングコストも考慮しておく必要があります。
なお、キャッシュレス決済に対応する機種であれば、通信費が発生する場合もあります。あらかじめ業者に詳細を確認しておきましょう。
オフィスに設置する自販機の選び方
オフィスに最適な自販機を選ぶには、スペースの広さや利用人数、設置環境など、いくつかの要素をバランスよく考慮する必要があります。
導入後に「使いづらい」「思ったよりコストがかかる」といった後悔を避けるためにも、事前の見極めが大切です。
ここでは、オフィスに設置する自販機を選ぶ際に、意識しておきたいポイントを5つ紹介します。
設置スペースと使用環境を確認する
まず確認すべきは、設置する場所の広さと周辺環境です。以下のポイントを考慮し、安心して設置できるかをチェックしておきましょう。
- 電源の位置
- 床の強度
- 湿度
- 直射日光の影響
なお、自販機本体のサイズだけでなく、扉の開閉や補充作業のためのスペースも必要になります。
利用する人数とニーズに合っているか
社員数や利用頻度によって、必要な商品数や補充頻度も変わります。
少人数のオフィスではスリムタイプの飲料自販機で十分な場合もありますが、大規模な事業所ではドリンク以外に、軽食やフード系のラインナップが求められるケースも少なくありません。
従業員アンケートやヒアリングを実施し、どのような商品が求められているかを把握しておくと失敗が少なくなります。
現金/キャッシュレス決済への対応状況
ICカードやQRコード決済など、キャッシュレスに対応した自販機は近年の主流となっています。特に、現金を持ち歩かない従業員が多い職場では、キャッシュレス対応が自販機の利用率に大きく影響します。
一方で、現金での支払いが根強い環境では、硬貨・紙幣対応のモデルが必要になる場合もあるため、利用者の決済スタイルを考慮して選ぶことが大切です。
自社で運用するか、業者に任せるか
自販機の運用方法にも、いくつかの種類があります。自社で商品を仕入れて運営する場合は自由度が高い反面、手間や在庫管理の負担が発生します。
一方、業者と契約して運用を任せる場合は、補充・清掃・売上管理までを一括で対応してもらえるため、手間を省きたい企業に適しています。
導入後のサポート体制も含めて、無理のない方法を検討しましょう。
長期的に運用できるかも見据える
導入当初だけでなく、長く使っていけるかどうかも重要な視点です。以下のポイントをチェックしておくと、将来的なトラブルや無駄な買い替えを防げます。
- 機械の耐久性
- 保守サポート
- 商品・仕様変更の可否
契約形態も含めて、継続的に安心して使える体制かを確認しましょう。
まとめ
オフィスに自販機を導入することで、従業員の利便性を高めながら、業務の効率化や福利厚生の充実にもつなげられます。
最近では飲料だけでなく、軽食や冷凍食品に対応した自販機も登場し、ニーズやスペースに合わせた柔軟な対応が可能になっています。
導入の際は、利用人数や設置環境などを事前に整理し、自社に合ったスタイルを選ぶことが大切です。
以下の記事で、自販機を設置する具体的な流れを紹介しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>自動販売機設置の流れと費用|成功の秘訣を徹底解説
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