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こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。
店舗の省人化や業務効率化を目的に、スマートレジの導入を検討している方も多いのではないでしょうか。スマートレジは会計業務の効率化だけでなく、売上データの分析や在庫管理にも活用できるため、店舗運営の強力な助けとなります。
しかし、導入時にはタブレットなどの端末本体をはじめ、POSシステムや周辺機器の購入・運用に一定の費用がかかる点が課題となりがちです。そこで活用したいのが、国や自治体による補助金・助成金です。
この記事では、2026年にスマートレジの導入で使える主な補助金・助成金と、申請までの流れを解説します。初期費用を抑えてスマートレジを導入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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監修者プロフィール

2019年に株式会社TOUCH TO GOを設立。無人決済店舗システムを提供し、次世代型小売の拡大に取り組んでいる。
目次
スマートレジとは?
スマートレジは、タブレット端末などにPOSレジアプリを導入して利用するタイプのレジです。専用のPOSレジ端末を設置する場合と比べて、設置スペースを抑えやすく、導入しやすい製品もあります。
商品の登録や会計だけでなく、売上データの集計や分析、在庫管理などに対応している製品もあり、店舗運営のさまざまな業務に活用できます。
また、キャッシュレス決済端末やレシートプリンター、バーコードリーダーなどの周辺機器と連携できる製品もあります。必要な機能や機器を組み合わせることで、自店舗に合ったレジ環境を整えやすいシステムとなっています。
スマートレジとPOSレジの違い
POSレジとは、商品の販売情報を記録・管理するPOS機能を備えたレジ全般を指します。一方、スマートレジは、タブレット端末やスマートフォンなどを活用したPOSレジを指すのが一般的です。
そのため、スマートレジは広い意味でPOSレジの一種と言えるでしょう。
スマートレジでできること
スマートレジでは、会計だけでなく店舗運営に関するさまざまな業務を効率化できます。代表的な機能は以下のとおりです。
- 商品の登録や会計
- 売上情報の集計・分析
- 在庫管理
- キャッシュレス決済
- バーコードを利用した商品管理
- レシート発行
- 会計ソフトとの連携
- モバイルオーダーとの連携
また、スマートレジの導入では、タブレット端末やキャッシュレス決済端末、レシートプリンターなどの周辺機器が必要になる場合があります。補助金の利用を検討している場合は、こうした機器が補助対象になるかどうかもあわせて確認しましょう。
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【2026年版】スマートレジに使える補助金・助成金
2026年現在、スマートレジの導入に活用を検討できる補助金・助成金には、いくつかの制度があります。
ここでは、スマートレジの導入に関係する主な4つの制度について、それぞれの特徴を紹介します。
デジタル化・AI導入補助金2026(旧 IT導入補助金)
デジタル化・AI導入補助金は、中小企業や小規模事業者の業務効率化やデジタル化を支援する制度です。
スマートレジの導入では、インボイス対応類型を活用できる場合があります。会計・受発注・決済ソフトなどの導入費用に加えて、レジ端末として利用するタブレットなどのハードウェアも補助対象です。
2026年のインボイス対応類型における主な補助内容は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
| 小規模事業者の補助率 | 最大4/5 |
| ITツール | 最大350万円 |
| PC・タブレット等 | 最大10万円 |
| レジ・券売機 | 最大20万円 |
| 補助対象経費 |
|
出典:スマートレジシステム導入に「デジタル化・AI導入補助金」が活用できます
なお、スマートレジを導入すれば必ず補助を受けられるわけではありません。対象となるITツールとして登録されていることなど、所定の要件を満たす必要があります。
また、ハードウェアについても、対象となるソフトウェアの使用に必要なものなど、補助対象となるための条件があります。そのため、申請前に導入予定のスマートレジや関連するITツールが補助対象になるかを確認しておきましょう。
公式サイト:デジタル化・AI導入補助金2026
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は、持続的な経営に向けて策定した経営計画に基づく販路開拓などの取り組みを支援する制度です。
スマートレジについても、販路開拓や業務効率化などの取り組みの一環として導入する場合、対象となる可能性があります。
令和7年度補正予算の通常枠では、補助率は原則2/3、補助上限は50万円です。特例の要件を満たす場合は、補助上限額が上乗せされます。
| 項目 | 内容 |
| 補助率 | 2/3 |
| 補助上限 | 50万円 |
| インボイス特例 | 補助上限に50万円を上乗せ |
| 賃金引上げ特例 | 補助上限に150万円を上乗せ |
| 主な対象経費 |
|
出典:令和7年度補正予算「小規模事業者持続化補助金(通常枠)」
スマートレジの導入を検討する場合は、単にレジを買い替えるのではなく、経営計画の中で導入目的や販路開拓・業務効率化への効果を明確にすることが重要です。
