こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
オフィスや施設内で、あたたかいスープを手軽に提供できる「スープの自販機」。
スープはちょっとした栄養補給や小腹満たしにちょうど良く、軽食の代わりとしても使いやすいことから、設置のニーズも広がっています。
とくに寒い季節や空調の強いオフィス環境では、体を温める嬉しい存在となるでしょう。そこで本記事では、スープを扱う自販機の種類や導入のメリットを紹介します。
設置の流れも詳しく解説しますので、スープ自販機の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
スープの自販機とは?
スープの自販機は、あたたかいスープを手軽に楽しめる自動販売機です。食事の一部としても利用されることもあり、「軽食がほしい」「体をあたためたい」というニーズに応えやすいのが特長です。
寒い季節にはとくに人気が高く、温かいメニューが職場や施設にあることで、利用者の満足度を高めることも可能です。
スープといっても種類はさまざまで、以下のようなメニューがあります。
- コーンスープ
- 味噌汁
- ミネストローネ
- クリームシチュー
- 飲むカレー
- チゲ風スープ
また、最近では冷凍やフリーズドライタイプの商品も多く、自販機の形式によって、販売できるスープのジャンルや提供スタイルも変わってきます。
TOUCH TO GO の 無人決済店舗システムは、カメラで人物をトラッキングし、どの棚のどの商品が何個お客様の手に取られたかをセンサーで感知します。
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スープ自販機の主な種類と特徴
スープを扱う自販機といっても、その提供方法や仕組みはさまざまです。設置場所や利用シーンに応じて適したタイプを選ぶことで、より効果的な運用が可能になります。
ここでは代表的な4つのタイプを紹介します。
缶入りスープタイプ
もっとも手軽に導入できるのが、温かい缶入りスープを販売する自販機です。飲料用の自販機と同じような形式で設置できるため、既存のドリンク自販機と並べて設置するケースも少なくありません。
コーンポタージュやコンソメスープなど、冬場の定番商品が中心で、特別な調理や設備を必要とせず気軽に運用できます。
カップ式スープ自販機
その場でカップにスープを注いで提供するタイプで、ドリップコーヒーの自販機に似た仕組みを採用しています。
以下のようなバリエーションがあり、より“できたて感”を演出できるのが魅力です。
- 味噌汁
- 中華スープ
- 洋風スープ
ただし、定期的な清掃や補充が必要なため、ある程度のメンテナンス体制が必要です。
冷凍スープ販売機(パウチタイプ)
真空パウチに詰められたスープを冷凍状態で販売するタイプです。
購入後は自宅やオフィスで湯煎や電子レンジで温めて食べるスタイルで、スープストックやレトルトに近い感覚で利用できます。
商品の入れ替えや補充が比較的しやすく、冷凍品ゆえに賞味期限が長いところも運用面のメリットといえます。
フリーズドライスープ自販機
お湯を注ぐだけで手軽に飲める、フリーズドライのスープを販売する自販機(ショーケース)もあります。
フリーズドライスープを販売する場合は、省スペースかつ電源不要な機種もあり、比較的設置しやすい点が魅力です。
スープ自販機を導入するメリット
スープを提供する自販機は、飲料用とは異なる魅力があり、設置によって得られるメリットもさまざまです。
ここでは、スープ自販機を導入する具体的なメリットを紹介します。
小腹満たしや軽食ニーズに応えられる
スープは「食べる」と「飲む」の中間に位置するような存在で、少しだけ何か口にしたいときにぴったりです。
たとえば、昼食のタイミングを逃してしまったときや、夕方の集中力が切れがちな時間帯に、軽く栄養を補給できる点も魅力。
オフィスや学校、工場などの「飲み物だけでは物足りない」といった声にも応えやすく、スープのように満足感のあるメニューがあると重宝されます。
利用者の満足度アップにつながる
施設や職場にスープの自販機があると、それだけで「気が利いている」と感じる人も少なくありません。
とくに、飲み物しか選べない自販機に比べて、「温かいスープがある」という選択肢の広がりは、日常の小さな満足につながります。
こうした快適さの積み重ねが、職場の居心地や施設への印象に良い影響を与えることがあります。
寒い季節や冷え対策にも最適
冬の朝や冷房の効いた室内で、体が冷えてつらいと感じる方は少なくありません。
そんなときに温かいスープをすぐに飲める環境があれば、冷えをやわらげ、心身のリラックスにもつながります。
とくに女性やシニア層など、「冷え」を気にする人にとっては非常にありがたい存在となるため、寒さ対策の一つとしても導入価値があります。
