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【保存版】店舗向けキャッシュレス決済の導入ガイド|費用・手順・おすすめサービスを解説

2025.01.24

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こんにちは。無人決済店舗システムを提供しているTOUCH TO GO 編集部です。

店舗へのキャッシュレス決済導入は、顧客満足度向上と業務効率化に不可欠です。

本記事では、キャッシュレス決済を導入するメリット・デメリット、導入手順などを解説します。

導入におすすめのキャッシュレスサービスもご紹介しますので、最後までご覧ください。

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目次

キャッシュレス決済を導入する企業が増えている背景とは

キャッシュレス決済の導入は、単なる一時的な流行ではなく「社会的背景」や「店舗運営の課題」に深く結びついています。

特に、人手不足の深刻化や顧客ニーズの多様化が進む中で、キャッシュレス対応の必要性を感じる事業者は年々増加傾向にあります。

ここでは、なぜ今多くの企業がキャッシュレス決済の導入に踏み切っているのか、その背景を解説します。

店舗運営の課題とキャッシュレスの関係

近年、飲食店や小売店を取り巻く経営環境は大きく変化しています。特に深刻なのが人手不足の問題です。

近年では新規での採用が難しくなり、既存スタッフの業務負担も増えているなかで、いかに「少人数で効率的に店舗を回すか」が重要なテーマとなっています。

こうした状況下で注目されているのが、キャッシュレス決済の導入です。現金のやり取りにかかる時間や手間を削減できるだけでなく、レジ締めや帳簿管理といった作業の省力化にもつながります。

人員を増やすのではなく、業務を減らす方向にシフトするための手段として、キャッシュレス導入が多くの店舗で選ばれるようになっているのです。

人材難の時代、キャッシュレス導入が注目される理由

慢性的な人手不足が続くなか、店舗運営の現場では「限られた人材でどう業務を回すか」が大きな課題となっています。

特に飲食業や小売業では、レジ業務や現金管理に多くの時間と人手がかかっており、それが従業員の負担増にもつながっています。

こうした状況を受けて、人手をかけずに店舗運営を効率化できる仕組みとしてキャッシュレス決済が注目されているのです。

ここでは、実際にどのような形で省人化に貢献できるのかをみていきましょう。

レジ・現金管理にかかる人手を削減できる

現金での会計は、支払い受付・お釣りの準備・レジ締め・入金処理など、複数の工程を必要とします。これらをすべて従業員が行う場合、1日あたりのレジ関連作業だけで1〜2時間を費やすこともあります。

キャッシュレス決済を導入すれば、これらの作業の多くが不要になります。決済は端末操作で即時完了し、売上データも自動的に記録されるため、作業時間だけでなく人的ミスも減らせます。

その結果、限られた人数でも円滑に店舗を回せるようになり、人手不足の影響を最小限に抑えることができます。

外食・小売業で進む省人化の動き

外食業界や小売業界では、人材確保の難しさが新たなサービス導入の後押しになっています。

例えばファストフード店やセルフレジ対応のスーパーでは、既にキャッシュレス決済を前提とした業務設計が進んでいます。

また、近年ではレジなしコンビニや無人カフェといった「完全省人型店舗」も登場しており、キャッシュレス決済はその中核技術として活用されています。

人件費を抑えながら接客や商品提供の質を維持するためには、キャッシュレス対応が不可欠なインフラといえるでしょう。

こうした動きは都市部に限らず、地方の小規模店舗や観光地の土産店などにも広がっており、「人がいなくても運営できる仕組みづくり」の一環として、今後さらに普及が進むと考えられます。

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キャッシュレス決済を導入する6つのメリット

キャッシュレス決済を導入する主なメリットは、下記の6つです。

  • レジ業務の簡易化につながる
  • 売上管理の簡易化につながる
  • 現金管理業務が効率化できる
  • 客単価の向上が期待できる
  • 会計スピードの向上による回転率アップ
  • インバウンド対応にも有効

それぞれのメリットを詳しく解説します。

レジ業務の簡易化につながる

キャッシュレス決済の導入は、レジ業務を簡易化します。現金での支払いの場合、お客様からの現金の受け取り、お釣りの準備とお渡し、レジ締め時の現金照合など、多くの作業が必要です。