なお、補助対象となる経費や特例の適用条件は公募回によって異なる場合があるため、申請時は最新の公募要領を確認してください。
公式サイト:【公式】小規模事業者持続化補助金【2026年最新版】
中小企業省力化投資補助金
中小企業省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業等を対象に、省力化につながる設備やシステムの導入を支援する制度です。
スマートレジ関連では、カタログ注文型の製品カテゴリに「自動精算機」や「注文・精算機」「フルセルフレジ」「セミセルフレジ」などが掲載されています。ただし、すべてのスマートレジが対象になるわけではないため、導入したい製品が補助対象として登録されているか確認することが大切です。
カタログ注文型の補助率と補助上限額は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
| 補助率 | 1/2以下 |
| 補助上限額(従業員5人以下) | 500万円(750万円) |
| 補助上限額(従業員6~20人) | 750万円(1,000万円) |
| 補助上限額(従業員21人以上) | 1,000万円(賃上げ要件達成時1,500万円) |
| 補助対象 | カタログに登録された製品等 |
なお、中小企業省力化投資補助金には、個別の現場や事業内容に合わせた設備導入・システム構築を支援する「一般型」もあります。一般型では、補助率や上限額がカタログ注文型とは異なるため、申請する類型に応じて制度内容を確認しましょう。
公式サイト:中小企業省力化投資補助金
業務改善助成金
業務改善助成金は、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げ、生産性向上につながる設備投資などを行う中小企業・小規模事業者を支援する制度です。
スマートレジについても、POSレジシステムの導入による在庫管理の短縮が助成対象経費の例として挙げられているため、導入による業務効率化と賃金引き上げを組み合わせる場合に活用できる可能性があります。
ただし、申請には事業場内最低賃金や賃金引き上げ額などの要件があり、単にスマートレジを導入するだけでは利用できません。詳細は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
| 助成率 | 3/4または4/5 |
| 助成上限額 | 最大600万円 |
| 対象経費 |
|
なお、業務改善助成金は補助金ではなく「助成金」に分類されます。スマートレジの導入に活用できる制度として、補助金とあわせて検討するとよいでしょう。
公式サイト:業務改善助成金
スマートレジの補助金を申請する流れ
スマートレジの導入に補助金を活用する場合、利用できる制度を探したうえで、申請や導入、実績報告などの手続きを進めます。ここでは、一般的な補助金申請の流れを紹介します。
利用できる補助金を探す
まずは、スマートレジの導入に利用できる補助金を探しましょう。制度によって対象となる事業者や設備、申請条件は異なります。
そのため、「レジの導入に使えそう」という理由だけで制度を選ぶのではなく、以下の点を確認しながら利用する制度を決めましょう。
- 自社が対象事業者に該当するか
- スマートレジが補助対象になっているか
- 導入したい機器やソフトウェアが対象経費に含まれるか
- 補助率や補助上限額はいくらか
- 申請期限に間に合うか
利用できる制度を早めに絞り込んでおくことで、その後の準備も進めやすくなります。
公募要領を確認する
利用する補助金を決めたら、公募要領を確認します。公募要領には、以下のような情報が記載されています。
- 対象となる事業者
- 経費
- 補助率
- 申請期限
- 必要書類
特に注意したいのが、交付決定前にスマートレジを購入・契約しないことです。というのも、補助金によっては、交付決定前に発注や契約、購入などを行うと、補助対象外になる場合があるからです。
「先にレジを購入して、後から補助金を申請する」という進め方は避け、必ず公募要領を確認したうえで、定められた手順に沿って手続きを進めましょう。
必要書類を準備する
公募要領を確認したら、申請に必要な書類を準備します。必要書類は制度ごとに異なりますが、事業計画書や申請書、見積書などの提出を求められる場合があります。
また、申請前にアカウントの取得や事前登録などの手続きが必要な場合もあります。書類の準備だけでなく、こうした事前手続きについても確認しておきましょう。
申請期限直前になって準備を始めると、書類の不備や登録手続きなどによって、期限に間に合わなくなる可能性があります。余裕を持って準備を進めましょう。
交付申請を行う
必要書類がそろったら、補助金の交付申請を行います。
申請方法は制度によって異なり、オンラインで手続きを行うものもあります。申請内容や提出書類に不備があると、修正や追加書類の提出を求められる場合もあるため、提出前に内容をしっかり確認しておきましょう。
なお、申請しただけで補助金の利用が確定するわけではありません。審査などを経て交付決定を受けてから、次の手続きに進むことになります。
交付決定後にスマートレジを導入する
交付決定を受けたら、申請内容に沿って補助対象となるスマートレジを導入します。
交付決定後に発注や契約、導入、支払いなどの手続きを進め、補助金ごとに定められた補助事業の期間内に完了させましょう。手続きの順番や期限は制度によって異なるため、公募要領などで確認しておくことが大切です。
また、補助金によっては、導入するスマートレジやITツールが申請時の内容と異なると、補助対象外となる場合があります。申請した内容から変更が生じる場合は、自己判断で進めず、事前に事務局などへ確認しましょう。
実績報告を行う