健康志向や栄養面でもアピールできる
塩分や油分を控えたり、野菜や豆類を取り入れたりと、健康志向に合わせてメニューを展開しやすいのもスープ自販機の特徴です。
近年はカロリーや添加物を気にする人も増えており、そうした層に向けて“体にやさしい選択肢”として提供できるのは大きなメリットです。
「糖質オフ」や「グルテンフリー」などの商品を取り入れることで、企業や施設の健康意識の高さのアピールにもつながります。
飲料系自販機を設置する流れ
スープ自販機を導入する際は、設置場所の検討から運用開始まで、いくつかのステップを順を追って進めていく必要があります。
ここでは、飲料系の自販機を設置する一般的な流れを紹介します。
設置場所を確認する
まず行うべきなのは、自販機を設置するスペースや環境の確認です。
スープを提供する自販機は機種によってサイズや重さが異なるため、設置スペースに十分な広さがあるかどうかを見ておきましょう。
また、「電源の位置」や「コンセントの有無」、「防犯面での安全性」もあわせて確認しておくと安心です。
人の流れや導線も大切なポイントとなるため、実際に利用されるシーンを想定しながら設置場所を選びます。
導入業者に相談する
設置場所がある程度決まったら、自販機の取り扱い業者に相談をします。
目的に合った機種を選ぶためにも、希望する販売スタイルや設置環境の条件をあらかじめ整理しておくとスムーズです。
問い合わせ時には、導入までのスケジュールやアフターフォローについても確認しておきましょう。
契約を締結する
業者との打ち合わせを経て、条件が整えば契約へと進みます。契約時には、以下のような運用面の取り決めも重要なポイントとなります。
- 設置台数
- 設置期間
- 商品の補充・清掃の頻度
導入時だけでなく、設置後の対応についても明確にしておくことで、トラブルのリスク軽減につながります。契約内容に不明点があれば、遠慮なく質問しましょう。
自販機の設置・販売開始
契約が完了すると、定めた日程に合わせて専門のスタッフが自販機を搬入し、設置作業を行います。
動作確認や通信設定などの初期調整が終われば、すぐに稼働を開始できます。
販売スタート後は、補充スケジュールや管理体制を再確認し、運用状況に応じて商品ラインナップや販売方法を調整していくとスムーズです。
スープ自販機の導入時に気をつけたいポイント
スープの自販機は手軽に導入できる反面、運用を長く続けていくためには事前に押さえておきたいポイントもいくつかあります。
スムーズな立ち上げとトラブル防止に向けて、以下の点に注意しましょう。
湿気や温度環境に注意する
スープを取り扱う自販機は、機種によっては温度管理が重要になります。
たとえば、設置する場所の気温が高すぎたり湿気がこもるような環境では、機器トラブルや食品品質の低下につながるリスクがあります。
直射日光の当たる場所や、雨風が直接かかる屋外への設置は避け、安定した環境での稼働を心がけましょう。
衛生面の管理体制を考えておく
スープは液体かつ食品であるため、清掃や管理の体制を事前に整えておくことが不可欠です。
とくにカップ式やパウチ商品の補充を自社で行う場合は、異物混入や賞味期限切れなどを防ぐためのチェック体制が必要になります。
また、利用者が触れる部分も多いため、衛生面への配慮が安心感につながります。設置前に、清掃やメンテナンスの頻度・分担についても明確にしておきましょう。
補充・メンテナンスの動線を確保する
スープ自販機を壁に寄せすぎると、扉が開かなくなったり、通路をふさいで作業がしづらくなったりすることがあります。
こうしたトラブルを防ぐためにも、設置前に周囲の動線を十分に確認しておきましょう。
また、搬入経路や作業スペースの確保についても、あらかじめ業者と共有しておくと安心です。
初期稼働時は利用状況をこまめに確認する
設置後すぐのタイミングでは、「どのスープが人気なのか」や「補充の頻度はどれくらい必要か」といった情報がまだ把握できません。
最初の数週間は売上データをこまめにチェックし、売れ筋に合わせて商品構成を調整していくと、無駄なロスを防ぎながら運営することができます。
場合によっては、予想以上に人気が出る可能性もあるため、柔軟に対応できるよう準備しておくと安心です。
まとめ
スープの自販機は、ただの飲み物では満たせない「もう少し何か食べたい」「体をあたためたい」といったニーズに応えられる存在です。
缶入りやカップ式、冷凍タイプなど提供方法もさまざまで、設置環境や目的に応じたスタイルを選べます。
導入の際は、設置場所や運用体制をしっかり確認しながら、自社のスタイルに合った機種を選択しましょう。
以下の記事で、自販機を設置する流れと費用について詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。
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