一方、キャッシュレス決済であれば、これらのステップを省略し、決済端末による簡単な操作で支払いが完了します。

これにより、レジ担当者の業務負担が軽減されるだけでなく、お客様を待たせる時間も短縮され、店舗の回転率向上にもつながります。

売上管理の簡易化につながる

キャッシュレス決済を導入すると、売上データが自動的に記録されるため、日々の売上管理が楽になります。

現金決済の場合、レジ締め後に手動で売上を集計し、帳簿に記録する必要があります。この作業は時間と手間がかかり、計算ミスなどのリスクもあるでしょう。

しかし、キャッシュレス決済であれば、決済データはシステム上で一元管理されるため、リアルタイムでの売上状況の把握や、過去のデータ分析が容易になります。これにより、経営判断の迅速化や戦略立案に役立ちます。

現金管理業務が効率化できる

店舗における現金管理は、紛失や盗難のリスクが常に存在します。また、銀行への入金作業や現金の準備など、多くの手間も発生します。

キャッシュレス決済を導入すれば、これらのリスクや手間を大幅に削減可能です。

また、現金の取り扱いが減ることで、従業員の負担が減り、より重要な業務に集中できます。

客単価の向上が期待できる

キャッシュレス決済を導入すると、支払い時の心理的なハードルが下がり、「ついで買い」や「ワンランク上の商品」の選択につながりやすくなるとされています。

特にQRコード決済や電子マネーは、財布を開かずに支払いを完了できるため、「現金残高を気にしない買い物」がしやすくなる傾向があります。

また、キャッシュレス対応はポイント還元やキャンペーンとも相性が良く、お得感が購買意欲を後押しする効果も期待できます。

これにより、来店頻度の向上とあわせて、客単価そのものの底上げにもつながります。

会計スピードの向上による回転率アップ

キャッシュレス決済の導入により、現金の受け渡しや釣銭の確認といった作業が不要になるため、会計にかかる時間を大幅に短縮できます。

とくにランチタイムなどの混雑時において、スムーズな会計は顧客満足度の向上にも直結します。

スピーディな決済によって、回転率の向上と売上アップの両方が見込めるのは大きなメリットといえるでしょう。

インバウンド対応にも有効

訪日外国人観光客の多くは、現金よりもクレジットカードやモバイル決済を主に利用する傾向があります。

特にアジア圏からの旅行者は「Alipay」や「WeChat Pay」などのQRコード決済を使うケースが多く、これらに対応している店舗は集客面で有利になります。

一方で、現金しか使えない店舗は、「買いたくても買えない」という機会損失を生みやすくなります。

インバウンド需要を確実に取り込むためにも、複数の決済手段に対応しておくことは非常に重要です。

キャッシュレス決済を導入する5つのデメリット

キャッシュレス決済を導入する主なデメリットは、下記の5つです。

  • 初期費用・ランニングコストが発生する
  • 従業員教育が必要となる
  • システムトラブルのリスクがある
  • 入金されるまでに時間がかかる
  • 高齢者やIT機器が苦手な層への対応が必要

それぞれのデメリットを詳しく解説します。

初期費用・ランニングコストが発生する

キャッシュレス決済を導入するためには、決済端末の購入費用や、決済サービス会社への手数料などの初期費用やランニングコストが発生します。

とくに中小規模の店舗にとっては、これらの費用が経営を圧迫する可能性があります。

初期費用を抑えるためには、補助金や助成金の活用、自店舗の予算内で利用できるサービスの選定が不可欠です。

キャッシュレス決済の導入費用・ランニングコストについて、以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事>>キャッシュレス端末とは?種類別の特徴・導入費用・補助金まで徹底解説