スマートレジの導入や支払いが完了したら、実績報告を行います。実績報告では、実際に補助事業を実施したことを証明するため、以下のような書類の提出を求められる場合があります。
- 契約書
- 納品書
- 請求書
- 領収書
必要な書類を保管していなかったり、申請時の内容と実際の導入内容が異なったりすると、補助対象として認められない可能性があります。そのため、申請時から導入・支払いまでに発生した書類は、紛失しないよう整理して保管しておきましょう。
実績報告の内容が確認され、補助金額が確定した後、請求などの手続きを行うことで補助金が支給されます。
関連記事>>軽減税率対応レジに使える補助金は?2026年に活用できる制度を紹介

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スマートレジを導入するメリット
スマートレジを導入すると、会計業務だけでなく、売上や在庫の管理など店舗運営に関わる業務も効率化できます。
ここでは、スマートレジを導入することで期待できる主なメリットを4つ紹介します。
レジ業務の負担を軽減できる
スマートレジでは、会計や売上の集計などをシステム上で処理できるため、レジ業務にかかる従業員の負担を軽減できます。
キャッシュレス決済と連携できる製品であれば、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などにも対応しやすく、決済方法ごとの処理を効率化できます。
また、売上データが自動的に集計されることで、営業終了後のレジ締めや売上集計にかかる時間の短縮も期待できます。
売上情報を一元管理できる
スマートレジでは、日々の会計データをシステム上で管理できるため、売上情報をまとめて確認しやすくなります。
商品別や時間帯別などの売上データを確認できる製品であれば、「どの商品が売れているのか」「どの時間帯に来店が多いのか」といった情報も把握できます。
さらに、クラウド型のシステムなら、店舗にいなくてもパソコンやスマートフォンから売上状況を確認できます。複数店舗を運営している場合も、店舗ごとの売上をまとめて管理しやすくなるでしょう。
在庫管理を効率化できる
スマートレジのなかには、販売データと在庫情報を連携できる製品もあります。
商品が販売されると在庫数を自動で反映できるため、手作業で在庫を数えたり、販売数を確認して在庫表に記録したりする作業を減らせます。
在庫状況を把握しやすくなれば、商品の発注や補充の判断もしやすくなります。特に、取り扱う商品数が多い店舗では、在庫管理の効率化につながるでしょう。
人手不足対策につながる
スマートレジによって会計や売上集計、在庫管理などの業務を効率化できれば、従業員がレジ業務にかける時間を減らせます。
セルフレジやセルフ精算に対応したシステムであれば、会計の一部を顧客自身に行ってもらうことで、レジ対応に必要な人員を抑えることも可能です。
限られた人員で店舗を運営している場合は、レジ業務の省力化によって、従業員を接客や商品管理など、より優先度の高い業務へ配置しやすくなります。
このように、スマートレジは会計を行うためだけの機器ではなく、店舗運営全体の効率化や人手不足対策にも活用できます。
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スマートレジの補助金についてよくある質問
スマートレジの導入に補助金を活用する際は、「そもそも対象になるのか」「個人事業主でも申請できるのか」など、さまざまな疑問が出てくるでしょう。
ここでは、スマートレジの補助金についてよくある質問を紹介します。
スマートレジは補助金の対象になりますか?
スマートレジは、補助金・助成金の対象になる場合があります。
例えば、デジタル化・AI導入補助金のインボイス枠(インボイス対応類型)では、会計・受発注・決済などに対応するITツールに加え、レジ端末として使用するタブレットなどのハードウェアも補助対象です。
また、中小企業省力化投資補助金では、自動精算機やフルセルフレジ、セミセルフレジなどが対象となる場合があります。
ただし、すべてのスマートレジが対象になるわけではありません。補助金によって対象となる製品や経費、申請要件が異なるため、導入前に利用する制度の公募要領や対象製品を確認しましょう。
個人事業主でもスマートレジの補助金を申請できますか?
個人事業主でも、補助金の対象となる場合があります。
例えば、デジタル化・AI導入補助金は中小企業・小規模事業者等を対象としており、制度の要件を満たせば個人事業主も申請できます。
ただし、補助金ごとに対象となる事業者の条件が異なります。個人事業主だからという理由だけで申請できるとは限らないため、利用したい補助金の公募要領で対象者の要件を確認しましょう。
スマートレジの補助金はいつまで申請できますか?
スマートレジに利用できる補助金の申請期限は、制度や公募回によって異なります。予算の上限などによって公募期間中に受付が終了する可能性もあるため、利用する制度の最新情報を確認することが大切です。
申請から交付決定、導入、実績報告までのスケジュールも確認し、余裕を持って準備を進めましょう。
まとめ
スマートレジに使える補助金は、制度によって対象となる事業者や製品、経費、補助率などの条件が異なります。利用できそうな制度を見つけたら、公募要領や対象製品を確認し、自社の導入目的や条件に合っているかを確認しましょう。
ただし、補助金は申請すれば必ず受け取れるものではなく、交付決定前の購入・契約が補助対象外となる場合もあります。申請から導入、実績報告までの流れを把握し、必要な準備を早めに進めることが大切です。
補助金の条件と導入スケジュールを確認し、自店舗に合ったスマートレジを無理なく導入しましょう。
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