また、セルフレジ導入にかかる費用を知りたい方は、下記をご覧ください。
関連記事>>セルフレジ導入価格を徹底解説|具体例や初期費用のおさえ方も紹介

従業員教育が必要となる

キャッシュレス決済を導入すると、従業員は新しい決済システムの使い方を学ぶ必要があります。端末の操作方法や、トラブル発生時の対応など、従業員への教育が不可欠です。

また、お客様からのキャッシュレス決済に関する問い合わせにも対応できるように、十分な知識を身につけておく必要があります。

従業員教育を怠ると、業務の混乱を招いたり、お客様に迷惑をかけたりする可能性があります。

システムトラブルのリスクがある

キャッシュレス決済は、システムに依存するため、システム障害やネットワークの不具合が発生した場合、決済が一時的に利用できなくなるリスクがあります。

このようなトラブルが発生すると、店舗の営業に支障をきたす可能性があります。

また、個人情報漏洩のリスクも考慮しなければなりません。そのため、システムトラブルが発生した場合の対応策の検討、セキュリティ対策の徹底が不可欠です。

入金されるまでに時間がかかる

キャッシュレス決済では、売上が即時に現金として手元に入るわけではなく、サービスごとに決まった入金サイクルに沿って振り込まれる仕組みです。

とくに、月1回や月2回といったサイクルの場合、売上金が実際に入金されるまでに日数がかかるため、資金繰りに影響を与える可能性があります。

仕入れの支払いや家賃・人件費の支払いタイミングと”ずれ”があると、キャッシュフローの管理が難しくなるかもしれません。

こうしたリスクを軽減するためには、「入金スピードが早いサービスを選ぶ」、もしくは「現金とキャッシュレスを併用する」などの工夫が必要です。

高齢者やIT機器が苦手な層への対応が必要

キャッシュレス決済が主流になりつつあるとはいえ、高齢者層やIT機器に不慣れな人にとっては、使い方が分かりづらいという声も少なくありません。

操作に戸惑う場面が多いと会計に時間がかかってしまい、かえって混雑を招いてしまう可能性もあります。

こうしたケースに備えて、現金での支払いにも対応することや、「操作が不安な方はスタッフへお声がけください」などの案内表示を店頭に設置することが有効です。

幅広い世代が安心して利用できる環境を整えることで、顧客が足を運びやすくなります。

キャッシュレス決済の種類とそれぞれの特徴

キャッシュレス決済と一口に言っても、その仕組みや使い勝手はさまざまです。店舗にとっても、どの決済手段を導入するかは顧客層や業態に合わせて慎重に検討すべきポイントです。

ここでは、代表的な3種類のキャッシュレス決済についての特徴と、導入時に押さえておきたい点を紹介します。

クレジットカード決済

クレジットカード決済は、もっとも普及しているキャッシュレス手段のひとつです。Visa・Mastercard・JCBなどの主要ブランドに対応することで、幅広い世代の利用者に対応できます。

決済はカードリーダーを使って行い、売上はカード会社から後日入金される仕組みです。

利用者にとっては手持ちの現金がなくても買い物ができ、店舗側にとっても客単価の高い決済手段として期待される傾向があります。

ただし、カード会社への決済手数料が発生するため、利益率の低い業種では導入判断が必要です。

電子マネー決済

SuicaやPASMO・楽天Edy・nanaco・WAONなどに代表される電子マネーは、ICカードやスマートフォンを端末にタッチするだけで決済が完了する利便性の高さが特徴です。

決済が非常にスピーディーで、サインや暗証番号の入力が不要なため、レジの回転率を重視するコンビニやフードコートなどでの導入実績が豊富です。

一方で、利用者が事前にチャージを必要とするプリペイド型が多いため、高額商品の購入にはあまり向いていないという側面もあります。

小売や飲食など、日常利用が多い業種と相性が良い決済手段といえるでしょう。

QRコード決済

スマートフォンを使って決済を行うQRコード決済は、近年急速に普及している方式です。代表的なサービスとして、以下が挙げられます。

  • PayPay
  • 楽天ペイ
  • d払い
  • au PAY

QRコード決済は、初期コストがほとんどかからず、スマートフォンとインターネット環境があれば始められる手軽さが魅力です。

キャンペーンやポイント還元を通じて集客効果が期待できる一方で、スマホ操作に慣れていない年配層や、通信環境に左右されやすいというデメリットもあります。

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導入におすすめのキャッシュレスサービス5

おすすめのキャッシュレスサービスを厳選して5つご紹介します。

  • TTG-MONSTAR
  • PayPay for Business
  • Airペイ
  • Square
  • STORES

それぞれのサービスの特徴をご紹介します。

TTG-MONSTAR

TTG-MONSTARは、さまざまなキャッシュレス決済に対応できるマルチ決済サービスです。クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済など、幅広い決済方法を1つの端末で利用できます。

導入費用を抑えたい店舗や、複数の決済方法に対応したい店舗におすすめです。また、売上管理や分析機能も充実しており、経営効率化にも役立ちます。

導入から運用まで、専任の担当者がサポートしてくれるため、初めてキャッシュレス決済を導入する店舗でも安心です。


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PayPay

PayPayは、日本国内で高い認知度と利用率を誇るQRコード決済サービスです。スマートフォン1台で支払いが完結する手軽さから、若年層を中心に幅広い世代に支持されており、日常的な買い物や飲食シーンでの利用が広く定着しています。

店舗側は「PayPay for Business」という専用ツールを通じて、導入から売上管理までを一括で行うことができます。初期費用も不要なため、手軽に導入できるのが大きな魅力です。

また、アプリ内に店舗情報が掲載されることで、PayPayユーザーからの集客も期待できる点がメリットのひとつです。

Airペイ

Airペイは、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、主要なキャッシュレス決済に対応した決済サービスです。iPadまたはiPhoneと専用のカードリーダーがあれば、簡単に導入できます。

操作も簡単で、従業員の教育コストも抑えられます。そのため、中小企業や個人商店など、小規模店舗におすすめのサービスです。

Square

Square(スクエア)は、シンプルな料金体系と迅速な入金サイクルが特徴のキャッシュレス決済サービスです。

スマートフォンやタブレットに専用のリーダーを接続するだけで利用でき、初期費用もほとんどかかりません。決済端末は小型で、スペースを取らずに設置できる点も魅力です。

POSレジアプリやオンラインストア機能も無料で提供されており、対面販売とネット販売を組み合わせて活用したい事業者に向いているサービスです。

STORES

STORESは、オンライン販売「STORES.jp」のリアル店舗向けサービスです。タブレットとカードリーダーを使って、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済に対応可能です。

シンプルな画面設計と使いやすさが好評で、キャッシュレス導入が初めての店舗でも安心して始められます。

また、STORESブランドの一貫したデザインと使い勝手により、オンラインとオフラインの両方でブランドイメージを統一したい事業者にもおすすめです。

キャッシュレス決済サービスやおすすめのセルフレジについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

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キャッシュレス決済導入の成功事例

「神辺天然温泉 ぐらんの湯」は、温浴・お食事処・売店に計5台のTTG-MONSTARを導入しました。用途は下記の通りです。

  • 温浴エリア:入館受付をセルフ化
  • お食事処:メニュー選択から決済までをセルフ化
  • 売店・ボディケア:セミセルフレジとして活用

TTG-MONSTARは多機能性と汎用性が特徴で、上記のように用途に合わせた使い分けが可能です。結果として、顧客の利便性向上・スタッフの業務効率化につながりました。

キャッシュレス決済の導入成功事例を詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。

関連記事>>事例インタビュー

キャッシュレス決済の導入手順【6STEP】

キャッシュレス決済の導入手順は、下記の通りです。

  1. 導入方法の選択
  2. キャッシュレス決済サービスの選定
  3. 申し込み
  4. 審査
  5. 決済端末の設置
  6. 運用開始

それぞれの手順を詳しく解説します。

①導入方法の選択

まず、どのキャッシュレス決済を導入するかを検討する必要があります。

クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済など、さまざまな種類があります。店舗の顧客層や業態、予算などを考慮し、最適な導入方法を選択しましょう。

また、導入方法によっては、決済端末の購入や設置が必要になるため、事前に必要な準備を確認しておきましょう。

セルフレジの種類を詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。

関連記事>>セルフレジの種類完全ガイド!選び方と導入成功のポイントを解説

②キャッシュレス決済サービスの選定

導入方法が決まったら、具体的なキャッシュレス決済サービスを選定します。

各サービスによって、手数料や対応している決済方法、サポート体制などが異なります。複数のサービスを比較検討し、自店舗に最適なサービスを選びましょう。

初期費用やランニングコストだけでなく、導入後の運用サポート体制も重要な選定ポイントです。

③申し込み

利用するキャッシュレス決済サービスが決まったら、サービス会社に申し込みを行います。申し込みの際には、店舗情報や口座情報などの書類提出が必要です。

また、審査には数日から数週間かかる場合があります。そのため、導入までに余裕を持って申し込みをしておきましょう。

④審査

キャッシュレス決済サービス会社は、申し込み内容に基づいて審査を行います。審査では、店舗の経営状況や信用情報などがチェックされます。

審査に通ると、決済サービスの利用が可能です。審査に通らなかった場合は、再度申し込みを行うか、他のサービスを検討する必要があります。

⑤決済端末の設置

審査に通ると、決済端末が送付されます。決済端末の種類によっては、設置工事が必要な場合もあります。

決済端末の設置が完了したら、設定を行い、実際に決済ができるかテストを行いましょう。設定方法がわからない場合は、サービス会社に問い合わせてサポートを受けましょう。

⑥運用開始

決済端末の設置と設定が完了したら、キャッシュレス決済の運用を開始します。従業員に対して、決済端末の操作方法やトラブル時の対応などを教育し、スムーズな運用を目指しましょう。

運用開始後は、決済状況や顧客の反応などを定期的に確認し、必要に応じた改善策の実施が重要です。

キャッシュレス決済の導入にかかる費用とランニングコスト

キャッシュレス決済の導入には、初期費用や毎月発生するランニングコストが伴います。

導入時にどのくらいの費用がかかるのか、継続的に必要なコストはどれくらいかを把握しておくことで、無理のない導入計画を立てやすくなります。

ここでは、キャッシュレス決済の導入時に発生する初期費用と、ランニングコストの内訳を解説します。

初期費用の内訳

キャッシュレス決済を導入する際に発生する初期費用には、主に以下のような項目があります。

まず、決済端末の購入費用が必要です。クレジットカードや電子マネーを読み取るためのリーダーで、1台数万円程度が相場です。場合によっては、キャンペーンなどで無料提供されることもあります。

初期登録料や事務手数料が必要なサービスもありますが、最近ではこれらの費用がかからない事業者も多く、比較的手軽にスタートできる傾向があります。

また、POSレジやタブレットと連携させる場合、専用アプリのインストールや周辺機器の費用が発生することもあります。

導入規模やサービス内容によって大きく変動するため、事前の見積もり確認が大切です。

ランニングコストの目安

キャッシュレス決済の運用には、毎月継続的に発生するランニングコストも考慮する必要があります。

主な費用は決済手数料で、これは決済金額に対して一定の割合が差し引かれる仕組みです。

たとえば1か月の売上が100万円で手数料が3.25%の場合、32,500円が手数料として差し引かれる計算です。

手数料率は導入する決済サービスによって異なるため、複数のサービスを比較しておくことが大切です。

そのほか、サービスによっては「月額利用料」や「振込手数料」が別途発生する場合もあります。

コストを最小限に抑えたい場合は、月額無料・振込手数料無料のプランを提供しているサービスを選ぶとよいでしょう。

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小規模店舗がキャッシュレスを導入する際のポイント

小規模店舗にキャッシュレス決済を導入するにあたり、資金や手続き面で不安を感じる方も少なくありません。

しかし、最近では個人事業主でも扱いやすいサービスや支援制度も増えてきており、上手に活用すれば無理なく導入可能です。

ここでは、スムーズに導入するためのポイントを3つ紹介します。

シンプルなサービスを選ぶ

小規模な店舗では、初期費用や機器の設置スペースが限られていることも多いため、シンプルな決済サービスが有力な選択肢となります。

とくに操作が直感的なサービスであれば、従業員への教育コストも抑えられます。

補助金制度を活用する

キャッシュレス決済の導入に不安がある場合、国や自治体が実施する補助金制度を活用する方法もあります。

これは、中小企業や個人事業主のデジタル化を支援する制度で、POSレジやキャッシュレス端末の導入費用、システム利用料の一部が補助される仕組みです。

補助率や補助額は数万円から数百万円まで、補助金ごとに設定されており、要件を満たせばかなりのコスト削減が期待できます。

まとめ

キャッシュレス決済の導入は、店舗の業務効率化、売上管理の簡略化、顧客満足度向上など、さまざまなメリットをもたらします。

一方で、初期費用やランニングコスト、システムトラブルのリスクなどのデメリットも存在します。

導入を検討する際には、自店舗の分析と最適なサービスの選択が不可欠です。導入を検討している店舗は、ぜひこの記事を参考に、キャッシュレス決済の導入を進めてみましょう。


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